Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
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世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

海外土産のお勧め~八橋図屏風缶入りクッキー

2014-04-17 08:12:22 | 旅行
燕子花を「かきつばた」と読むことをごぞんじでしたでしょうか。
燕子花の季節にはちょっと早いのですが
燕子花をたくさん買いました。

ほら、見てください、これ。
手の上からちょっとばかりはみ出すぐらいの小さなものですが
六面のうち底以外の五面に
美しい燕子花が描かれています。

「メイさん、これきれいな缶でしょう?
 中に入っているクッキーも、東京会館が作っているだけあって
なかなか美味しいのよ。
 外国へのお土産にも喜ばれるのじゃないかしら。」

と言って、古くからの友人がくださったのがこの缶入りクッキーでした。
美しい缶の中には4種類の味のクッキーが
ひとつずつ小袋に入って詰められています。
これがとても美味しいのです。


燕子花こそ描かれていませんが
金色に輝く底面には
こんなことが書かれていました。

「ヤツハシカンイリクッキーB」

なるほど、やはり尾形光琳の「八橋図屏風」でした。

ちょうど二年前の今頃のこと
1か月の会期で
ニューヨークのメトロポリタン美術館の「八橋図屏風」が
根津美術館で展示されました。

「光琳ふたつの金屏風 東京―ニューヨーク100年ぶりの再会」
と題して
根津美術館の国宝「燕子花図屏風」と
メトロポリタン美術館の「八橋図屏風」という
同じ作者が燕子花を描いた作品が
100年の歳月を経て同じ場所に並んだのです。


2011年の震災で1年遅れて開催されたこの美術展は
まさに咲き誇る根津美術館の庭の燕子花と相俟って
なかなか粋な企画でした。


ニューヨークで「八橋図屏風」を見た時の感動
東京で「燕子花図屏風」を見た時のふたつの感動が
倍増どころか倍々増されたのを思い出します。

だってそれは
まるで別れ別れになった半身が
再び出会って一身になったようなものだったからです。
しかもまた離れ離れになるという運命で。

アメリカの知人、友人たちにも
RIMPA(琳派)ファンがたくさんいます。
壁に「燕子花図」や「八橋図」のコピーをかけている人たちもいます。

友が教えてくれたクッキーは
きっと喜ばれることでしょう。

ということで
はい、買ってまいりました。
先日、「栄西と建仁寺展」に行った時に
東京国立博物館のミュージアムショップで。


そうなんです、このクッキーボックスは
上野の博物館のミュージアムショップで買うのです。
美味しいクッキーがたくさん入って千円です。

中味が空になった最初の缶は今
アクセサリーを入れて、鏡の前に飾っています。

海外土産のお勧めアイテムです。
また買いにいかなければ、、、、(笑)


ご訪問をありがとうございました。
どちらでも一つ押してくださるととても嬉しいです。
どうぞ良い一日でありますように!

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