アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2007-11-04 23:09:33 | 絵本
「かかし」(9分半)
シド・フライシュマン:文
ピーター・シス:絵
小池昌代:訳
ゴブリン書房:発行
2007.4第1刷(1500円)

ある日の事、ひとりぼっちの年老いた農夫が、古い布きれにワラを詰め、かかしを作りました。
でも、そのかかしには頭がありませんでした。

年取って、1人の生活は寂しい。
頭を作らなかったかかしにも、いつしか頭を作り、服を着せ、帽子をかぶせ、話し相手になっている・・・そんな光景が絵と共に頭に浮かび物悲しくなる。
でも所詮、かかしはかかし・・・人のぬくもりには勝てないものだ。
最後のシーンはまるで映画のよう。。


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