
日本未公開 アメリカ 106分
モー(ブレンダン・フレイザー)は一人娘メギー(イライザ・ホープ・ベネット)と二人で旅をしながら、ある本を探していました。そしてとうとう探していた本が見つかった時、イタチを連れた男が現れます。彼はホコリ指(ポール・ベタニー)といい、モーに本を読んで自分を元の世界に帰すよう迫ります。モーはメギーを連れて逃げ出し、大叔母エレノア(ヘレン・ミレン)の屋敷に辿り着きますが、突然現れた怪しい男たちに捕われてしまうのでした。
コルネーリア・フンケ(ドイツ)の人気児童文学『魔法の声』が原作です。全米公開時、日本でも公開が噂されていたのに結局未公開のままDVD化されたみたい。
実はモーは魔法舌と呼ばれる能力を持っていました。
本を読むことで、本と現実の世界の人物を入れ替えてしまうのです。
「インクハート」という本を読んだ時にその能力が出てしまい、本の中の邪悪なカプリコーンとその手下、それからホコリ指もこちらの世界に来てしまったのでした。そして彼らはもう一度モーに本を読ませて最強の闇の化け物を出してこちらの世界を乗っ取るつもりなのです。
物語は、父親の才能を受け継いでいたメギーに目をつけたカプリコーンが彼女を捕らえ絶体絶命の危機を迎えた時に、メギーが自ら本の結末を作り変えて危機を脱していくのですが、城に乗り込む時の冒険は面白かったです。
でも人間の弱さや醜さの描写は良し悪しかなぁ・・「インクハート」を書いた原作者が現実から逃避して本の世界に入りたがっているのはどうかなぁと(^^;
聞きなれないホコリ指、という呼称は戸惑いますが、ポール・ベタニーは上手いです。彼のずるさは、同時に彼の愛する人への執着なのね。そして自分は作者の人形ではなく、ここに生きているのだから、自分の思うように生き抜いてやるという強い意志も持っています。
モーが呼び出してしまったもう一人の人物(盗賊団の手下)がなかなかユニークな若者です。でも彼の機転で、きっとホコリ指の人生は良いほうに変わった筈
声を失いカプリコーンのメイドとなっていた妻(いつ現実世界に戻ってきたの?)とか、本自体の物語の結末も気になるところですが、『ハムナプトラ』のブレンダン始めそこそこ有名な俳優陣なのに未公開って・・本国での評判はイマイチだったのかしらん
モー(ブレンダン・フレイザー)は一人娘メギー(イライザ・ホープ・ベネット)と二人で旅をしながら、ある本を探していました。そしてとうとう探していた本が見つかった時、イタチを連れた男が現れます。彼はホコリ指(ポール・ベタニー)といい、モーに本を読んで自分を元の世界に帰すよう迫ります。モーはメギーを連れて逃げ出し、大叔母エレノア(ヘレン・ミレン)の屋敷に辿り着きますが、突然現れた怪しい男たちに捕われてしまうのでした。
コルネーリア・フンケ(ドイツ)の人気児童文学『魔法の声』が原作です。全米公開時、日本でも公開が噂されていたのに結局未公開のままDVD化されたみたい。

実はモーは魔法舌と呼ばれる能力を持っていました。
本を読むことで、本と現実の世界の人物を入れ替えてしまうのです。
「インクハート」という本を読んだ時にその能力が出てしまい、本の中の邪悪なカプリコーンとその手下、それからホコリ指もこちらの世界に来てしまったのでした。そして彼らはもう一度モーに本を読ませて最強の闇の化け物を出してこちらの世界を乗っ取るつもりなのです。
物語は、父親の才能を受け継いでいたメギーに目をつけたカプリコーンが彼女を捕らえ絶体絶命の危機を迎えた時に、メギーが自ら本の結末を作り変えて危機を脱していくのですが、城に乗り込む時の冒険は面白かったです。
でも人間の弱さや醜さの描写は良し悪しかなぁ・・「インクハート」を書いた原作者が現実から逃避して本の世界に入りたがっているのはどうかなぁと(^^;
聞きなれないホコリ指、という呼称は戸惑いますが、ポール・ベタニーは上手いです。彼のずるさは、同時に彼の愛する人への執着なのね。そして自分は作者の人形ではなく、ここに生きているのだから、自分の思うように生き抜いてやるという強い意志も持っています。
モーが呼び出してしまったもう一人の人物(盗賊団の手下)がなかなかユニークな若者です。でも彼の機転で、きっとホコリ指の人生は良いほうに変わった筈

声を失いカプリコーンのメイドとなっていた妻(いつ現実世界に戻ってきたの?)とか、本自体の物語の結末も気になるところですが、『ハムナプトラ』のブレンダン始めそこそこ有名な俳優陣なのに未公開って・・本国での評判はイマイチだったのかしらん
