アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2009-02-28 22:32:04 | 絵本
「ディンマリンのおはなし」(4分)
グズムンドゥル・トルステインソン:作
はじあきこ:訳
瑞雲舎:発行
2006.11(1200円)

アイスランドの子どもの本で、小さなお姫さまディンマリンの物語ほど、何十年もの間、読みつがれているものはないでしょう。
1921年、画家グズムンドゥル・トルステインソンは、アイスランドからイタリアへ向かう船の中で、小さなアイスランド人の姪、ヘルガへのお土産に、この物語を作り、絵を描きました。彼女の愛称がディンマリンでした。
グズムンドゥルは、一般に、ムッグルという愛称で呼ばれていて、その短い生涯にもかかわらず、画家として認められていました。1891年に生まれ、1924年に33歳という若さで死去。ディンマリンの本は、彼が遺した、最も貴重な宝です。
(あとがきより)