「この国のかたち」的こころ

敬愛する司馬遼太郎さんと小沢昭一さんに少しでも近づきたくて、書きなぐってます。

東京発 午後5時56分 こだま677号について考える。

2016年04月01日 00時21分23秒 | 文化論
昨日、東京に行っていました。

浅草行って、日本橋に行って、靖国神社行って、それぞれに桜見て帰ってきました。


歩き疲れて、もおいいやって事になって、東京駅でマツコの知らない世界でやってた、「超のりべん」を買って新幹線に乗って帰ってきました。

お弁当科ってぼやぼやしてたので、50分ぐらい17番にホームにあがったら。56分発の「こだま」がドアをあける直前でした。

いつもはもう少し早く帰るんだけど、今日はちょっとのんびりしてました。

けっこう並んでいるなあ、と思いつつも「こだま」だしとかおもって並んでました。


案の定、余裕で二人席に座れました。良かったなぁと思っていると車内アナウンスで

「自由席のお客様に申し上げます。車内大変に混み合います。隣の席に荷物など置かないようにご協力お願いします。」

と流れたんですね。

でも、その時の正直な気持ちは「え~?」という感じでした。

だって3人席とかほとんど空いてましたからね。


で、そのまま出発したんですよ。


で、次が品川じゃないですか。


そしたら乗車率120%になっちゃったんです。


またもや「え~?」ですよ。


会社5時であがって東京駅なんだなあ。出張帰りってこんなにいるんだと思いました。

みんなスーツ姿なんだもの。

のりべん食べてる僕が浮くこと浮くこと。


でね立ってる人も一杯居るの。


まあ「こだま」だから静岡まで行けば確実に座れますけどね。

なんて思っていると、みんな三島でおりちゃいました。


「え~?」てなものでビックリしました。

みんな「東レ?」「Z会?」日大か?とか考えていて、ふと思いつきました。


この人たちは出張じゃない!この人達は通勤の人だ!三島、長泉に自宅を買って1時間かけて東京に通っている人たちなんだと気付きました。


長泉とか藤枝とか菊川とか子育て支援してる田舎は5000万あれば庭付き一戸建てが買えちゃうからね。


交通費をどの程度会社が負担してくれるか知らないけれど、これだけの人が実績としているんだから、良い会社があるんだなあと思いました。




まあそれだけなんですけれど。

ダムカードについて考える。

2013年08月27日 10時06分05秒 | 文化論
 かみさんの実家は静岡の大井川の上流にある千頭というところにあります。

 お盆で実家に帰ると、2日もすればすることがなくなり、決まって大井川上流の長島ダムあたりにドライブすることになります。で、今年は僕は行かなかったんですけど、かみさんによれば、「ダムカード」とかいうものをもらったんだそうです。で、この「ダムカード」を渡される際に職員の方が「このカードをオークションとかに出さないでくださいね」と言われたそうです。
ほんまかいな、と思って調べてみると、これが結構な値段なんですね。ちなみに長島ダムのダムカードは480円とか500円とかしてます。黒部ダムとかもそのくらいなんですが、50周年記念品とかなると3600円とかしますし、沖縄県のダム(あるんだ)の9種類セットだと8,000円くらいになってますね。いやあ、知らない世界はまだまだあるんですねえ。僕は以前にテレホンカードを集めたことがあるんですが、あれは原価の価値は保持できますから、基本的に貯金と同じなんですね、だから価値はあるのがすてきなんです。まあでも近頃海野光弘さんの「あじさいの門」のカードを手元に置くことができるようになってウキウキなんですがね。
どちらにしろ、一般人には理解されにくい分野なんだろうなと思います。でもダムカードは一時期のライダーカードみたいに、子供の盛り上がりに大人の商業主義とか少し悪意の混ざったものが垣間見れるような気もして、あんまり良い感じがしないのですが、どうなんでしょう。

キャンペーンと改装とセールとバーゲンとAOKIについて考える

2013年06月16日 08時16分02秒 | 文化論
 僕はスーツを着て仕事をしている。でもオフィスでデスクワークじゃないから、結構消耗が激しい。かみさんは、戦闘服よね。支給品にしても良いんじゃないかあ、とか言っているが。もしそうなったら、それはそれで、無個性じゃなく、キャラクターで勝負しているところもあるので、困るのではないかと思う。ということで、高いスーツは買ってもらえず、量販店のスーツを買ってくることが多い、「洋服の青山」「紳士服のはるやま」「AOKI」「ゴトー」などといったところのカードはすべて揃っている。ということは会員登録してるということで、住所も向こうに知られているのです。
 そうすると、ハガキによるご案内というやつが、すぐにくるわけで、周期で見てみると、ほぼ2週間に1度のペースで、何かしらのイベントをしてますね。
 改装による、棚卸し、閉店、開店、夏物、冬物、春物、秋物、父の日、就活、進学就職、そのたびに在庫一掃や半額や、クーポンを乱発し、特別館を出そうとしている。でも実際お店に行くと、そういった賞品は見劣りして、良いものを勧められてくる。そしてセットで高いモノを買ってきてしまうのが向こうの戦略なのでしょうが、まあ、生き残りという言葉で片付けられないほど、えぐみの強い業界なんだな、と御来店プレゼントのスヌーピーの超特大トートバックに目を惹かれつつ思うのでありました。

統一球について考える

2013年06月13日 23時20分58秒 | 文化論
 叩いてますねえ、マスコミさんは。煽っております。
 「開き直り!」とか過激な言葉を使ってます。ひさしぶりに全力で
 叩けますからね。元大使なんだ。どおりで見たことある顔だと思いました。

 でね、今年ね、外人さんが、いっぱいホームランを打ってますけど、それって
例えば、日本記録を抜く可能性もあるんでしょ。
 年間55本でしたっけ。それを越えるのは大変な努力なのであろうと思うのですけど、
でもさ、こういう風に「飛ぶボールですから」とか言われちゃうと、なんだか価値が薄れてしまうような気がするんですけど
どうなのでしょうね。

 でさ、今年のノーヒットは昨年の完全試合よりも価値があるんじゃないかっていうのは、どうなのでしょ。

 ということは、色々なものが疑われているわけで、いろんな選手の記録の前提が崩れてしまったわけでしょ。
そう考えると、日本野球機構っていうのは物差しというものであって、変わっちゃいけない所なんですね。
 試合の数が変わったりするのもそうで、細かく言えば甲子園のラッキーゾーンが無くなったのだって、影響があるよね。
でも、逆に野球技術の進歩や、道具そのものの、発展や、日本人の体型や、筋力の変化によっても変わって行かなきゃいけない部分もあるので、バッサリは行かないのだけれどね。

 まあ、とにかく「説明責任」とかいう、「やめろ!コール」はもうしばらく続きそうですね。

タミフルとリレンザの後にくるもの

2009年11月30日 13時18分23秒 | 文化論
 インフルエンザの特効薬であるタミフルとリレンザに底が見えているらしい。近所の病院には、あと2日分の在庫しかないらしい。季節性のインフルエンザの本格的な流行を前にして、どうなるんだろうという不安がよぎる。もちろん製薬会社は増産体制にはいるのだろうが、間に合うのかは予断を許さない。で、各医療機関では、麻黄湯をタミフル、リレンザに替わるものとして考えているらしい。効果のほどは分からないが、これは漢方薬であるから通常の風邪薬と併用して使うことになるのだと思われる。同時に僕おすすめの「べにふうき茶」を飴にして、中にレモンマートルを配合させ、インフルエンザ予防をすることが肝要かと思われる。これは菊川市の丸松製茶で発売しているのもので、買いに行ったら、販売側もそれほど対新型と意識しているものではないらしい。でもこれから注目されてくるかもしれない。僕の娘さんもついに新型インフルエンザにかかり、僕は濃厚接触者になった。でもおかげさまで今のところ症状は出ていない。まわりは相変わらすウイルスだらけなのだがこのままいきそうである。

新型インフルじゃないもの大変だという話

2009年09月13日 00時03分25秒 | 文化論
先週の日曜日に地区の運動会があったんですが、その前日からかんかん照りの中で丸々2日間、役員の仕事をして参りました。で、その前々日ぐらいからノドの調子が良くなかったんですが、その2日で決定的になりまして声が出なくなりました。幸い熱はなかったので、仕事には行ったんですが、僕のお仕事はしゃべらなきゃどうにもならないお仕事なので、次の日は仕事の段取りだけして早退して病院に行きました。いったのは自分の街にある耳鼻咽喉科です。なかなか評判の良いところなんですよ。なんてったって仕事が早い、というのは失礼な言い方で診療の手際がよい。だいたい二人の医師がいてその周りを三,四人の看護士が取り囲んで次々と患者を誘導していく、そしてやや強めのお薬を出してくれてパパッと直しちゃうから外国籍の人にも評判が良い、余分な検査もしないしね。ただ耳鼻咽喉科だから吸入はしますよ。鼻と耳の検査は一応しますよ。掃除してくれるしね。これって余分じゃないでしょ。で、僕の場合も状態を聞かれて鼻を診て耳を診てのどを診て、「急性咽頭炎ですね。」って診断されました。でねおかしいのはここでね「急性咽頭炎」って言ったんですが、こういう診断って今までなかったんですよ。今までだと「あ~、ノドが赤いなあ。これじゃ熱出ますよね~。お薬、抗生剤と鼻炎のと、ノドの痛みを鎮めるやつね。出しときますから5日たっても症状変わらなかったらまた来てちょうだい。」ってな感じなんです。でもいきなり「急性咽頭炎」でしょ、おや?って思いますよね。でね、聞いてみたんです、なんですかそれ?ってそしたら「風邪です、新型インフルじゃありません。」って言う答えなんですね。そこでやっと分かりました。新型インフル流行以後、ちょっとした症状でも確かめる人って結構いたんじゃないかと思うんですよ。そうするとね。先生の方でもやっぱり、「ノドが赤いなあ。だけじゃ済まされなくなってきたんじゃないかと思うんです。で、「急性咽頭炎」が急にメジャーの舞台に上がってきたみたいなことになっているんじゃないかと思うのです。僕だって無理していった職場で何度も「医者に診せをのか?」というご心配をいただきましたが、その裏返しは「冗談じゃないぞ染すなよ」的なものがあったんじゃないかと思うのです。なんでそんなことが分かるのかって?それは自分がそうだったからとしか言えないんですが、それも自分だけのことかもしれません。

不謹慎な被災者

2009年08月15日 21時07分04秒 | 文化論
 静岡で大きな地震があってから、5日。明日には東名高速道路の登りも開通する。お盆の休みが明ければ、瓦問屋が動き出し、ボクの街の屋根も復旧に向けて動き出すのだろうと思う。
 僕らは傍から見たら完全に震災被害に遭っている街だ。瓦を中止とした建物の損壊は600を超え、怪我人も15人出ている。崖崩れ、水道管の破裂による断水。一時的とはいえ、停電にもなった地域もある。東名高速道路の牧ノ原サービスエリア付近の道路の損傷と復旧は連日報道に取り上げられ、ヘリが上空を飛び交い、開通している東名高速の最東端インターとなった僕らの街は一日中他府県ナンバーの車であふれかえった。
 被害のあった家の屋根には、ブルーシートがかけられ、破損した家具やガラスが家の外に運び出されている。
 しかし、ボクの家は損害と言った損害がないのである。地震のあった夜くらいから他府県にいる友人からメールや電話をもらった。お見舞いや励ましの言葉である。ありがたいのは当たり前だが、どうもピンとこない。こそばゆい感じがする。彼らはボクの街名がニュースに出て、心配している。もちろんニュース映像をみてもいるからなおさらだ。
 だがボクの家も家族昨日と変わらないその日を過ごしたにすぎない。それでも世間的には被災市民である。それはおまえの運が良かっただけではないか、それとも何か自慢したいことがあるのかと言われそうだが、それは今回の主旨ではない。全国ニュースで流れようが、マスコミが悲惨さをアピールしようが、ボクとボクの街の大半の
人たちはボクと同じように、昨日と変わらない日常を過ごしているのである。夫婦や、親戚や近所の人が手伝いながら、破損した屋根瓦を修復している横のパチンコ屋さんは大繁盛しているのである。壊れたビールケースを片付けている酒屋の隣のスーパーマーケットは安売りを求める客でごった返しているし、ラブホテル脇の道路にはワゴン車がとまり、派手な格好をしたお姉さんが白い足を見せて降りてくるのである。それが震災当日の我が街の偽らざる風景なのだ。地震の規模が小さかったからそういうことを言えるのだといえばそれまでかもしれないが、僕らは神戸や富山や新潟や岩手を同じような、極めてマスコミ的感情おあり手法に則った目で見ていなかっただろうか。助けるべき人は確実にいる。でも当事者、関係者じゃなきゃ何処吹く風の奴らだってきっといるはずなのだ。今回、ボクの自治会では自主防災組織は機能しなかった、というより機能させる必要もなかった。しかし自分の家が、自分が大丈夫だったからと言ってそれを街全体に拡げていいものかどうかわ疑問が残る。とにかく僕らは今までニュースの映像を見て、「うへ~」とか「うわ~」とかいいながら、ニュースキャスターの声色に乗せられて、安価な同情なり、優越感なりを感じていたが、それは「今回の被害者に日本人いない模様です。」に安心しちゃうほど失礼なことで。僕らは報道の本質をいつも見ようとする姿勢が必要なのではないかと思ったのです。

マスクがない!

2009年05月18日 22時15分31秒 | 文化論
 ここは兵庫でも大阪でも奈良でもない、静岡の片田舎なんですけど、そんな街のドラッグストアーにも、どこにもマスクが消えつつある。今、あるのはインフルエンザには全く効果のないガーゼマスク(もっとも他の人に移さないようにするとすという意味では別)があるか、のどぬーる液が染みこんでる1枚100円以上する高い代物しか売っていない。それも時間の問題だろうと思う。そして入荷は未定とのこと。かつてのトイレットペーパーやバターの協奏曲がやってきそうな、というよりきてる感じがする。
 amazonではまだ比較的やすい商品も出ているけど、それもいつまで持つかわからないと言ったところだね。
 かみさんが興奮状態で頼め頼めと言うから頼んだけど、そんなに大騒ぎすることなのかな。だって家には子供用のマスク80枚。大人用が40枚。防災用品として備蓄しているのだ。
 これでも女性というものは安心できないらしい。なにしろ今日、ドラッグストアーにいって売れ切れていたのが気に入らないらしい。
 「してやられた感」というのは女性を滾らせるらしいのは今も40年前も変わらないらしい。

いきなり絶食

2009年01月01日 01時13分01秒 | 文化論
 28日に東京から帰ってきたら、カミさんがノロウイルスでダウンしていて、家事一切を僕がしてたんだけど、回復力が旺盛な人なので、30日には復帰していた。30日の午後になって今度は僕が発症し、下痢が止まらないは、胃袋がまったく活動していないはで、今日、救急医療センターにいって診てもらったら、「あと2日くらいは絶食だね、口に入れていいのはスポーツドリンクとお水だけだね。下痢は止めずに、整腸剤と胃薬だけ出しておくよ」とのことでした。そういうわけで最悪の年末年始を迎えて降ります。ハイ!たかだか年越しそばが食べられないとか、お雑煮がいただけないだけの話だけれども、どうにもこういうものはちゃんとしとかないと気持ちが悪いなと思うのです。機能食べたものは全部吐いたから丸々2日ほど食べ物らしいものを口にしていないけど、スポーツドリンクというのは優れもので、結構元気に過ごさせていただいております。

 今年はいい年になると良いなという願いは元旦から崩れていますが今年もよろしくお願いします。

夜の自販機 おしることコーンポタージュと宴会帰り

2008年12月23日 22時10分16秒 | 文化論
 世の中は不景気なのです。でも季節的には忘年会の季節なのです。で。焼津石津浜にあるホテル三景園で忘年会でした。まあうちの職場としては2年ぶりなんですけどね忘年会、色々事情がありましてね。そういうことになりました。しかもだ、ホントは焼津松風閣だったのに、間に入ったツーリストが確認ミスで、急遽ここになったものだから、参加者が激減でした。まあだから三景園が取れたんでしょうけどね。僕は職場から車で家に帰って、駅まで送ってもらって、電車に乗って、焼津に行って、駅からタクシーで1700円かかって宴会場にたどり着いたのでした。焼津駅から無料送迎バスは出ちゃいません。職場からは出ています。路線バスは25分ほどかかるけど、バス停からの道のりは定かじゃありません。しかも焼津の道路行政の悪さは筋金入りだ。片側2車線の道路がいきなりすれ違いの出来ない道路になるなんざ、そこいら中に展開してるありさまで、真っ直ぐな道などは一つもないものだから、隣町の人間でも、方向感覚が狂わされる魔の町と化している。素人は車で行っちゃ行けません。このアクセスの悪さが一度倒産間近に追い込まれた一因なのではないかと思うのだけれど、まあそいつは今の三景園にはちょいと酷なお話で、しっかりサービス、おいしいお料理でもてなして頂きました。
 で、帰りはマイクロバスで藤枝駅まで送って頂きました。日頃は自家用車で通勤している僕にとっては半年ぶりぐらいの電車だったのです。しっかしホームは寒いね。幸いなことに次の電車は浜松行きだから良いようなものの、これが島田止まりで、その次がホームライナーだったりすると最悪になってしまう。
 で、それでもこの時期20分のホーム待ちはきついものがありますな。酔いなんぞどんどん冷めていってしまう。そうすると自販機が目に入りますなあ。とか言いながら宴会帰りの恒例であったりして、季節は関係なかったりするんですけれどね。
で、「おしるこ」とか「コーンポタージュ」とかいう、日頃は邪道としか思えないようなラインナップが妙な迫力を持って迫ってくるんですな。僕はまさしく震える手で「負けて堪るか!」と心の叫びをあげながら、「あったかいお茶」か「ミルクコーヒー」を選ぶんですな。たまに弱気になると「ココア」を選択してしまって、「これは今日はだいぶ追いつめられているぞ」と感じたりするんですが、「おしるこ」や「コーンポタージュ」に罪があるわけでも不味いわけでもありません。むしろ「おしるこ」は中に餅が入っているわけでもないのに、ここ20年以上自動販売機の8番バッターとして、不動のレギュラーポジションを維持しているのは敬服に値するのではないかと思うのです。
 だから何なんだよおまえはと言われたら何にもならないのですけれどね。