今朝は昨日の再開胸で腰回りの痛みもありお風呂であったまってからヨガで固まった下半身を伸展です。
今日はIC外来とカンファレンスの日でしたが、北の方から朝一で緊急の依頼です。
AAA人工血管の既往あり、消化管出血でショックで救急外来にきてて、どうも人工血管吻合部が十二指腸に穿孔してるのではないかとのこと。
当院では珍しく最近満床でベッドがないようで、AMIも断ってるとのことであったが、当院でオペされてる方なので、なんとか院長に頼み込んで受け入れOK。
造影したら吻合部に仮性瘤があり腸管に穿孔していると診断、まずは止血ということで、緊急でEVAR、カフを2つ置いて1時間ほどで無事に終了です。
オペ中に胃カメラで覗いてもらいましたが、トライツ靭帯の先までは届かず、出血部位は確認できませんでした。
外科の先生と相談して、後日、開腹して十二指腸と仮性瘤を剥がして、大網を入れることにしました。
こういう時のステントグラフトは本当に素晴らしいですね。
根治には至らないかもしれませんが、出血を止めて一次救命としては十分です。
明日は上行AVR、正中切開ですのでAVRは下の子にシェアしてやってもらいたいと思います。