「この国のかたち」的こころ

敬愛する司馬遼太郎さんと小沢昭一さんに少しでも近づきたくて、書きなぐってます。

民主党は割れる

2009年08月30日 23時13分30秒 | 妄想
 小澤さんにたてつける人はいなくなりましたね。比例区でも小選挙区でも小澤さんが連れてきた新人がたくさん議員さんになりました。小澤さんのおかげで復活した元議員もいっぱいいます。そうすると民主党内で最大派閥が形成できちゃうじゃないですか。岡田さんと前原さんは少数派として党内にとどまれますかねえ。出ちゃうような気がするんですけどねえ。
 そうすると自民党の参議院議員の人たちは、次の選挙で自民党の看板背負ったら勝てないって気がしてますから、自民党を出ちゃう人もいるかもしれませんね。みんなの党、国民新党、無所属とかがリベラル新党とか言うのを立ち上げたりしませんかね。

 まあ国民の選択だからしょうがないけど。これから2年後ぐらいをめどにどうにも政治が安定しなくて、ものごとの決まらない。停滞する感じが日本を追い詰めるような気がする。

出口調査というのをやらされてみた

2009年08月30日 22時44分24秒 | 人々
 選挙の締め切り時間が迫ると、一斉に各民放は選挙速報を流す。開票率0%で当選確実がでるのは不思議だったが、今回の選挙は各民放ともその仕組みを解説しているのは進歩したかなと思う。当確候補の予想最低得票が次点候補の予想最高得票を上回れば当確が出るわけで、それは「出口調査」なるものを実施してるのがけっこうな根拠になるらしい。投票所から出てきた人に「誰に投票しました?」と聞くらしいのだが、そんなの答える人がいるんだろうかというのと、混んでいる投票所だと大変だろうなと漠然と考えていましたね。で、そういうのは都会でやるもので、ボクのいる街や、ボクのいく投票所には来ないだろうなと思ってました。だって実際見たことないからね。

 でも今日、10頃投票所に行ったらいましたね、それらしき人が。地区センターの玄関のところにいました。女性が白いシャツ着てバインダーに紙ははさんでましたから。「へえ~」ってなかんじで見てしまいましたよ。
 かみさんが「NHKっていう腕章つけてるよ。」っていうから「ほんものだあ」って思いましたね。
 でも不思議なことに、投票を終えて出てきた人に何も声をかけないんですね。「あれ?違うのかな。」って思いますよね。
 でもまあ聞くわけにはいかないから。そのまま投票しましたよ。

 でお、個人的なことなんだけど今回の選挙はどっちかというとどの候補にも入れたくないなっていうのが本音でね。中でずいぶん迷って投票を終えたんです。だから出てくるときには出口調査のこと忘れてました。だから少しびっくりしたんですね。突然横合いから「すみません、NHKのものです。ただいま出口調査を行っていますので、ご協力を願いたいんですが…。」ときたんです。ボクは「お!NHKにしては会話文の述語を省略して…にしてるじゃないか」と思ったのですが、そこはまあね、言ってもしょうがないので、にっこり笑って協力しましたよ。でもこれって嘘書いても全然問題ないな、この人にも態勢にも影響ないなって思いました。実際、あんまり正直なところを書きたくない気がしてました。でもまあ正直なところを書きましたけどね。
 かみさんは声をかけられませんでした。なんででしょうね。出口調査ってこういう風にピックアップ中のピックアップでするんだと言うことを初めて知りました。
 それでも統計学上では、問題なく実際の開票結果と誤差程度の差で当選が読めるんでしょうね。
 駄文ニュースに載ったようなので、補足すると、アンケート形式で、何党の候補に入れましたか、小選挙区比例別項目で、日頃の支持政党聞かれて、いつも投票するかも聞かれています。
 

不謹慎な被災者

2009年08月15日 21時07分04秒 | 文化論
 静岡で大きな地震があってから、5日。明日には東名高速道路の登りも開通する。お盆の休みが明ければ、瓦問屋が動き出し、ボクの街の屋根も復旧に向けて動き出すのだろうと思う。
 僕らは傍から見たら完全に震災被害に遭っている街だ。瓦を中止とした建物の損壊は600を超え、怪我人も15人出ている。崖崩れ、水道管の破裂による断水。一時的とはいえ、停電にもなった地域もある。東名高速道路の牧ノ原サービスエリア付近の道路の損傷と復旧は連日報道に取り上げられ、ヘリが上空を飛び交い、開通している東名高速の最東端インターとなった僕らの街は一日中他府県ナンバーの車であふれかえった。
 被害のあった家の屋根には、ブルーシートがかけられ、破損した家具やガラスが家の外に運び出されている。
 しかし、ボクの家は損害と言った損害がないのである。地震のあった夜くらいから他府県にいる友人からメールや電話をもらった。お見舞いや励ましの言葉である。ありがたいのは当たり前だが、どうもピンとこない。こそばゆい感じがする。彼らはボクの街名がニュースに出て、心配している。もちろんニュース映像をみてもいるからなおさらだ。
 だがボクの家も家族昨日と変わらないその日を過ごしたにすぎない。それでも世間的には被災市民である。それはおまえの運が良かっただけではないか、それとも何か自慢したいことがあるのかと言われそうだが、それは今回の主旨ではない。全国ニュースで流れようが、マスコミが悲惨さをアピールしようが、ボクとボクの街の大半の
人たちはボクと同じように、昨日と変わらない日常を過ごしているのである。夫婦や、親戚や近所の人が手伝いながら、破損した屋根瓦を修復している横のパチンコ屋さんは大繁盛しているのである。壊れたビールケースを片付けている酒屋の隣のスーパーマーケットは安売りを求める客でごった返しているし、ラブホテル脇の道路にはワゴン車がとまり、派手な格好をしたお姉さんが白い足を見せて降りてくるのである。それが震災当日の我が街の偽らざる風景なのだ。地震の規模が小さかったからそういうことを言えるのだといえばそれまでかもしれないが、僕らは神戸や富山や新潟や岩手を同じような、極めてマスコミ的感情おあり手法に則った目で見ていなかっただろうか。助けるべき人は確実にいる。でも当事者、関係者じゃなきゃ何処吹く風の奴らだってきっといるはずなのだ。今回、ボクの自治会では自主防災組織は機能しなかった、というより機能させる必要もなかった。しかし自分の家が、自分が大丈夫だったからと言ってそれを街全体に拡げていいものかどうかわ疑問が残る。とにかく僕らは今までニュースの映像を見て、「うへ~」とか「うわ~」とかいいながら、ニュースキャスターの声色に乗せられて、安価な同情なり、優越感なりを感じていたが、それは「今回の被害者に日本人いない模様です。」に安心しちゃうほど失礼なことで。僕らは報道の本質をいつも見ようとする姿勢が必要なのではないかと思ったのです。

余震というストレス

2009年08月13日 23時16分30秒 | 妄想
 油断していると余震がくるのはやだなあ。たいした震度ではないことはわかっている。でも先日の恐怖がベースにあって、それをフラッシュバック的に体験してしまうので、本震の時よりも始末が悪い感じがしますね。
 先日、水を買い込み、今日は両親の家の耐震補強をしてきた。ついでに我が家の食器棚の扉が開かないように工夫をしてきた、すべて100円ショップで調達した代物で間に合う。かみさんと娘が実家に帰って、僕は両親とお留守番である。ホントはかみさんについて行くつもりだったんだけどね。こういう余震が続くようだと放っておけないのだ。
 というわけで、つかのまに独身貴族だよん

かずさんへのお返事

2009年08月12日 10時35分04秒 | 地震関連
 ご心配頂きありがとうございます。うちは小さな石灯籠が壊れたのと、親の家でお皿が割れたくらいで済んだのですが、200メートル離れると瓦の崩落やら壁が落ちたのとか、震災地の様相を呈しているんですね。隣町は断水で、ホームセンター、コンビニ、スーパーから水が消えてしまいました。静岡は地震防災県で県民の意識も高かったはずなのに今回の県でまだまだの所があり、東海地震の予行演習としてはかなり、シビアな体験となりました。かすさんの所も揺れたんでしょ。ベットサイドにスリッパと懐中電灯、それから避難経路をふさぐものを置かないYOUすることは、必須だと思います。それから家具、テレビ、電子レンジの固定は静岡県じゃ当たり前になっていることもお知らせしておきます。
 それから、今回の地震で唯一余地に成功したサイトがあって、それは地震予知ブログというのがあって科学的な根拠がないのと、関東を中心とした予知なので注目してなかったのですが、かずさんには参考になるかと思いますので、良かったら見てください。
 かずさんが、まず最初に僕のことが浮かんだってのいうのは、とてもうれしくて感謝しております。ブログの更新も全然してないのに、心配頂きびっくりしました。これからも宜しくお願いします。
 株始めるんですか、僕もちょっと興味があってDSで、「カブトレ」とかやってたことがあるんですが、ちょっと勉強してみようかなと思います。

経験しちゃったことの恐怖

2009年08月11日 23時55分55秒 | 地震関連
 芸能人がよくやる罰ゲーム系のものに10mの高飛び台から飛び降りるというのがある。バンジージャンプの場合もそうなんだけど、彼らに言わせると最初より経験してからの方が怖いという。最初は未知の恐怖が心を支配するのだそうだ、しかしそれよりも次の既知の恐怖が勝る場合もあるのだそうだ。それが10mの高飛び込みなのだそうだ。ぼくら静岡県民は今まで大きな地震という未知の恐怖かうる覚えの恐怖と戦ってきた。そいつは漠然としていただけにどこか現実味がなかった。阪神大震災も新潟も東北もどこかしら、真摯に学ぼうとする姿勢はあっても、どこかで、あれほどにはならないだろうという変な思い込みがあったのかもしれない。でも僕らは現実の恐怖知ってしまった、しかも本番はこの1.6倍増して想像しなければならいという、とんでもなく追い詰められた状況にある。さあてこれから眠れますかね。

地震予知サイトは…

2009年08月11日 06時18分10秒 | 地震関連
 当てにならないねえ。東海アマもケロ君も、まったく今回の地震を感知していなかったね。僕のところは震度5強だったんだけれど、結構揺れた感覚がある。棚から本やら何やらが落ちてきて、避難経路である廊下を塞いだ。これはとても重要なことで今少し時間がはやくて暗かったら、転んでいただろうし火事が発生したりしてたらもっと危ない状況が起こったかもしれない。でもまあみんな無事だった。余震が続くけどこれがさらに大きな地震に続かないことを祈る。