企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

京町屋buson

2004年09月11日 | 和の話(呉服業界など)
烏丸仏光寺を西へ入ったところ、30メートルくらい。左側に啓明商事という会社がある。
ここが、週末、この建物である町屋を開放している。平日は、呉服屋さんの商売をしているところだとのことだが、平日そこがどうなっているのかはわからない。その開放されている町屋を見てきた。普通に、家だった。だが、150坪という敷地において、縦が60メートル近くという、誠に京らしい建物だ。
中には、庭が3つある。坪庭が二つと、ちょっと大きめの庭がひとつ。ほかに蔵もあるし、調理場もある。調理場の天井がとても高いのもびっくりした。去年まで、会長さん(野瀬さんという方)が本当に住まわれていたという。町屋を案内してくれて、その上、お茶まで出してくれる!!なんと、懐の深いこと。家の説明も熱心にしっかりとしていただいた。おもてなし、を感じたひとときだった。
まぁ、店頭にあたる場所では、和装小物を売っており、結局は、センスを一本買ってきたのだが。。
この扇子が、また、面白いものである。表裏の両面。どちらにも、京の通りの歌が書いてある。
「まるたけえびすにおしおいけ、あねさんろっかくたこにしき、しあやぶったかまつまんごじょう、せったちゃらちゃらうおのたな、ろくじょうさんてつとおりすぎ、ひっちょうこえればはっくじょう、じゅうじょうとうじでとどめさす」
「てらごごふやとみやなぎさかい、たかあいひがしくるまやちょう、からすりょうがえむろころも、しんまちかまんざにしおがわ、あぶらさめがいでほりかわのみず、よしやいのくらおおみやへ、まつひぐらしにちえこういん、じょうふくせんぼんさてはにしじん」
なんて書いてあるのだ。なかなか覚えられなかったこの通り名。扇子を持ち歩けば覚えられるかも。。いいもん見つけました。こんど、平日のぞいてみようかな(;^^)
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