企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

ハカることの意味

2010年05月19日 | 本の紹介(ビジネス)
仕事で感じることとして、多くの方が、ハカることが嫌いか苦手、ということがあります。あくまで印象ではあるので、実際は、皆さんハカること大好きなのかもしれません。
いや、正確には身の丈についてはハカって比べるのは皆さん大好きなんですよね。尺度が自分勝手なだけで、常にいろいろハカって比べてるわけです。なのに、客観的(といっても、純粋に客観っていうのはないわけなんですが)な秤は嫌うというか、そうした指標を一面的だと毛嫌いしていないかな?と感じます。
私なんかは、尺度は多いほうがよい、と思うほどです。仕事の上ではいろんなハカり方があります。だから、たくさんの指標を作ることはできる。
それらが、少しずつ組み合わさって結果に結びついているんですね。ごく一部の指標だけが結果の指標であって、多くのハカったものはプロセスの指標なんですよ。
だから、そうしたプロセスの秤をたくさん持って、見ていってあげればよいと思うんですが。。
そうすれば、より多くの人を褒めてあげられる!!モチベーションアップにつながりますものね。限られた指標で判断しようとするから、不平不満も多くなるわけで。結果のところではこうだけれど、プロセスについても見ていて、そのところは評価しているよ!って言ってあげられるとよいんだと思います。
で、この紹介する本は、ハカることについてのアイディアをいろいろ与えてくれる本です。読み物としても楽しめますよ★


ハカる考動学
三谷 宏治
ディスカヴァー・トゥエンティワン

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