呉服関係の話し、といっても生産者の話なんですが、絹扇(きぬおうぎ)を読みました。富山の話なんですが、バッタン機から、機械織、そして電動へという、技術革新の中、ある女性がどう生きてきたのか、というストーリー。きものに興味がある人なら、苦なく読めるのかな?と思いました。
市亀の事を書いた「むろまち」という小説も、それはそれで面白かったのですが、絹扇の方が、商売だけではない、いろんな人生のイベントでの主人公の動きなど、小説としてはより完成度が高いのかな、と思ったものです。
数日かけて、ちょっとずつ読んでいったのですが、この本、一気に読むのは重たいかもしれませんね。ただ、先が知りたくて読んでしまう、そんな司馬遼太郎著作のような読後感がありました。たまには、違う世界の違い著者の本も読んでみてはいかがでしょう?
市亀の事を書いた「むろまち」という小説も、それはそれで面白かったのですが、絹扇の方が、商売だけではない、いろんな人生のイベントでの主人公の動きなど、小説としてはより完成度が高いのかな、と思ったものです。
数日かけて、ちょっとずつ読んでいったのですが、この本、一気に読むのは重たいかもしれませんね。ただ、先が知りたくて読んでしまう、そんな司馬遼太郎著作のような読後感がありました。たまには、違う世界の違い著者の本も読んでみてはいかがでしょう?
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