アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2021-12-14 15:52:37 | 絵本
「リスとアリとゾウ」(9分)
デイジー・ムラー・スコヴァー:作
関沢明子:訳
BL出版:発行
2006.5第1刷(1600円)

ゾウがくるりと一回りできるくらいの穴の中で、リスとアリとゾウは一緒に暮らしていた。
ゾウにとって小さいものは、アリにとって大きすぎて、何か楽しいことをリスが見つけても、一緒に楽しめることがない。
それでもさんにんで暮らしている訳は・・・!?

今日の絵本

2021-12-14 11:14:27 | 絵本
「キツネ 命はめぐる」(4分半)
イザベル・トーマス:文
ダニエル・イグヌス:絵
青山南:訳
化学同人:発行
2021.10初版第1刷(2090円)

『死んだらどうなるのでしょう?』という問いかけは最後のページ。
キツネとモミの木とキノコは、見た目は全然違うけど、でも、同じものでできている。
命をつくっているものは同じなのだ。
の話で成り立つこの絵本。
林の中に住むキツネの母子が受ける命の絆。
自然界では、無駄になるものはひとつもないのです・・・という言葉は重い。

今日の絵本

2021-12-14 11:03:45 | 絵本
「わたしはみんなのおばあちゃん」(5分)
ジョナサン・トゥイート:文
カレン・ルイス:絵
真鍋真:訳
岩波書店:発行
2019.7第1刷(1700円)

副題が『はじめての進化のはなし』。
可愛いイラストでわかりやすく話が進む。
最後に詳しい解説のページが充実の5ページ。

>進化はヒトをめざしてきたわけではありません。
>生きものの系統樹を旅してみると、みなさんは恐竜やクジラになっていたかもしれなかったことも感じていただけるとうれしいです。
(訳者のことばより)