杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

西遊記 ヒーロー・イズ・バック

2018年10月17日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)

2018年1月13日公開 中国 88分

伝説のヒーロー・孫悟空がお釈迦様により五行山に封じ込められてから500年後。長安では妖怪が現れ子供をさらうことが度々起きていた。修行中のリュウアーもまた、幼い頃に妖怪に襲われ両親を失っていた。ある日、妖怪に襲われた赤ん坊を助けようとして五行山に迷い込んだリュウアーは、偶然にも封じ込められていた孫悟空を目覚めさせてしまう。伝説のヒーローを前に大興奮のリュウアー。しかし悟空の力は封印されたままであり、お釈迦様の命を受けた山神にただのサルだと言われ自信を失ってしまう。そんなリュウアーと悟空は、36変化の術を使う八戒と遭遇。500年前に悟空と戦い敗れた八戒は、下界に落とされ豚の姿にされていた。なりゆきで3人は赤ん坊を長安に届けることになるが、その道中に妖怪に襲われ、赤ん坊をさらわれてしまう。赤ん坊を生け贄に復活を目論む混沌という悪者が裏で手をひく中、悟空たちは赤ん坊たちを救うべく、敵の潜む山に向かう。(MovieWalkerより)

 

「西遊記」を題材にした中国製作の3DCGアニメーション映画です。日本語吹替版の監修は宮崎吾朗氏ですが、鑑賞は字幕で

本やTVドラマ版(古っ)で親しんできた「西遊記」ですが、中国人のイメージはこうなんだねぇ

まさに「ヒーロー」然としたシュッとしてイケメン(イケサル?)風な容姿体格の斉天大聖(孫悟空)です。リュウアーはさしずめ三蔵法師の役割を担っているのね。猪八戒のキャラは日本版とあまり違いはなかったです。龍は沙悟浄でしたっけ登場はしますがあまり絡みはなかったかな。

封印が解かれたといっても全てではなく、手に巻き付いた鎖がまだ残っている斉天大聖。まだ本来の力を発揮できず、山神からも八戒からも侮られ自身を失ってしまいますが、無邪気に彼を慕うリュウアーと旅するうちにこの少年に心を開いていきます。

攫われたおちびちゃんを助けるため、妖怪たちや混沌に立ち向かっていく二人。斉天大聖を助けようとしたリュウアーが犠牲(三蔵法師は9回転生しているんだそうなその中の一人がリュウアーということなら、まぁ納得できる展開かも)になったことがきっかけで覚醒し、本来の力を取り戻した孫悟空の戦いは、まさに「ヒーロー」然としていました。ちょっと「ドラゴンボール」っぽい展開ですけど、カッコよく作られてました。

日本人の知らない孫悟空の物語としてちょっと新鮮な面白さがありました。

 


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