アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2008-03-05 21:57:51 | 絵本
「くさのなかのキップコップ」(6分)
マレーク・ベロニカ:文と絵
羽仁協子:訳
風濤社:発行
2005.4第1刷(1200円)

日本から遠い遠い、ある所に「西洋トチの木」という名前の大きな木があります。
真っ白い花の中から緑色のとげとげの玉が顔を出します。
秋になると、ぱっくり割れてつやつやとした茶色い実をたくさん地面に落とします。
この実は食べられませんが、子どもたちは喜んで拾います。
動物や人形を作って遊ぶのです。
このトチの実の子どもが、この世に命を授かりました。
名前はキップコップ・・・台所の物置に住んでいます。
(あとがきより)