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Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

睡眠不足のお日様@シアトル

2016-07-08 03:27:35 | ライフスタイル
夕飯の一皿をオーブンに入れたのはまだまだ明るい20時のこと。


焼き上がるまでちょっと休憩と
窓に向かった机に座ろうとすれば
あまりに眩しくて、すぐに日焼けしそうなほどの日差し。
あわててブラインドを閉めました。


朝は朝でどう早起きしたって
メイおばさんよりも先にお日様が目覚めていて
すでに明るい朝です。

これ、今朝6時半のプールです。


メイおばさんの駆けつけ一杯、いえ寝起きのひと泳ぎ。


こんなに遅くまで明るくて
こんなに早くから明るいなんて
この町はかなり寝不足のはず(笑)。

真昼間のような明るい時間には
なかなかお夕食気分にもなれないものですから
とうとう我が家の夕食は午後9時になりました。
まるで地中海の国で暮らしていた頃のように。

なんだかここに来てから一日が長くなったような気がします。
とはいえ、気づいてみたらすでにもう
日に日に夜が長くなっていく後半期に入ったのですね。

これからが夏本番のつもりでいても
夏至を越して、すでに冬への道をたどり始めているなんて
私たちの地球さんもずいぶん気が早いものです。

ついわが人生に重ね合わせたりして、、、、、

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7月7日:大きなお皿に何のせよう?
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前を向いて歩く@アリゾナ

2016-01-30 10:09:23 | ライフスタイル

ここ、アリゾナ州の南東部ツーソン(Tucson)の町を
南に100キロも行けば、そこはもうメキシコとの国境です。

町は砂漠の中にあり、大きなサボテンが至る所に生えています。
そして砂漠を囲むように不毛な山々がそびえます。

気候は一年を通じて常に乾燥。
温暖な冬と猛暑の夏。
年間降水量は東京の約50分の1。

とは聞いていましたけれど
同じ冬なのに、こんなにも東京やシアトルと違うとは
思ってもいませんでした。

今日も昼間は23度、あちこちに半袖Tシャツの人たちがいるかと思えば
まさかの1月末にアウトドアプールで泳いでいる人たちもいたりします。


そんな温暖な気候の居心地良さから
シニアライフをここツーソンで送るために
他の州や海外から移り住んで来る人たちが増えてきて
セキュリティーも守られ、様々なアクティビティーやプログラムも完備され
ゴルフ場まであるような大きなコミュニティーがいくつか作られています。


私たちも昨日は2か所、今日は1か所
ダイナミックに開発をされているそんなコミュニティーを訪ねましたが
太陽に恵まれた寒さ知らずの土地で
積極的に生活を楽しんでいる人たちに
たくさん出会うことができました。

今日お会いしたご夫妻は
3年前からカナダのバンクーバーとの二重生活を続けてきましたが
あまりの居心地の良さに、今年からはここに定住をすることにしたそうです。

サイクリングの途中でそんなことを語ってくれると
アリゾナの太陽のように明るい笑顔で再び自転車に飛び乗って
「じゃあね、またいつかどこかでお会いできるといいわね!」と
ローズピンクとマリンブルーの半袖のTシャツ姿で
颯爽とペダルをこいで去っていきました。

日本だろうが、アメリカだろうが
世界中のどこでだって
加齢の前で後ろを向いて必死に立ち向かうのではなく
前を向いて自然体で歩いていく人たちに出会うたびに
「かっこいいなあ」と思います。

退職後にコミュニティーカレッジで勉強しながら
たくさんの趣味を全部楽しんでいるという
昨日のご夫妻の言葉は最高でした。

「年を取ったおかげで、ようやくこんなことができるようになりましたよ。
 これもまた若い時にきちんと頑張ったことのご褒美ですかね。」

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年賀状の正しいやめ方?

2015-12-16 13:13:05 | ライフスタイル

年賀状文化の中で暮らして「ン十年」
「○○歳になったのを機に、来年からは年賀状を失礼させていただきます。」
などと言う告知年賀状もぽちぽちと見られるようになりました。

移動暮らしの身では
タイミングよく年賀状書きの季節に居合わせるとも限りません。

たとえば昨年は渡米前にせっせ せっせと書いて
意気揚々と郵便局に持っていったら

「年賀状の受付は15日からです。」
「あ、あの、、、わたし、、、明日からずっといないんです。」
「困りましたね、お預かりするわけにも行きませんし、、、」
「もしも今ポストに入れたらどうなっちゃうんですか?」
「明日か明後日には届いちゃいますね。」

こんな会話の後にさてどうしようとあわてて

「ごめん、これ、15日過ぎたら投函してくれる?」
と、娘の家に届けたのでした。

そんなこともあって、
いつかはきれいさっぱり「年賀状文化」から
失礼のないような形で抜け出さねばと思いながら
なかなかその勇気を持てません。

11月20日の「週刊朝日」
「プロが伝授する年賀状の正しいやめ方」によれば、、、、、

*年賀状をやめたら慌ただしかった年末に余裕ができ、仕事や家事に集中できた。

*昔と違って今はメールなどがあります。年賀状をやめたからといって縁が切れたり関係にひびが入ったりすることはありません。

*年賀状をやめるのは、マナー違反には当たりません。出すも出さないもその方の自由です。

だそうですが、やはり突然辞めるよりは次のようにした方がいいようです。

「今年書く年賀状の末尾に一言、次の年から出さないという旨を添えるのがよいでしょう。とはいえ『年賀状だけの付き合いなのでやめたい』『虚礼を廃止しましょう』と本音を書くのはNG。相手に不快な思いを抱かせない表現を心がけましょう。」

今年いただいた年賀状の山を前に
メイおばさん、さあどうしましょう。


今年もまた、また膨大な時間をかけて
一枚一枚に返事を書くように
せっせと年賀状を書き続けるのでしょうか。

あるいは
「さて、このような年賀状のご挨拶も今年で最後にしようかと思い、、、、」
等の一文を付け加えることになるのでしょうか。

目下思案中ですが、まずはともかく年賀葉書を買いにいかねば、、、、
昨日から投函を受け付け始めたというのに
まだあるかしら。

それにしても、年をとるにつれて年賀状も増えていくような、、、、、、
そりゃそうですよね、いつもの方々に
今年新たにお会いした方々が加わるのですから、、、、、

やっぱりどこかで決意して
きちんと「上手」に「正しく」やめることでしょうか。

などと、海外の友人たちにせっせとクリスマスカードを書きながら
溜息をついているメイおばさんです(笑)。

今日も読んでくださってありがとうございました。
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秋深し やってみました こんなこと

2015-11-13 23:30:36 | ライフスタイル
メイおばさんには
得意なことが少しと、不得手なことがたくさんあります。

その「たくさん」の方のひとつが
手を使って形のある物を作ること。
つまり、わかりやすい言葉で言うと「不器用」なんです。

母がおよそ器用で、娘のウエディングドレスまで作るような人でしたから
その血が流れていたってちっともおかしくないはずなのですが
だからこそ、母任せで育ってしまったのかもしれません。

けれども、よくしたもので
そんな母のもとで育った子供たちは
めっぽう器用な大人になりました。

隔世遺伝なのか
メイおばさんのような母のもとでは自立しなければ大変!と思ったのか
はたまた、これまた驚くほど器用な父親の血を受け継いだのか(笑)。

そんなメイおばさんが
深まる秋に背中を押されて
何かを作ってみたくなりました。

先生は気心知れた親友です。
かつての仕事仲間でもあり、今の飲み仲間でもあり
おしゃべり仲間、励まし合い仲間、助け合い仲間、、、、、、
要するにメイおばさんのことをようく知っていてくれる人ですから
「できるもん」などと見栄を張る必要もありません。

お教室のテーブルの上も深まる秋です。

鉢にオアシスを置いて、緑の紙テープで固定して
色づいた葉っぱでぐるりと囲んだ上を
バラ、カーネーション、秋色紫陽花と
キイチゴの枝でこんもりと飾っていきます。

そして,アートの葡萄と姫リンゴでアクセントをつけます。

テーブルの上に置くための花ですから
向こう側に座る人の顔が見えなくなるほど
高く盛り過ぎてはいけません。

我が友先生の指導のおかげで
ほら、こんなに素敵な秋のアレンジメントができました。


花が枯れたら
本物のリンゴや梨を飾ればいいんですって。

それならメイおばさんにだってひとりでできそうです(笑)。

ところで、「山を織りなす裾模様」と例えられる紅葉は

「秋を司る竜田姫が、着物の裾をひるがえし
秋の野山を駆け抜けて染めていくから」

そんな話も聞きました。

今、深夜のテーブルの上も密やかに秋です。


読んでくださってありがとうございました。
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ガタゴトガタゴト走るよ走る

2015-10-26 22:11:58 | ライフスタイル
先日の八ヶ岳の旅では
3日目に心躍るおまけがつきました。

大手外資系IT企業を9年前に退社した方が
理想を実現するために手に入れた大きなペンションをお訪ねしたのです。



ここに彼の手作りの、「ものすごいモノ」があるのです。
旅仲間とペンションオーナーとは
大学の鉄道研究会の先輩&後輩。

鉄道研究会、略して「テッケン」です(笑)。
「乗り鉄」さんだとか、「撮る鉄」さんだとか
鉄道マニアにもいろいろあるようですが
我が旅の友は、学生時代からその道一筋の「乗り鉄」さんです。

損得抜きで純粋に好きなモノで繋がった友情は
幾星霜過ぎたところで固い絆で結ばれているもの。
この先輩&後輩もそんな風情でした。
いい大人が、鉄道の話になると突然少年になっちゃうところなんかも(笑)。

話を戻しましょうね。
「ものすごいモノ」とは何だったと思います?

これです!
これって「ジオラマ」と言うんですってね。
反対側にももうひとつあります。


「ジオラマ (仏:diorama) は、展示物とその周辺環境・背景を立体的に表現する方法で、博物館展示方法の一つである。」

だそうです。

百聞は一見にしかず。
お見せしましょうね。


電車が走ります。
トンネルを抜け、町を抜けガタゴトガタゴト。
駅で止まってはまたガタゴトガタゴト。


いつの間にか小さく小さく縮んだ私たち
ガタゴトガタゴト走る電車に乗って
山を見て、海を見て、桜を見て、、、、


こんな昔懐かしい蓄音機から聞こえてくるのは山口百恵。
これもまた失われた良き時代を思わせて、、、、


いまだに何かに夢中になっている大人たちって
青年時代からずっと同じモノに夢中なっているいい年をした大人たちって

素敵です!

場所は甲斐大泉。
こだわりのペンションの名は「Café Larch」。

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隙間を埋める?隙間を作る?

2015-10-20 23:12:15 | ライフスタイル
若かった頃には
あるいは仕事人間だった頃には
隙間を埋めなければ、という一種の強迫観念がありました。

まるで
暇であることがいけないこと、後ろめたいこと
怠けていることのように思えた時代も長くありました。

けれどもこれは
どうも年齢の問題でもないようで
メイおばさんと同い年、あるいはもっと上の友人たちの中にも
手帳に隙間があると落ち着かない、と言う人たちがいます。

そうは言わないまでも
懸命に隙間を埋めようとしている人たちがいます。

40年来の友もまた「隙間恐怖症」です。
空白の部分があればあるほど
自分の存在価値がないような気がする、と言うのです。

隙間を埋めるために
一生懸命仕事をし、たくさんの人に会う日々を送っています。
それでも隙間が空きそうになると電話がかかってきます。

「ねえ、メイ、今日空いてない?
 どこかで食事でもしない?」

それなのに、最近のメイおばさんたるや何たることでしょう。
手帳を開いて隙間があればあるほど嬉しくなるのですから。

隙間を埋めたい、ではなくて
隙間を作りたいのですから。

家族と一緒の時間が楽しくて
友と一緒の時間も楽しくて
それなのに、ひとりの時間も楽しいのですから。

今日
初めて歩いた通りで
大好きな花と出会いました。


まさか、と思いながらも
もしや、と思い
顔を近づけてみたら
たくさんの思い出を呼び起こすあの香りがしました。
ジンジャーです。


誰かと一緒に歩いていたら
気づかなかったかもしれません。

あるいは、気づいたとしても
後戻りして香りを確かめることなどできなかったかもしれません。


読んでくださってありがとうございました。
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10月20日:メイおばさんの「まかないサラダ」
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待機型読書人への道

2015-10-11 23:53:55 | ライフスタイル
なにしろメイおばさんたら根が単純なものですから
「AERA」誌の9月14日号の広告を見て
慌てて本屋に走りましたよ。


だって「都会で老いるコストとリスク」という「大特集」だったんですもの。
ぐさりと身に刺さるような見出しじゃないですか(笑)。

以来、これまでの幾多の無駄を戒めながら
小さな節約を積み重ねております。
いえ、ライフスタイルを少しばかり変えようと努力しております。

たとえばこれ。


カバンに入れていつも持ち歩いている
この小さなA5フォルダーの中には
新聞記事の切り抜きや、イベントのちらしなど
興味を魅かれたものがたくさん詰め込まれています。


一番多いのは、読んでみたいと思わせる本の書評や広告です。
これまででしたらメイおばさん、即、本屋に行っては買っていました。
あるいはアマゾンで取り寄せておりました。

あげくどうなったかと言えば、、、、

本は増え続け
本棚に押し込めなかった本たちが
あちらに山積み、こちらに山積みにされたり

自分の本ならばいつでも読めるという安心感から
結局はいつまでも読まなかったり

期待をして買ったはずの本が、読んでみたら全然面白くなかったり、、、、、

これってまさにお金の無駄、資源の無駄ですよねえ(笑)。

そこで俄然反省し
何年振ぶりかに図書館へと足を向けてみたのです。

まさに浦島太郎でした。
今や図書館とは昔のように
読みたい本に出会う場所、探す場所ではなく
(もちろんこうした楽しみもまだありますが)
自宅に居ながらにして、ピンポイント的に読みたい本を予約できる場所でした。

と言うことでメイおばさん
まるで新しい玩具を手に入れた子供の用に
目下、次から次へと予約をしてはメール連絡を待つという待機型読書人(笑)!

現在予約中の本は5冊ありますが
たった8人待ちのものもあれば、又吉直樹さんの「火花」のように
2831人待ちのものもあります。

出遅れた「第二次図書館ライフ」ですが
こんなにたくさん良いことがあるのがわかりました。

その1:本を読むのにお金がかからない!(これまではかなりの本代でした。)

その2:貸出期限があると思えば一生懸命読み終える!(これまでは「いつでも読める」と安心のあまり、結局は読まなかったり、、、、)

その3:期待外れの本であっても後悔をしないですむ。(これまでは「ああ、お金の無駄だった」と悔やむことしきり。)

その4:3千円の本だろうが4千円の本だろうが読むことができる。(これまでは「え、3500円?それちょっと勿体ないんじゃない?」と自制していました。)

その5:非所有は場所を取らない。(これまでは空きスペースがどんどん浸食されて大変でした。)

その6:興味本位でいろいろなジャンル、いろいろな作家の本を読むことができる。(これまでは好きなジャンル、好きな作家の本に偏りがちでした。)


この電子書籍の時代に
いまだに紙媒体から離れられないオールドファッションのメイおばさんの処世術?


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10月11日:16世紀のオレンジシャーベット
10月 9日:割れたお皿、いえ割られたお皿?
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シルバーウィークの宝物時間

2015-09-22 23:57:06 | ライフスタイル

シルバーウィークもいよいよ明日まで。
この素敵な初秋の季節に
昔はなかったこんな連休ができて
その名も「シルバーウィーク」だなんて
なかなか気が利いているではありませんか。

雨に降られることもなく迎えた4日目の今日
日差しの中を歩いていたら
どこからか金木犀の香りが運ばれてきました。
今年初めての香りでした。

金木犀の香りと一緒にたくさんの思い出が運ばれる
秋がやってきました。

シアトルから大好きな友がやって来て
我が家に泊まっています。
宝物時間です。

家族と一緒に過ごす時間も宝物時間です。
宝物時間がたくさんあることがまた宝物です。

昨日の朝日新聞で大きく一面を使って
椎名誠さんのインタビュー記事が載っていました。

若い時からずっと気になっている作家のひとりです。
ということはたぶん
その生き方に共感しているからだろうと思います。

新聞記事の最後の8行をお贈りします。

「僕は、物書きですからその時々の興味の対象が結果的に仕事になっていますが、基本的には遊び好きです。子どもの頃からどろんこ遊びが好きで、今もそのままなんです。最近妻に『孫ができたんだから、健康でいることは義務』といわれました。妙に説得力があり、至言ですよね。自分は自然に生きていて来年の目標とか特にないんですが、誰かが迷ったら的確な判断をしてあげるのが年寄りの役目でもある。健康でいようと思っています。」

冒頭の写真はさっきシアトルの友が送ってきてくれたもの。
フランスから戻ってくる途中で眼下に見えたグリーンランドだそうです。
地球はまだまだ美しい!


久しぶりに例のもの、行きます!


Q: Explain the word “autocracy.”
(オートクラシーについて説明しなさい。)

A: A country that has lot of cars.
(はい、車をたくさん持っている国のことです。

な、な、なるほど(汗)。
あの~、多くは語りませんけれど、autocratならば専制君主とか独裁者、暴君という意味なのですが、、、、、、。
わかってください、その先を!


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9月22日:バーミックスタイプで簡単スムージー
9月21日:パセリ、セージ、ローズマリー&タイム
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何を見て暮らす?

2015-09-04 09:31:25 | ライフスタイル

窓の向こうに何が見えますか?
窓の向こうは何色ですか?

都心のマンションをひきはらって
八ヶ岳に住み始めた友が言います。

「窓の向こうには東京タワーと高いビル。
 夜ともなれば色とりどりの灯りがともる。
 若い頃はそんな景色が嬉しくて
 随分元気をもらったものだけれど
 今では『あずさ』で新宿駅に下りたとたんに
 ぐるりと背を向けて下り電車に飛び乗りたくなる。」

同じように、東京を離れて高原の林の中に住むことを決めた友が言います。

「空が動いていく。
 風の音に合わせて緑の視界がさわさわと揺れる。
 真っ暗なデッキに出て空を仰げば、驚くほどたくさんの星。
 世界をまたにかけて仕事をして来たつもりの自分が
 小さな小さな存在に思える。」

緑の林の中に住むほかの友たちも
みな同じようなことを言います。
そのうちの一人の言葉がとりわけ心に残ります。

「何を見て暮らすかということが、実はとてもだいじなことかもしれない。」


こうした場合の「見る」とは、とても自然な「見る」
英語で言えば「watch」ではなく「see」
つまりおのずと目に飛び込んでくる風景と色。

今、キーボードを叩くメイおばさんの目の前の窓の向こうはお隣の家の壁。
右側には小さな庭。

シアトルのように
朝焼けや夕映えや
海や湖や山や摩天楼や船が見えるわけでもなく
大好きなカモメたちがよぎることなどありません。


ワシントンのように
大きな空の向こうに
国会議事堂のシルエットが見えるわけでもありません。

まだ始まったばかりの東京暮らしですが
たぶん私の心や、私の思考は
しばらくしたら形が変わっていくのではないかと思います。
いつものように。

風景に限らず
「何を思って暮らすか」ということもまた
私たちの心の形を作ります。

人と自分を比べては
恨みや憎しみや蔑みを育てていれば
心は形を変えていき、ゆがんで行きます。
良き思いへと心を解き放つことができなくなり
良き風景を見ることもできなくなります。

何を見て暮らすか、何を思って暮らすかの二つは
もしかしたら仲良くくっついているのかもしれません。

美しい自然の中に住み始めた友人たちの顔が
一様に優しく柔らかくなったように見えたのも
好きな風景を見ながら、良き思いと暮らしているからかもしれません。


久しぶりにまたあれに戻ります(笑)。
例のもの、今日は歴史です。


Q:Name two of the classes that existed in medieval England.
(中世イギリスに存在した二つのクラス<階級>をあげなさい。)

A: History class & Geography class.
(はい、歴史のクラスと地理のクラス<授業>です。)

たしかに「クラス」には両方の意味がありますけれどねえ、、、、、(笑)(笑)


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秋の初めのご挨拶

2015-09-02 13:17:40 | ライフスタイル
先回、シアトルで書いてから今日まで
移動がいくつか重なって
気づけば随分時間がたってしまいました。

ひとつの場所を去る時には
掃除、洗濯、冷蔵庫の整理、次の場所に必要な物の買い出し
荷作り、周囲へのご挨拶、連絡、、、、、
たくさんのことを片付けなければなりません。

移動した先でも同じように
掃除、洗濯、冷蔵庫の補充、荷ほどき、ご挨拶、連絡
たまった郵便物の処理、、、、、
たくさんのことが待っています。

いくら慣れている移動暮らしでもなかなか大変です。
時差もあります。
突然夜中に目覚めてしまうこともあります。

とりわけ今回は
すぐにまた東京を離れなければなりませんでした。

そんなあたふたとした中で
気づけば9月を迎えていました。

どうしてでしょう。
いつも感じるのですが
日本時間はアメリカ時間よりもずっと早く過ぎていきます。

書きたい思い、伝えたい思いは
形にならないまま、たまっていくばかりです。

秋風の走りが木々の影を揺らします。
私は限られた新しい時間の中で、また歩き始めます。

残してきたたくさんのことを愛おしみながら
目の前に待っているたくさんのことに感謝をし
良き思いだけをはぐくみながら。

「宝箱」は「びっくり箱」のように
相変わらず何が飛び出てくるかわかりません。
日本でのこともあれば
アメリカでのこと、あるいはその他の場所でのこともあるでしょう。

書くことによって私は記憶を留め
書くことによって心を整理し
書くことによって日常の習慣を保っています。

と同時に
僭越ながらまだまだ伝えたいことがあるのです。

今日はちょっとかしこまってしまいましたけれど
明日からはまたいつものメイおばさんに戻ります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

シアトルを発つ朝
机の上をきれいにし


ふたつあるうちの薄い方のスクリーンを下しました。


スクリーンが下りていき
窓の向こうの景色が薄くなっていく短い間に
いつものように、まっすぐ前を見て
顎を少しばかり上げて、大きく息を吸い込み
外の景色に向かって深々とお辞儀をしました。

いつもの、メイおばさんの「覚悟」です。


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