けっこう長く続いてしまった「ヒッタイトへの旅 実用編」ですが、そろそろ締め括ることと致しましょうか。
私たちの旅のガイドはアラファ、ドライバーはハシムです。
上の写真でもわかるように、二人とも本当に好青年。
右がアラファ、左がハシムです。
この二人と旅をすることになった経緯は
「ヒッタイトへの旅 実用編 その1~車をチャーターする」
を読んでくださいね。
http://blog.goo.ne.jp/aniwania/e/3dea7f3a6d30405a21cee5925e021901
大きなからだのハシムは
ネクタイをきちんと締めて
靴をピカピカに磨いて緊張した面持ちでやってきました。
でもよく見ると、背広とズボンの模様が微妙に違います。
英語ができない分、いつもはにかんだ笑みを浮かべて
ただそこに居るだけで、なんだかとても頼もしいのです。
滑る遺跡の石段では、どこからか飛んできて
「マダム!」と、右腕を差し出してくれたりもします。
ガイド役を買って出てくれたアラファは
ひとたびホテルの制服を脱げば
ハシムとは正反対にラフな服装です。
インターネットで調べてプリントアウトしてきた資料を頭に詰め込んで
時にチラチラと見ながら
車の中でも、下りてからも
一生けんめい説明してくれます。
私たちの質問にも、一生けんめい答えます。
二人の良いところは、決して急かさないこと。
恐ろしく長い時間、立ち止まって遺跡の説明板を読んでいたって
嫌な顔もせず、黙ってじっと待っていてくれます。
歩き始めれば,付かず離れずそそばにいて
助けが必要な時には
ぴたりと寄り添ってくれます。
決してプロフェッショナルではありませんけれど
真面目で、朴訥で、誠実で、とにかく一生けんめいで
最高の二人組だったと思います。
朝から晩まで終日お付き合いしてくれて
ティータイムも、ランチタイムも
車もガソリンも、すべてひっくるめて
500リラ(日本円で約2万5千円)という安さ。
申し訳ないくらいです。
最後にもう一度。
ヒッタイトの遺跡群を回るには、路線バスでは効率が悪過ぎます。
絶対に車をチャーターなさることをお勧めします。
お昼は、博物館のあるチョルムのこんなレストランで
みんな一緒に、こんなサンドイッチをいただきました。
3種類のケバブ(焼肉)が隠れるほどに、たっぷりのお野菜が入っています。
さてさて、このグラスの中の白い液体って何?
相棒はいつも3杯くらいお代わりします。
いえいえ、牛乳ではありません。
これがトルコ名物のアレです、アレ。
その「アレ」についてはまた明日!
ご訪問をありがとうございました。
どちらでも一つ押してくださるととても嬉しいです。
どうぞ良い一日でありますように!
ライフスタイル ブログランキングへ
海外旅行 ブログランキングへ