Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

眠りたくない町

2018-06-18 11:33:50 | シアトル
昨日、相棒のメイおじさんが国内線の飛行機に乗って
テキサスの町に出張で出かけてしまいました。

つかの間の一人暮らしのメイおばさんですが
ここアメリカのセキリュティシステムは
東京に一人でいる時よりも
ずっと安心していられます。

もっとも一口にアメリカと言っても色々あるでしょうが
たまたまこのコンドミニアムは
二重のブロックを通り抜けないことには
中に入ることができませんから
たとえ一人だろうと不安になることもありません。
むしろ一人になって開放感満喫?(笑)

最初の関門は建物の入り口です。
24時間コンシェルジュがいますから
住人以外は中に入ることができません。

ですから客人がある時には
あらかじめ名前と来訪の時間を届けておかねばなりません。

その代わり、住人のゲストであることさえ確認できれば
客人は玄関前の車寄せにキーを付けたままで
車を降りればいいのです。
あとは係りの人が車をゲストパーキングに運んでくれます。

同様に帰る時にも連絡さえすれば
指定の時間にお客様の車をすぐに乗れる状態で
玄関前につけてくれます。

二つ目の関門は
特別なキーがなければ
たとえエレベーターに乗り込んでも
上にも下にも動かすことができません。

一人暮らしの初日の昨日は
仲良し友が郊外から来てくれて
一緒にキッチンに立って姦しくおしゃべりしながら
楽しくランチを作りました。


もちろん彼女の車の出し入れは
全てコンシェルジュオフィスがやってくれて
帰るために友がロビーに降りた時には
もう車が玄関に横付けされていました。

友が帰って静かになってしまった宵
窓の向こうが夕焼けに染まり始めました。

時計を見ればもう9時です。
朝は朝で早くから明るくなります。

この季節、この町は眠りたくないようです。
町と同じでメイおばさんも眠るのが惜しくて
いつまでも夕日のページェントを眺めています。


昨夜はこんな不思議なものに出会いました。
窓の向こうにも
プカプカと浮かぶようにメイおばさんがいたのです。


ブランド物の服も靴も鞄も要りません。
この景色があれば十分です。




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