企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

スーパーの弁当の不思議・・・

2006年10月18日 | 企業の一般的な話
仕事の関係もあって、スーパーの惣菜を買うことが多い。私はできるだけ、主食と副菜をわけて買うようにしている。というのは、スーパーに売っている弁当の類があまり好きではないからだ。私は、お米よりもおかずをいろんな種類、食べたい人だ。しかし、スーパーで売っているお弁当の多くは、ほか弁やほっかほっか亭と同様に、単品主義の弁当が多い。大量のご飯に、揚げ物がメインで、あと漬物だけ、みたいなものから、加えてポテトサラダか時代を感じさせる様な似非ナポリタンスパゲッティが入っているものまで。まぁ、たいていそんな内容だろう。一方、幕の内という名前がついた弁当もあるが、焼き魚の切り身、ちょっとした煮物、そしてお決まりの俵型ごはんがあるくらいで、これもおかずの食材が多くない。
一方、出張でよく移動するが、最近の駅弁は幕の内でも種類が増えてきた感じがする。しかし、それにともなって値段も上がってきている。1000円が普通なのが信じられない。しかし、それしか入手できないときは、渋々1000円強の幕の内を選択することになる。(JR東日本の駅で売っている、極附弁当や、大人の休日(まだあるのかな?)、北海味メッセなどは、1700円超という価格だけあって、納得もするが)普通の駅の1000円幕の内には、いいかげん飽きてきたし納得が今もいっていない。
で、思うのだが、駅の弁当の様な内容物の弁当をスーパーで売ることはできないのだろうか?よく、駅弁、空弁セールなんてのを見ることがある。あれはあれで結構売れているらしいのだが、どちらかというとますの寿司や肉系など、特徴があるアイテムがおおい。そうではなくて、駅売り1000円の駅弁そっくりの内容で、特上幕の内698円とかで出せないものか?と思うのだ。
まぁ、ほとんどのスーパーの顧客にとっては、不要なものかもしれないが・・・。日商300万程度のミニスーパーだと、惣菜の売上は30万程度。そういうところで、単品弁当アイテムが20個とか売れているとすると、それはヒット商品だと思う。5個つくって3つ定番で売れて、1つが10%値引き、1つが30-50%値引きで売れていくのが実際ではないか?
そうすると、ちょっとした特上幕の内なんてのも、「自分にご褒美」な主婦が、昼に買っていくことだってあるのではないか?とも思う。このアイテム、あくまで未背筋でよいのだと思う。そうしたちょっと光る弁当もあつかってるんだよ、というメッセージ。値入は本当は40くらいほしいけれど、30で我慢して(ロスが出ればまったく儲からないが)、お客様がお店に対して、よりよい印象をもってもらえればいいのではないか、と感じる。ここでの人件費をもっても、お店に客がつけば、トータルでよっぽどいいと思うのだが。
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