「この国のかたち」的こころ

敬愛する司馬遼太郎さんと小沢昭一さんに少しでも近づきたくて、書きなぐってます。

静岡県民限定 ずっとあって欲しいお菓子1 

2006年03月27日 22時41分27秒 | 文化論
 6日ぐらい前にキッチンテーブルの上に、静岡銘菓の「8の字」がおいてあった。

 「どしたの?これ」というと

 カミさんが

 「職場の人にもらったの。お世話になったからって。」

 ということらしい。

 

 このお菓子を食べたことのない静岡県人がどのくらいいるか知らないが、おそらく、それは「うなぎぱい」を食べたことのない人に近い数字が出るのではないかと思う。
 それほどこのお菓子は静岡の人にとって定番であり、しかもおみやげ物化して高級感に走った「うなぎぱい」よりも、より「駄菓子」的であり、庶民側に位置している。

 でもこのお菓子はもっと見直されていいのではないかと思うのです。

 だってこれ全くの自然食品といって良いわけで、材料は小麦粉・砂糖・卵だけで無添加なんですね。
 それをお店の2階で毎朝作って店頭に並べるようにしてるんだそうです。
お菓子でいうのも変ですが新鮮なんです。それから味に飽きが来ません。お子さんの離乳食にも使えるそうですから、また「ウナギパイ」は…と思われる方でしたらお土産としても間違いありません。値段も手頃ですしね。

 お店ではこの一品のみが、色々な袋や化粧箱などに入れられて売ってるのです。元々は静岡駅南口のホントに真正面ぐらいにあったのだと思うのだけれど、記憶が確かでない。葵区のあおい君さんに聞けば分かるかもしれません。

 ご存じですか?

 現在も駅南口のロータリーの左手側を回っていくと三階建て?ぐらいの8の字ビルがこじんまりとありますので、観光で来られた方もぜひ立ち寄って頂きたいと思うのです。

 そして、こういう地道なお店は残っていて欲しいなと強く思いますし、今の桑名屋さんの経営の仕方は恐らく余り発展性はないけれども、次代に確実に残っていくんじゃないかと思って応援したくなったりするのです。

店名/カクゼン桑名屋
住所/静岡市森下町1-39
営業時間/
平日9:00~18:30
土曜・祝日9:00~17:00
第三土曜・毎週日曜休み
TEL 054(285)7668

 駅前のお菓子屋さんなのに、今時土曜日と日曜日は店を休んじゃうってのが良いでしょ。