Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
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世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

リンカーンの本の木

2018-10-03 05:25:40 | 
高い高い吹き抜けの天井まで
にょっきりと伸びた大木?


ええ、確かにまるで大木のようですが
よく見てくださいな。


ね、ね、びっくりですよね。
これ、床から天井まで全て本です。


題して「A Tower of Books」
つまり「本の木」

しかも、適当に集めてきた本を積み上げたものではありません。
全てがアメリカ史上に残るある一人の偉大なる人物について
書かれた本なのです。

すでにして1992年には天下の大新聞「ニューヨークタイムズ」が
「おそらくこれほどたくさんの本が書かれた人物はいないだろう。」
と述べていたそうですし

実際、それから80年が経った今もその番付には変わりなく
1万5千冊以上もの本が
この偉大なる人物について書かれているとのこと!
この「本の木」は、そのごく一部なのでしょう。

その「偉大なる人物」と言うのが
私たちもその名を知る「Abraham Lincoln」(エイブラハム・リンカーン)です。

ざっと復習すれば
リンカーンとは1809年に生まれ、奴隷解放を目指して南北戦争を通り抜けた
アメリカの第16代大統領。

「Government of the people, by the people, for the people」

と言う彼の言葉は
「人民の、人民のによる、人民のための政治」
と言う日本語に訳されて、私たちも学校で習いました。

顎を上げて、首を伸ばして
「本の木」を仰ぎ見ながら色々なことを思いました。

例えば、、、、

偉業を果たしたとは言え56歳でなくなってしまったリンカーンが
せめて今の私たちの平均寿命まで生きていたとしたら
いったい世界をどう変え続けたのだろうか、などと。

神様はどうして善き人、偉大な人を早死にさせて
悪しき人、卑しき人々を生き長らえさせるのだろうか、などと。

ブラブラしていればそれなりに
いろいろなものを見ることができるものです。
いろいろなことに思いを巡らせることができるものです。
いろいろなことを考えられるものです。

リンカーンについてのこの場所の
道路を挟んだ真向かいにある小さなピンク色の建物は
彼が暗殺をされた家です。


そして同じ通りに威圧的に並ぶのが「FBI」(連邦操作局)です。 

入り口の前は、写真を撮る観光客たちでいっぱいです。


思いは千々に乱れます。 



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