「この国のかたち」的こころ

敬愛する司馬遼太郎さんと小沢昭一さんに少しでも近づきたくて、書きなぐってます。

イルカから高濃度の水銀 千葉のカズハゴンドウ について考える

2006年03月08日 00時36分57秒 | 妄想
 先月末、千葉県一宮町の九十九里浜に打ち上げられたイルカの一種、カズハゴンドウの筋肉から国の暫定規制値の10倍を超える水銀が検出されたことが、北海道医療大の遠藤哲也講師の調査で7日、分かった。

 寿命が長いイルカやクジラには、食物連鎖を通じて自然界の水銀が蓄積しやすいことが分かっている。コビレゴンドウなど国内の一部地域で食べられているイルカには高い水銀値のものがあることが知られているが、データがなかったカズハゴンドウも同様に水銀が蓄積していたことになる。

 遠藤講師らは死んだカズハゴンドウ10数頭の筋肉、肝臓、腎臓の総水銀量を調査。筋肉から、国の暫定規制値の1キロあたり0・4ミリグラムを大幅に上回る平均4・5ミリグラムの水銀を検出した。最高値は11・0ミリグラムだった。

 また、肝臓からは、平均約119ミリグラムと極めて高い濃度の水銀が検出され、腎臓からも同6・3ミリグラムが検出された。

 カズハゴンドウは食用にはされていないが、遠藤講師は「調査中、見物客の中には『うまそうだ』などと話す人もいたが、食べるのはやめた方がいい」と注意を呼び掛けている。

そういわれて食べる人いるとは思えませんが、どうなんでしょう。というより「うまそうだ」といった人の神経は太古の狩猟民の記憶を多く持った人に違いないと思うのです。

 ただ忘れちゃならないのは僕らが余程のことがないとクジラなんて食べられなくなったのは、日本の無計画な捕鯨もあるけども、最初はアメリカの大学生がクジラが可哀相だといってデモ行進したとこから始まっていることだ。