トルコ建国の父、アタテュルク氏愛用の
シガレットホルダーが11本
お財布が8つ
剣や銃、海外の貴賓から贈られた品々がずらりと並ぶ。
そんな回廊ミュージアムの最初のコーナーにいるのは
5人の訪問者と
制服に身を固めた警備の人たちが7人。
窓の外には降り続く雨。
歩みを進めれば
1921年と1922年に、ギリシャとの戦いに参加した兵士たちの数と
使われた武器の数を記した一覧表。
たとえば1921年
士官: トルコ 6855人 ギリシャ 3750人
民兵: トルコ 122186人 ギリシャ 120000人
ライフル:トルコ 63416丁 ギリシャ 75900丁
大砲: トルコ 181 ギリシャ 286
機関銃: トルコ 868 ギリシャ 2768
騎兵: トルコ 1309人 ギリシャ 1380人
戦闘機: トルコ 2機 ギリシャ 18機
死亡した人たちは、トルコ側だけで1万4千376人。
回廊は続く。
膨大な文字や写真や宝物たちが
闘いを語り、建国への道のりを示し
アタテュルクを称える。
たたずもうと歩こうと逆戻りはできない回廊に
愛国歌が流れ
矢印に従って一巡する頃には
みんながパトリオットになるかのよう。
窓の向こうにはまだ降り続く雨。
(館内は厳重に写真撮影が禁止されています。)
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