



どちらかと言えば、なんていう度合をはるかに超えて
自他ともにかなり「運動神経」が???のメイですから
いくら誘われても、ゴルフもテニスもやりません。
これでもいちおう中学時代はテニス部に入っていたのですが
それは単なる憧れで
憧れは現実とまったく関係がないという真実を
すでに14歳で知ったわけです(笑)。
そんなメイが、これだけは日常的に続けている「運動」があります。
もう25年になります。
それがスイミングです。
こればかりは、別に相手がいるわけではありませんから
どんなに下手だって人に迷惑をかけるわけでもありませんし
こればかりは、何の道具もいりません。
水着とゴーグルとキャップがあれば万々歳。
いえ、最小限、水着さえあればゴーグルやキャップなしだって何とかなります。
旅に出る時のメイのカバンの中には
どこへ行く時でもこの3点セットが入っています。
両方の手の中に納まってしまうぐらいのものですから
スペースも取りませんし、重さもほとんどありません。
もしかしたら行った先で泳げるかもしれない、、、
という期待があるからです。
実は、その裏にはある悪夢の事件があるのです(笑)。
まさか泳ぐことなどあるわけない、と高をくくって出かけた真冬のデルフィ(ギリシャ)の小さなホテルに室内プールがあったのです。
でも水着がありません。
小さな町にはこの時期、水着など売っている店もありません。
そんな笑い話を大親友のギリシャ人の友に電話で話したら
彼女が速達でアテネから自分の水着を送ってくれました。
届いたのは小さな小さなビキニでした。
小さなというのはサイズが、ではなく、からだを覆う部分がということです(笑)。
それでも何もないよりはまし。
喜び勇んでブカブカのビキニを身に着けて泳ぎ始めたのですが
ああ、、、、、、
泳いでいるうちに、上の部分がからだから外れて
ふわふわと水面に浮かび始めたではありませんか!!!
以来、必ず「マイ水着」をどこに行くにもカバンの隅に詰めて行きます。
幸いなことに
このシアトルのコンドミニアムの最上階はプールです。
しかも室内プールですから、季節に関係なく一年中。
しかも24時間泳げますから、時間に関係なく一日中。
ということは、裏を返せば
今日は寒いからやめよう、とか
雨が降っているから泳げない、とか
時間がないから無理だ、などという言い訳が一切きかないということなのですが(笑)。
早速、日々の生活の中にスイミングを取り入れて2週間がたちました。
25往復=1キロを日課にしました。
時に面倒くさくなることもありますが
これだけは怠け者の自分の規律(discipline)にしています。
毎日同じことを黙々と繰り返していると
ちょっと疲れているな、だいぶ調子がいいな、
などというからだの状態がわかります。
もうひとつ良いことは
泳ぐというのは無になることだということです。
だって、25往復を規律とするためには
一、二、三、四、、、、、二十四、二十五と
泳ぎながら数を数えていなければいけません。
ひたすら数を数えながら同じことを続けていると
心に澱んでいた泥のようなモノがいつの間にか流れ去って行きます。
同時に、面白いことには
数を数えながらも、ふっととても素敵な考えや思い付きが湧くことがあります。
昨日もそうでした。
これについてはまた改めて書きますね。
そんなスイミングプールなのに
この2週間で出会った「同郷の士」はたった2人。
ほとんど毎日、ひとりで黙々泳いでは、ひとりで黙々露天風呂につかっています。
ちなみにこのプール
NO GUARD、看視人はいませんから
何があっても自己責任。
そしてこのプール
定員は26名、アウトドアのジャグジー(露天風呂)の方は6人。

そこを一人で使わせていただくなんて
まあまあ、こんな贅沢めったにあるものじゃありません。
ということで、これから一泳ぎして来ます!
朝の9時です。
またひとりなのかなあ、、、、、
私ってよっぽど物好きなんでしょうかねえ。
たぶんそうなんでしょうねえ(笑)。
ご訪問をありがとうございました。
どうぞ良い一日でありますように!
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