はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

ほやほや・・・ほうやったんや・・・

2011-01-09 | ジェンダー関連

2011年1月9日(日曜日)
朝からトイレ直行便が急増・・・
風邪がまだ、わたしの身体に居座り続けているようだ。

インフルエンザやノロウイルスでないことが、せめてもの救い。

身体のあったまるもんを食べなきゃ・・・
と、熱々のうどん入りチゲを選んだわたしはほんとうに
おバカさんだ。
とうがらしのおかげで、またもやトイレへ駆け込むことになるなんて・・・

おなかの中は、スッカラカンになったのに、ポッコリおなかは
すこしもへこまない・・・
で、気分がへこんでしまったわたしです。

健さんは本町区の新年会に出席。
お神酒をいただいて、すっかり出来上がってしまった健さん・・・
新年会でのアレコレを、とうとうとまくし立てておりました。

生まれたときから本町に住んどるのに、
俺のことを知らん奴がおった!
しかも、横の人があの人は、市会議員の今大地はるみさんの
だんなさんやで・・・と教えていたのが
もひとつ、気に入らんかったようです。

「俺さまの嫁」というシチュエーションをなかなかに
捨てきれないのかも・・・
最近はかなり、がんばってはいる健さんですが、
酔っぱらっちゃうと、時々、顔を出すジェンダーバイアス・・・

さて、ジェンダーがでてきたところで、
朝日新聞の20011新年企画「ふくい独立考」の第1回の記事を
アップします。

http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000411101080001

ふくい独立考 検証「ほやほや国」:1

1:政治体制/待たれる女性の進出


政策決定に女性が参画できる措置を講じなさい――。
福井県が「ほやほや国」として独立すると、
国連の女性差別撤廃委員会から勧告を受ける羽目になるかもしれない。
38議員の旧福井県議会、改め「ほやほや国会」に女性は1人もいない。
全国で唯一、女性都道府県議がゼロだった旧福井県は独立後、
女性国会議員がいない10カ国・地域に名を連ねる。
仲間はサウジアラビアやオマーンなど=グラフ=だ。
サウジアラビアはイスラム教を国教とし、女性は「守られるべき存在」とされる。
外務省によると、国会に相当する諮問評議会は国王兼首相が任命。
女性は後見人の男性なしに原則、国外に出られず、
車の運転免許の取得も禁じられているという。
他方、女性議員の比率1位は、03年制定の憲法に
「定員80人のうち、少なくとも24人(30%)は女性を選ぶ」と
クオータ(割り当て)制を明記したルワンダで56・3%。
上位に、比例代表制の候補者名簿や実際の議席で
性別のバランスをとっている国が並ぶ。
そもそも日本国自体、衆議院の女性議員は11・3%と、
世界平均の19・4%を下回る。
09年夏、国連の女性差別撤廃委員会から
「政治的・公的活動への女性の参画を拡大する措置」などを求める勧告を受けた。


     ◆


そんな日本で旧福井県は、共働き率(58・2%、05年国勢調査)も、
女性の有業率(53・4%、07年就業構造基本調査)も、日本一だった。
「女性の社会進出」をリードしたはずだが、管理職に占める女性の割合は、
9・38%(05年、国勢調査)で最下位に甘んじた。
「福井の女性は自分のため、自立のためではなく、家族のため、
家のために働く人が多い」と、敦賀市議の今大地晴美さん(60)は指摘する。
1999年の統一地方選で初当選。
長らく夫と営む「おでん屋の女将(おかみ)」で自分の「財布」を持つことがなかった。
立候補を伝えた際に「店をつぶす気か」と言った夫の同意を取り付け、
高速バスで名古屋へ女性向けの議会や選挙の講座に通った。
議員になり、
「地域の問題の当事者には女性が多い。
『私がこうだった』という声を、政治に届ける役割は重要だと痛感した」と振り返る。


     ◆


女性政策研究家で、全国フェミニスト議員連盟の三井マリ子さん(62)は
「個人の問題と思われていたことを政策課題にすること」を、
女性議員の可能性の一つに挙げる。
87年から東京都議を2期つとめた。
DV、育児、介護。「ハラスメントを受けながら女性議員がする質問が、
命を大切にする政治につながる」という。
実例がクオータ制の先進地・ノルウェーだ。
88年に男女平等法を改正し、公的決定機関に一方の性が
40%以下となってはいけないとした。
現在ほとんどの党が、候補者リストで両性とも40%を上回るようにしている。
三井さんによると、73年に5%だった保育園に通う子は、
2009年に87%に。
現在、高齢者介護は24時間サービスで、妊娠・出産費用は無料。
合計特殊出生率はほやほや国の1・55を上回る1・88だ。


     ◆


00~03年に県議だった和田高枝さん(69)は、自身の主な仕事を
「高校の校長に女性がいないと何度も指摘したこと」と話す。
任期中の02年、初の女性校長が誕生。
現在、県立高の校長40人中、女性は9人に達した。
元は福井市職員だった。
課長が「ちょっと集まって」と声をかける打ち合わせに、女性は呼ばれなかった。
和田さんは「私も職員。仕事に必要」と積極的に輪に入った。
男性だけ昇格していくなか、助役にかけあい、長年主査にとどまっていた
四十数人の女性の昇格を実現させた。
00年に同市役所で女性初の部長級に。
「やる気ですよ」と笑う和田さんは
「議会に出てきた女性のパワーは、年功序列や昇進を当然としてきた
男性に刺激を与えることでしょう」と話す。
ほやほや国を暮らしやすくするため、女性の政界進出が待ち望まれる。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 環境省の手引きが公表される... | トップ | 寒行 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ジェンダー関連」カテゴリの最新記事