ＬもＧもＢもＴもみ～んな一緒

2017-12-14 20:37:50 | メイの教訓

そろそろ大掃除ならぬ中掃除、いえ小掃除ぐらいは始めようかと
まずは一番小さな、ゆえに一番ごちゃごちゃの
メイおばさんの書斎の片づけを始めたら

まあまあ、いろいろ面白いものや
探していたものが見つかって
片付けなんかちっとも進みやしません（笑）。

古い新聞の切り抜きなんかもぱらりと出てきて
ついまた読んでしまっては「そうそう、そうなのよね。」

新しいところでは、１１月２９日の、
ギャップジャパン社長のスティーブン・セア氏のインタビュー記事です。

題して「LGBT支援のわけは？」

ところで皆様、LGBTって聞いてすぐになんだかおわかりになります？

これ、アメリカ、とりわけ西海岸に住んでいると
とてもよく目にし、耳にする言葉です。

つまり

Lはレズビアン
Gはゲイ
Bはバイセクシャル
Tはトランスジェンダー

それらの自由を象徴するのが虹なのです。

ですからシアトルの町には虹の横断歩道がたくさんあります。

「虹の向こうには思い込みや偏見にとらわれない
　自由な世界がありますよ！」

というメッセージ。

さて話を元にもどさなきゃ。

１１月２９日の新聞で、ギャップジャパンのセア社長が伝えてくれたのはこんな素敵な言葉です。
ちなみに５２歳のセア社長ご自身はすでにゲイであることを公表しています。

＊毎年５月に渋谷で開始されるイベントに協賛している。

＊お店の看板や紙袋を虹色にし、売上の一部を主催NPOに寄付した。

＊同性の配偶者や私たちの子ども２人とパレードに参加した。

＊１０月には就職活動を始めるLGBTの若者に、私の経験や自社の取り組みについて講演もした。

そして、社内での取り組みについてのこんな抱負を語ります。

「雇用や給与に関して性別や性的志向、人種、宗教などによる差別廃止を徹底する。（略）
　個人の状況に配慮し、カミングアウトを必要とする社員には自身を語れるオープンな環境を整えたい。」

ところで、シアトルでは毎年６月
LGBTの人たちの大きなお祭りがあります。

Lの人も、Gの人も、Bの人も、Tの人も
そのどれでもない人もみんな一緒になって
自由のためのパレードをします。

いったん垣根を取りはずしてしまえば
世界はもっと広く、もっと優しく、もっと心地よいことが
わかっているからです。