杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

ゴーストオブガールフレンズパスト

2010年04月17日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)
日本劇場未公開 2008年製作 アメリカ 100分

有名な写真家で独身主義のプレイボーイ、コナー(マシュー・マコノヒー)は、平気で複数の女性と付き合い、電話一本で手を切るような男。愛を信じないコナーだが、たった一人の肉親である弟ポールの結婚式に出席するため渋々故郷を訪れる。しかしその言動から周囲を不快にさせ、式自体も危うくなってしまう。そんなコナーの前に死んだ筈の叔父(マイケル・ダグラス)が現れ、真実の愛を教えるためにコナーの過去・現在・未来に関わる三人の女性の訪問を告げる・・。

恋愛版「クリスマス・キャロル」のコメディバージョンですね。

過去のトラウマからプレイボーイとなったコナーは、既にそのきっかけすら忘れ果ててましたが、最初の訪問者に連れられ過去を覗いて原因に思い至る・・・けど全く反省の色無し。崇拝する元祖プレイボーイの叔父が思春期のコナーに叩き込んだ女のあしらい方に改めて頷いてる始末ですから。

現在の訪問者の時には調子に乗ってポールと婚約者の仲まで亀裂を入れてしまうし。
けれど、未来の訪問者から葬式に独身の弟しか参列しない様子を見せられて心を入れ替えちゃうんですね。兄弟愛は確かにあるんだけど、あくまでも自分本位なヤツ。 
改めて弟たちの仲を取り持ち、無事結婚式も行われ、初恋の女性(ジェニファー・ガーナー)ともうまく行きそうというお手軽ハッピーエンドもラブコメだから、ま、いっか

ところで、この叔父さんはコナーのために現れたのか?自分のためなのか?彼自身が反省の必要あるんじゃないの?と気になりました

何故か日本人の弓道家(でも演じてるのは日本人じゃなさそう)が登場し下手な日本語のセリフまであるのは笑えます。これって日本市場を意識したの?

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