
ご覧になりました?
話題騒然の「ルミネ」のYou Tube。
炎上から謝罪へというコースをたどって
3月17日の公開からたった3日で20日に謝罪広告が出されました。
それと共に動画も削除されてしまいました。
私は炎上騒ぎを聞きつけて
すぐに本家本元を見ましたが
削除された今でも、コピーが残っています。
もしまだでしたら、これだけ話題になっている「作品」をぜひご覧になってみてください。
最初に見た時には、なかなか面白い展開だと思って楽しんでいたのですが
最後の最後の落ちで白けました。
二度目に見た時には、「それはないでしょう?」という違和感が膨らんで
三度目に見た時には、「あ、もう結構です。見たくありません。」
たくさんの皆さんが、「セクハラ」という論点で怒っています。
私は少しばかり違って、「あまりのワンパターン思考」に呆れています。
それまでは、「ルミネ」と言えば、なんとなくスマートでお洒落なイメージでしたけれど、正直な話、時間が立てばたつほど変な不快感が醸成されていくようです。「不買運動」まで起きているというのですから、たかがネットCMと言えども恐ろしい影響力があるもんです。
大騒ぎの渦中に当のルミネが出した一昨日の謝罪広告たるや、これがまあ、、、、、
なんとかもっとスマートにできなかったもんですかねえ。
「お詫び
この度は、弊社の動画においてご不快に思われる表現がありましたことを深くお詫び申し上げます。今後はこのようなことのないよう、十分に注意してまいります。
株式会社 ルミネ」
こんな風に杓子定規で対応している場合じゃないでしょ、ルミネさん。
もっとスマートに行ってこそルミネさんじゃありませんか。
今ならこれまでになかったほどの注目を集められるのですから、これこそビッグチャンスだったはず。
たとえば、、、、
正攻法としては、あえてこんな時代錯誤のCMを作ろうとした趣旨とか、その裏にあるメッセージを伝えるとか。
裏ワザとしては、急いで「男性版」を作ってアップするとか。
つまり、女性上司が「イケメン君」と「地味ダサ君」に対して態度をガラリと変えて、「需要がちがうのよね。」
その結果、「地味ダサ君」が、「変わりたい?変わらなきゃ」とルミネの紳士服売り場に駆け込むとか(笑)。
降って湧いたリスクを、「してやったり」と逆手に取るぐらいのことでなければ、ねえ。

