アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2021-12-06 16:50:38 | 絵本
「一本の線をひくと」(5分半)
藤川幸之助:作
寺田智恵:絵
クリエイツかもがわ:発行
2020.9第1版第1刷(1800円)

『一本の線をひくと この場所が二つに分かれます。
自分が立っている側を こっちと いうと あっちが できます。
こっちが自分のものだと いうと 国境が生まれます。
こっちのほうがいいと いうと 差別が生まれるときがあります。
一本の線をひいてしまうと 向こう側は自分と関係のない 別の世界だと思うことがあるのです。
これは 認知症について 何も知らなかった おさない頃の私の話です。』

ここから本編が始まる。
この文章の意味することは、認知症だけに限らず・・・でしょう。