Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

You’ll Never Walk Alone.

2015-09-13 23:15:12 | 絵、音楽

昨日ご紹介したシアトルの「The 5th Avenue Theatre」で
今春上演されていたのは
20世紀最高とも評されるブロードウェイミュージカル
「Carousel」(回転木馬)でした。

私たち日本人にはあまり馴染みがありませんが
これもまた、「サウンド・オブ・ミュージック」や
「南太平洋」、「王様と私」などを製作した名コンビ
作曲家のリチャード・ロジャースと
作詞家のオスカー・ハマースタイン二世の作品です。

ストーリーは古くて単純、ちょっと理不尽(笑)。
でも、ある意味とてもアメリカ的(笑)。

ここでストーリーを語るのはやめますけれど
一言で言えば、犯罪を犯してわが胸をナイフで刺してしまった
プレーボーイのビリーとその貞淑な妻ジュリー
父の顔を見ずして生まれた娘ルイーズの物語です。

何しろ1945年の作品、舞台はメイン州の田舎ですから
ジュリーを始めとする女たちのファッションのなんとレトロな美しさ。
巻き髪に首元まできちんとしめたブラウスの胸はツンと張り出して
細いウエストを強調するようなロングスカート。

男は男たちでハンティングなど小粋にかぶり
ベストにストライプのパンツ、首元にはマフラー。

アメリカ人には良く知られた定番のストーリーと歌。
次にはどうなるかを知りながら見るミュージカル。
それでも新聞で何度も取り上げれらました。

このミュージカルがよく知られ人気を保っているのは
劇中で二度歌われるこの作品のテーマソング
「You’ll Never Walk Alone」によるところも大きいのでしょう。

メイおばさんも、正直な話
襲う睡魔と闘い、あくびをこらえながらも
この歌の所にくると突然シャキッとして
おかしなもので感動して、うっすら涙が出てきます。

ちょっと心が凹んでいる時には
どこにいてもこの歌を口ずさんでは
ひとり胸を熱くして
またちょっと涙ぐんだりしています。

さわりのところだけご紹介しますね。
字面だけで見ると「いかにも」と平凡でも
曲がついて舞台の上で歌われると
いいんですよねえ。

Walk on, through the wind
Walk on, through the rain
Though your dreams be tossed and blown
Walk on, walk on, with hope in your heart
And you’ll never walk alone
You’ll never walk alone

(風の中を歩き続けよう
 雨の中を歩き続けよう
 たとえ夢が破れても
 歩き続けよう、希望を捨てずに
 君はひとりで歩いているんじゃない
 君はひとりで歩いているんじゃない)

いけない、またじ~んと来て、うっすら涙が、、、、、、

サッカーがお好きな皆さまなら
「ああ、あの歌!」と、きっとご存じのことと思いますが
この歌、イギリスのリバプールFCのサポーターたちが
スタジアムで歌う応援歌だそうですね。
盛り上がるだろうなあ、、、、

読んでくださってありがとうございました。
どうぞ今日も良い一日でありますように。
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よろしかったらどうぞ覗いてみてくださいね。
9月12日:スパイスを少しくださいな
9月11日:母から受け継いだ苺ムース
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