10日ぶりにリハビリ。
肩を上げ下げするたびに、ゴリッ! ゴリッ!と音がするぐらい
凝り固まっている身体をほぐしてもらった。
身体も目つきも心までもが、トロ~ン・・・
お昼過ぎに健さんの車で帰途につく。
武生インターから高速を使った。
道の両脇には、ねむの木が淡いピンクの花をつけて
ねんねんねむの木・・・
とまるで、子守歌をうたっているように揺れている。
ねむの木は、日が落ちると眠るように葉を閉じることから
その名がついたという。
そして、夜のとばりが下りるころ、淡いピンクの花が開く。
なんだか艶めかしい・・・と思ったら
紀女郎(いらつめ)の歌にあった。
昼は咲き 夜は恋ひ寝る 合歓木のはな
君のみ見めや 戯奴(わけ)さへに見よ
恋人同士が抱きあうさまを、合歓の木に重ね合わせているという。
中国では夫婦和合の木と言われている。
花の物語は、奥が深い・・・
今夜は子守歌など、口ずさみませうか・・・