2010年3月7日(日曜日)
明日は、愛しの健さんの59回目の誕生日・・・
昔の「恋」という字は「戀」
愛し(糸し)愛し(糸し)と言う心・・・と覚えたそうです。
桜もちょっと、粋に・・・「櫻」
二階(貝・貝)の女が気(木)にかかる・・・なんてね
愛は真心、恋は下心・・・
なんてことも聞いたことがありますよね・・・
愛の字には真ん中に心があって、
恋には下に心があるからだとか・・・
日本史の年号は語呂合わせで覚えました・・・
昨日は姪っ子から新しいのを教えてもらったばかり。
イチゴパンツ(1582年)なんだそうです・・・本能寺の変は・・・
ひとよひとよにひとみごろ・・・
人並みにおごれやおなご・・・
富士山ろくオーム鳴く・・・
で、いまやそれがなんの語呂合わせだったのかさえ
定かでないのが、ちと哀しい・・・
さて、明日は早朝から病院なので、
昨日の読売新聞の記事をアップしておしまい・・・
健さんはひとり淋しく、お誕生日・・・
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20100305-OYT8T01342.htm
<40年目の原発 第2部 共生の代償>
(2) 自治体に匿名巨額寄付
「寄付金 予算現額1万円 収入済額10億2191万2800円」
美浜町の2007年度一般会計決算書。
歳入項目を見ると、07年2月の当初予算段階では
たった1万円だった寄付金の額が、
08年秋の決算公表段階で一気にはね上がっていた。
07年度の歳入総額は77億4321万円。
その13%にあたる寄付金が当初予算計上後に
補正されることもなく、突如として決算書に登場する。
06年度も同様に、3億1519万円もの寄付金が
決算書でいきなり記されている。
副町長の中村春彦(64)は「出納整理期間に寄付を受けると、
決算書のみに記載する。
本来は年度内に受ける予定だったが、
寄付の相手方の都合もあって遅くなり、
各年度の3月補正予算までに計上できなかった」と説明する。
だが、寄付者名を問うと、
「それは答えられない」と口を濁した。
巨額にもかかわらず、匿名で、なおかつ
表に表れにくい形で行われている極めて奇妙な寄付行為。
関係者の話を総合すると、大半が
美浜原発1~3号機(美浜町丹生)を運営する
関西電力によるものだ。
ただし、町が多額の寄付を受けるのは珍しいことではない。
「美浜町行政史」などによると、
各年度決算における寄付金額は、町が発足した
1954年度から60年度までは多くても
716万円だったのに、61~70年度は
1174万~2485万円と急増。
71年度3億2910万円、72年度6799万円、
73年度1億425万円と、目立って高額の年もある。
金額が大きい年度は、町内での原発建設決定(62年)、
美浜1号機の営業運転開始(70年)といった動きと重なる。
関電原子力事業本部(同町郷市)は
「一般論として、必要に応じて地域社会に適切な協力を行っている」
とするものの、寄付行為については否定も肯定もしなかった。
国や県からの助成を得られにくい道路や施設などの整備を、
電力事業者からの匿名寄付をもとに行う例は、
他の原発立地自治体でも頻繁にある。
美浜町議の経験もある脱原発団体メンバーの
松下照幸(61)(同町新庄)は
「巨額の寄付が自治体や議会の力量を弱める結果になっている。
出所を明らかにできない金でまちづくりを進めても、
本当に住民の幸せにつながるのか」と疑問を投げかける。
出納整理期間の寄付について、中村は
「議会のチェックを経ておらず、“寄付隠し”と
受け取られても仕方がない。
2度とこういった形の寄付は受けないと思う」と釈明。
だが、電力事業者からの寄付自体は否定しなかった。(敬称略)
■出納整理期間
地方自治法の規定などにより、地方自治体が年度ごとの
会計を事務処理する期間。
予定している入金・出金が年度内にすべて終わるとは
限らないため、翌年度の4月1日~5月31日に設定されている。
2006年に財政破綻(はたん)が明らかになった北海道夕張市は、
この期間の一時借入によって収支不足を補う手法を重ね、
財政赤字を膨らませていった。
(2010年3月6日 読売新聞)