「この国のかたち」的こころ

敬愛する司馬遼太郎さんと小沢昭一さんに少しでも近づきたくて、書きなぐってます。

「ふたりでいいじゃない」はおじさんの救世主になるか?

2007年01月27日 23時18分33秒 | 文化論
ふたりでいいじゃない
鈴木雅之&島谷ひとみ, 秦建日子, 松尾潔, 宇佐美秀文, 鈴木雅之, 近藤薫, 大野宏明
ERJ

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 島谷ひとみと鈴木雅之がデュエットしてる途中で何度も指と指を合わせる振りがある曲だから、スケベなおじさんに受けること間違いなし。1月24日発売で、ビデオセラーに借りに行ったら全然ありませんでした。

 売れるんだろうなあ。なにせ鈴木雅之って言うおじさんと島谷ひとみって言う綺麗なお姉さんが唄っているんだから、スナックとかクラブとかで絶対営業用に仕入れてると思うよ。業界の人達は。

消えた石松鍋!

2007年01月21日 23時23分41秒 | 
 僕は毎日朝6時に起きて6時30分に家を出ていく。その間の30分に髭を剃り髪の毛を整え、着替えて、朝食をとって歯を磨いて顔を洗っている。しかもカミさんが起きて朝食を用意してくれるのはだいたい平均すると一週間に2日間くらいのペースだから殆どの場合あてにならない。カミさんも仕事が忙しいし夜が遅いので仕方がない。ただし娘にとってはお母さんなので娘が間に合うように起きている。学校の給食がないときなどは僕より随分早く起きて、一生懸命お弁当作りに精を出している。お母さんなのだから、子供を裏切ってはいけない。
 僕は旦那さんだが、どっちかというとパートナーなので、起きてきてくれたら感謝だなあという程度に思っている。カミさんは従属者ではないし、僕のお袋さんでもない。
 なんだか分からない説明になってしまったけれども、僕は朝食を実に短時間に自分で用意しなければならない立場にあることを理解して頂ければ良いと思う。

 その場合、映画やマンガなどだと朝食はトースト一枚というのが定番だが、僕の朝食はパンではない。何故かというとパンは食べるのに時間がかかるからだ。
 その点ではご飯食が一番早くより多くの量を短時間で食べることが出来る。しかし副食を別に何品か出さねばならず。自然漬け物系が多くなり、血圧の高い僕としては朝から塩分過多は辛いものがある。
 そうすると手間がかからず、なるべく単品で、おいしくて短時間で平らげることの出来る、出来れば汁物も欲しいという条件を満たしてくれるものとして上がるが「鍋焼きうどん」なのである。

 そして数あるメーカーの中で、調理しやすさ、経済性、日持ち、おいしさのバランスでダントツ1位なのが「かし久の石松鍋」なのである。
 他のメーカーも出るたびに試したのだが、どれも石松鍋にはかなわなかった。セブンイレブンで売っている「鍋焼きうどん」もおいしいが、値段が300円と、スパー最高割引価格178円を誇る「かし久」と100円の差がある。
 
 で、12月に半月ほどアメリカに行って帰ってきてみたらスーパーマーケットから忽然と姿を消していた。かわりに「東洋水産」だの「そねめん」の商品がスペースを占拠するようになってきた。
 どちらの会社のうどんも悪くはないのだが、何か一つインパクトが足りない気がする。
 しかも両社ともに作るのに今までよりも二手間ぐらい必要になっている。まず袋が開けにくい。かし久だと総てが素手で行えるのだが、他社のものは鋏が必要になってくる。これはいらつく。

 麺の味はさほど変わらない。

 だけど汁が違う。

 エビ天はどこのもくどい。



 ……


 そんなことはどうでもいいのですが、とにかく「石松鍋」が欲しくて色々探し回ったんですけどありませんでしたね。

 静鉄ストアーだけから消えたと思ったんですけどね。

 
 あまりに気になってネットで検索したら、11月の終わりに会社が潰れてしまったらしい。
 しかも会社更生法の申請を出した、のではなくて自己破産を申告したということだからもう2度とあの石松鍋はたべることができないほど酷い会社経営状態だったのかと思うのです。

 なんかやだなあ。

焼津で一生懸命に、地道に伸びてきた企業なのに、大きな資本が本気でかかってくるといとも簡単にやられてしまう。

 市場には色んな鍋焼きうどんが出回っている。徳島製粉なのでは100円もしないなべ焼きを売っている。

 そういうのにまけちゃったのかなあ。味はかし久のほうが断然良いのに。

 地道な地元企業が大きな資本にかっさわれるように足元を掬われていくのは見ていて哀しいねえ。


 ところで僕は明日から朝5時起きシフトに入るんですが、石松鍋という強力なパートナーを失った今、僕は途方に暮れているのである。

水難の相あり

2007年01月05日 00時34分37秒 | 人々
 昨年末からどうも僕に水難の相があるような気がしてならない。クリスマスの次の日に東京に行きました。その夜関東周辺はとてつもなく雨が降ったでしょ。でも僕はその前からびしょ濡れだったんです。
 思えば新幹線で東京駅から新宿駅まで中央線快速で行っていたのに品川で降りようと急に思い立った当たりからおかしくなったような気がする。

 そのとき僕はペットボトルでなくアルミボトルのお茶を飲んでいたんですね。蓋を閉めてサイドバックに入れて切符を持って改札をくぐり山手線に乗り換えたんですね。そうすると何だかみんなが僕を見ている気がするんですね。確認した訳じゃなくてそんな感じだけなんですけどね。以前岐阜の街中でもそんなことがあってその時はコートのベルトが外れているのに気が付かずにベルトの端を道に長々と引きずったまま颯爽と歩いていたんだけれども、その時と感じが似ているんですね。

 でもまあ可笑しいところがないからそのままにして新宿駅に着いたのですよ。
で、新宿駅って僕は何度行っても苦手なんですね、どこから地上に出たらいいか分からない。
 僕の宿泊するホテルは毎年新宿スターホテルって決まっているんですけども、そのホテルは西口と東口をつなぐ通称大ガードの付近にあるんですね。まあ言うなれば北口があればそれが一番近いんですけどね、そこにどう出たらいいのか分からない。
 で、うろうろしたあげく結局南口に近いところに出ちゃうんですね。それで延々と歩き続けなくちゃ行けない。で、京急か小田急デパートの角を曲がったあたりで子供用の長靴が落ちているのを見つけたんですね。
 で、前のほうを見ると母親が子供を抱きかかえながら傘を開こうとしてる。その子供の足の片方に長靴がないんですね。
 僕は、お子さん長靴落としてませんか?
って聞くと若いお母さんが「あ!」とか言うものだから、僕は少し走って戻り、長靴を取ってきてあげたんですね。
 お母さんは「ありがとうございました」と少し頭を下げましたね。あんまり下げると子供が落ちちゃうからね、しょうがないんです。
 これが田舎だと僕のほうからもう一言二言挨拶をするところなんでしょうが、ここは東京ですから、そのままその場を去って行きましたね。
 で、雨が降ってきたんだなあと思ったら、どうも僕のジーパンの太もものところが湿っぽいことに気が付いたんですね。
 あれ?なんだ?
と思って触ると確かに濡れてるんですね。
 で肩からかけてるバックを見ると水が染み出ているんですね。
 開けてみたら鞄の中は水浸しになってたんですよ。

 中には「お財布」「携帯電話」「デジカメ」の3つが入ってました。

 ぐあああ!

 全部水に弱い!

 今から入るホテルはチェックインの時に支払いをしなくちゃ行けないのにい!

 どうしよう。

 携帯は液晶画面に完全に水が入っているし、

 デジカメも動かない。

  ぐう~む。

 とりあえずホテルの支払いはカードで払って難を逃れました。

 色々行きたいところもあったんだけれども、ホテルの部屋に籠もってず~っとドライヤーで乾かしてました。
 お札、携帯、デジカメ、お財布、ズボンと約2時間かけて、復活したのはお札とズボンで意識朦朧がデジカメで、意識不明の重体が携帯でした。

 結局次の日デジカメは意識を取り戻しましたが、もう少しリハビリが必要だと思いますし、携帯はデータ消滅の上、買い換えが必要になりました。この時期1万円の出費は痛いよお。

 この出来事を皮切りにして、雨でずぶ濡れになるは、コーラにむせて吹いたり、風呂で滑るは、次々に水難が僕を襲うのです。

 なんとかしてこの事態から抜け出したいのですがどうしたらいいのでしょうかね。

 困ったものだ。

最強縁結び! 遠州森一宮小国神社縁結び守り

2007年01月02日 00時27分29秒 | 文化論

 僕の周りには随分と独身者が多い。

 で、今日はホントはあんまり遠出の出来なくなった両親をつれて初詣に行くつもりだったんだけど、父親の体調不良でいけなくなってしまった。





 昨年は自分たちで車を運転して法多山に出かけていたんだけど今年は足が弱ってしまって無理だとのこと。だから僕と一緒に袋井市森にある小国神社に行きたいって父が言ったから連れて行く気だったんだね。
 法多山はその名の通り山の頂上付近に本道がある。
 何だだか知らないけれど寺は山が好きだ。

 ところが神社は平地を好む。

 だから参道から本殿まで平坦なんだね、ということは足が弱い両親でも行けちゃうということなんだね。

 行けなかったけど。


 で、思い出したのが小国神社の縁結びのお守りのことだったんですね。

 赤い紐とあおい紐にそれぞれ鈴がついているんですけどね。600円ぐらいだったかな。そんなに高くないはずだよ。

 僕はこれに2回ほどお世話になっている。

 試しに買ってみたのは25歳の時だったけど、それまで何の気配もなかったのに買って3日目で効果がありまして、一気に恋人になってました。その子はそれまでも僕のことを気にしていたんだそうだけど、言えなかったんだそうです。
 で、何の気なしに声を掛けてみたら付き合うことになってしまったんですね。

 2度目は僕が買ったんじゃないんです。そのころちょいと僕は心が荒れてまして
ね、随分恋愛についていい加減だったんですけども、声を掛けたらいとも簡単についてきた子がいてそれで付き合うことになったんですね。
 とても純情で健気な子でした。

 で、しばらく経って、その子が僕にくれたのが小国神社の縁結びのお守りだったんです。

 その子も言ってました。お守りを買ったら貴方が声を掛けてくれたって。

 ビックリしましたね。背中が涼しくなったのを覚えてます。

 で、お財布にしっかり付けておいたんですよ。

 僕はその子には大変申し訳ないことをしたんですけど結婚は出来なかったですね。
 
 というよりその当時の僕じゃ結婚なんて考えられなかった。というより資格がなかったというほうが正確なのかもしれません。

 僕はどうしようか悩みました。ずっと疲れて悩んでいた顔をしていたんだと思います。

 ある時、食事に行って支払いの時に僕は財布を出したんですね、そうすると彼女があることに気が付いたんですね。
 
 あの縁結びの紐がないんですね。

 小国神社の縁結びのお守りは赤の紐と青の紐で対になっているんです。女性が赤、男性が青を持ちます。
 相手がいない場合はいない側の色を神棚に上げて毎日祈ると良いんだそうです。

 で、恋人同士が持つ場合にはそれぞれが持てばいいのです。

 僕はそのあおい紐をなくしてました。本当になくしてました、故意じゃありません。言われて一番ビックリしたのは僕だったのですから。

 彼女とはその一月後に別れました。

 それ以後僕はそのお守りを購入していません。
 偶然といえばそれまでです。
 ただ僕は小国神社が好きです。
 何となく気分が合うような気がしています。

 でもまあ何でもその気になって神頼みでも何でもアクションを起こすことは大事だと思います。

 ストーカーにならない程度にね。
 

足かけ4年の新年に!

2007年01月01日 01時51分02秒 | 人々
 2004年11月に始まったこのブログですから今年で4年目に突入するわけですね。
 最近は以前と違ってすっかり更新が滞りがちなんですが、何とか続いています。先日、大学時代の友人達と新宿で呑んでいたんですが、待ち合わせの時にホテルのロビーで10分100円でネットを使っていたんですよ。そしたら茨城の友人がボクのブログを覗き「まだそんなことやってんのか?」って言うんですよ。彼は1年間、毎日の書き続けたそうですが突然やめてしまったそうです。
 ブログっていつか飽きちゃうって言うか突然どうでも良くなる瞬間ってのがあって、そういう感覚を生じてしまうとしんどいんですが、コメントで心配してくださってる人とか、応援を頂いたりするとネット上だけだけどこう言うのも人間の繋がりなわけで、そういう繋がりをブツッて切ってしまうことは、なかなか一般人には出来ないのかもしれません。

 今年も去年と同じようにシリーズ途中のものを鋭意努力して完成に持っていきたいなと思ってますので期待しないで読んでください。

 「東京紀行」も「恋愛と…」もそうですが特に「医師達の肖像」を早く書き終えたいなと思っています。

 ボクの人生の運気の浮沈からすれば昨年くらいから段々と悪くなっていく傾向があるので何事も慎重に、冒険はせず、堅実さと誠実さでがんばんなきゃなと思ってます。

 うーむ今年は大きなプロジェクトがあるのに大丈夫なんだろうか、僕は…。と思います。

 ところで今日は我が愛車イプサムのタイヤを4本交換しました。しめて6万7千円。
 来月一括のカード支払いなんですが、今月の請求額はアメリカで使ったせいもあって8万円だそうです。ひゃあ~使いすぎだヨン。

 年明けだってのに既に緊縮財政に入らなきゃいけない僕でした。

 今年も宜しくお願いします。