「この国のかたち」的こころ

敬愛する司馬遼太郎さんと小沢昭一さんに少しでも近づきたくて、書きなぐってます。

掛川のおそば屋さん 蕎葉 まさ吉

2006年07月19日 23時12分56秒 | お店の紹介
 

 かみさんと娘さんが掛川の生涯学習センターに行こうとして曲がるところを間違えて見つけたおそば屋さんです。

 実はその2時間前に僕も同じ場所で迷って「おっ!こんなところにそば屋がある。」と思っていたのでした。

 その後、夜何処かでご飯を食べようということになったときに、娘さんが「この前行ったそば屋が良い。」ということになり行ったのですが、玄関には「蕎麦売り切れにつき閉店」といった主旨の言葉がありました。

 これは凄いことになってきたと思って引き返しました。

 娘さんはそれが余程悔しかったのか、帰り道にはムスッとしておりました。


 で、今週の日曜日に再びチャレンジしました。前回は7時近かったので、今回は5時半にお店に入りました。

 見事に1番目の客になりましたが、その後次々にお客が入ってきます。

 しかも皆さん、お蕎麦の前にお酒を召し上がるなんザアかなり本格的でございますよ。


 メニューを見させて頂くと温かいお蕎麦のメニューはありませんでした。付け汁が温かい鴨南そばが唯一の温かい系でしょうか。

 カミさんは「どうして暖かいのは無いのですか?」と平気で聞きますよ。

 答えは簡単明瞭で「夏だからでございます。」とのこと。

 さすがのカミさんも二の句が継げません。

 ここのご主人は蕎麦に関してはかなりのポリシーと創作意欲の旺盛な方とお見受け致しました。

 鴨南蕎麦を付け汁にして食べるのはカミさんでございましたが、かなり濃厚な付け汁だったとか、直接飲むには少し濃すぎるので、後から出てくる蕎麦汁を入れて飲むのが宜しいかと思います。

 ウチの娘さんはこういう場面になると急に冒険心を出すようで、湯葉の入った冷たいお蕎麦を頼みましたよ。

 僕はオーソドックスに、大根おろしのトッピングが眩しい、ぶっかけ蕎麦にしましたが、その湯葉ののった蕎麦が出てくるや顔をゆがめましたよ。

 それはそうです、湯葉がでかいし汁も湯葉汁と混ざって乳白色をしています。

 娘さんが顔をゆがめたのは汁が醤油カツオだし汁系の色をしてなかったからに違いありません。

 で、少し湯葉をかじっただけで「パパ、交換して!」とわがままなことを言っています。

 
 結局僕が湯葉蕎麦を食べることになりました。

 娘よ!君の冒険心はいつもパパという尊い犠牲の上に成り立っていることを自覚しなければならない。


 でもこの辺りでは一番とも言える品の良いお蕎麦ではないかと思ったのですが堂でしょう。

 店内の装飾も少しもあざとさを感じさせず、しか小綺麗な印象を常に与えてくれそうなつくりになっています。

 駐車場は5台が限度かな。

 蕎麦だからお客の回転数は良いはずなんだけど、昔ながらのスタイルである酒の肴をだしてもらって酒をちびちびやりながら、蕎麦が茹で上がるのを待ちながら世間話に耳を傾けるはずだから、前の道路からガラスから中をのぞき見る方がよい。

 とにかくしっかりとした信念をもって「俺の店の蕎麦を食ってみよ。」という挑戦状は何度でも受け取りたいと思うのです。
 

一度で良いから行ってごらん 静岡三笑亭のお話

2006年07月05日 22時44分25秒 | お店の紹介

 「一度で良いから行ってごらん。」って言うのはウチのカミさんです。彼女は仕事の関係でおごってもらったというより半ば接待だったらしいのだが、接待相手そっちのけで食べてたらしい。
 
 なんのお店?

 そうでしたね。三笑亭さんはすき焼きのお店です。というより料亭だそうです。

 料亭のすき焼きですよ。すごいですよ。

 ちなみにすき焼きとは

 牛鍋とも言う。牛肉を豆腐、長ネギ、しらたき等と一緒にたれで煮焼きし、卵汁につけて食べる鍋料理。地方により食材や食べ方に若干差異がある。和食の代表的メニューだが、江戸時代まで仏教の影響が強く、牛肉食がご法度であったため、その歴史は比較的新しい。

 幕末の京都三条の橋のたもとで牛鍋の店が出たのが起こりと言われ、1872年に明治天皇が牛肉料理を召し上がってから一気に全国に広まった。

 農具の鋤が語源だという説や、肉を薄く剥くからとか、いや元は「すき」じゃなくて「杉」なんだといった説まであって色々なんですね。

 でもまあ牛肉の鍋としては歴史はそう古くないわけで、どうにも大味な料理だと思っているんですけどね。

 割り下という出汁を利かせて食べるようになってますが、結局は砂糖と醤油でしょ、それを生卵をといて絡めて食べてしまおうという料理でしょ。

 「美味しんぼ」などでは結構辛辣なことを言われてますね。

 この料理って牛肉になれてない日本人でも食べることが出来るようにした料理なんじゃないだろうか。

 素材の味を引き出すことに長けた日本人が編み出した料理とは思えないのですよ。

 嫌いなのか?って、僕ですか?

 好きですよ、もちろん。

 僕の小さい頃は牛肉なんて食べる習慣なかったですから、専ら豚鍋をすき焼きと呼んでいました。

 まあそれはどうでも良いことなので話を戻します。

 ですからすき焼きってそんな高級な料理なんですかね。


 でもそれで三笑亭さんは、もう百年もそういう風にやってこられたんで、やっぱり作るところが作ると料亭として機能してしまい、素材も厳選すると次元の違う味があるんだろうなと妄想を膨らませるばかりです。

 


 カミさん曰く「高いからね。」一度で良いよ、こういう世界もあるんだなって、勉強してらっしゃい。」だそうで、何を偉そうに自分で払った訳じゃないんだろうにとか思うのですが、口には出せません。

 まあせめてレストランでオムハヤシでも食べてみようかな。

 げ!1,575円だ。
 

キューイフルーツカントリーJAPAN です。 掛川じゃなくて、静岡でもなくて、JAPANだよ

2006年05月07日 00時00分13秒 | お店の紹介


 昨日の話なんですが、キューイフルーツカントリーJAPANに午後1時までいました。

 何種類ものキューイフルーツを食べることが出来ます。キューイフルーツなんぞ1種類しかないと思ってましたが、味も見た目も中身も色々あるものだなと感心させられました。
 
 とにかく朝起きるのが遅い我が娘とカミさんは、根性決めて早起きして開門前に並んで一番に走って見に行く系のものは全然ダメなんですね。

 で、近所だし、行ったことないし、フルーツ狩り出来るしというわけで、行って参りました。

 

 ヤマハリゾートつま恋の南口から真っ直ぐに南におりる道路を左手に見ていくと、もう少し修理か塗り替えした方が良いんじゃないのという看板が見えてまいります。

 そこを左折して、砂利採集場みたいなところに何故かJリーグジュビロ磐田のバスが停まってますので、そこの手前を手書きの看板に従って、左に昇っていくと駐車場があります。

 ごく普通に一般農家に入ってしまうのではないかという怖れを抱きつつ、昇っていくと、ごく一般的な農家のたたずまいで、キューイフルーツカントリーがあります。

 売店兼受付みたいな場所で大人一人1,000円の入場料を払うとキューイフルーツと夏みかんが食べ放題となります。



 ヒツジの毛刈りも見ることが出来ます。

 500円追加するとお昼に山野草の天ぷらが賞味できます。

 

 ビニールハウスの中はこんな感じです。

 で、肝心のフルーツ狩り体験なのですが、10月から1月にかけて出来るのだそうで、知りませんでした。

 まったく無知というか、季節感のない親どもです。

 キューイなんて僕の小さい頃にはなかったもんね。

 

 ハウスの中にはポニーもいるし、クジャク、ウサギ、にわとり、豚、犬、ヒツジもいます。

 広い所で飼われているのでみんなストレスなさそうな顔してます。

 

 ハウスを出ますと、緩斜面に広々とキューイ畑が拡がりますね。風が吹いていてじつに気持ちがよろしい。

 キューイは当然なっておりません。

 が、花は咲いておりました。

 

 初めて見ましたけど、これがキューイの花なんですね。

 でーも上ばかり見ているとヒツジのうんちを踏んでしまいます。

 ひろい果樹園にはヒツジが10頭ほど放し飼いになっております。


 その果樹園から扉を開けて外にでますと散策コースになってます。

 少しだけ山道です。

 でも足の悪い義母も踏破できた位ですから安心して歩けます。

 途中で夏みかん園によって今度こそフルーツ狩りを楽しんでます。



 おいおい娘さんよ、そんなに小さな夏みかんを採ってきたって食べられやしないよ。

 そらいわんこっちゃない。

 まあそれにしても山の上から見る風景はいいものですね。

 久しぶりに茶畑の匂いを嗅いだ気がする。

 夏みかんの本気の酸っぱさも懐かしかった。

 夏みかんはこうでなくちゃいけない。

 駿河エレガンスも悪くないけど、外で山の茶畑を見下ろしながら食べるのはやはりこの酸っぱさじゃないといけない。

 緑にも色々な緑があることを実感しながら味わった。

 

 


 この後道は冒険の森に入りました。

 山裾をぐるっと一回りして、農園に戻ります。

 

 こういう山の道というか、落ち葉とか枯れた木の枝とかが堆積して僕らの足を優しく受け止めてくれる道を歩いたのは実に久しぶりで、なんか足の裏が喜んでいる感じが実感できた。

 ああっ、こういう感触ってあったっけなあと思うのであって、変にナチュラリストを気取る訳じゃなくて、子どもの頃の山で遊んだ記憶が足の裏に残っていたのである。

 

 こういう光の見方ってしばらくしてない自分があって、この山道を歩いて良かったと思っている。
 そう僕もカミさんも日頃10時まで大学で事務をしてる義理の弟も、山の感触と匂いとを思い出して、はしゃいでいた。

森を抜けた後、明るい日差しのもとで、僕らを迎えてくれた、藤の花の色が少し優しかった。
 
 
 

藤枝 友喜  うちわえびって知ってますか?

2006年03月21日 23時23分38秒 | お店の紹介
 日本が勝って良かったね。チーム競技で世界一って随分見てなかったような気がする。

 それはさておき、まだ宴会シーズンがたけなわでなのである。この時期セルフコントロールが苦手な僕は誘われるままにお酒を呑み続け、いわゆる「痔」に苦しむことになる。これが毎年の年中行事のようになってしまうほど、僕には学習機能がない、ということもなく、この時期になると胃薬だの座薬だのを用意するようになってきた。

 え?

 基本的に間違ってる?


まあそれはさておき

 月曜日に藤枝駅前の料理処 友喜にいってきました。

 地酒とお刺身と和牛がおいしい店なんだって


 お刺身は伊勢エビ、真鯛、うに、あわび、たこ、いかなどが大皿に並びましたね。それもでかい伊勢エビでちゃんと活きてました。

 もう一つの大皿は蟹、しらこ、に何故か肉団子

 さらに金目鯛の煮付けかな。

 途中で天ぷらがでて、そのあと和牛でしたね。

 和牛はガーリックが利いていて、添え物の馬鈴薯もブロッコリーも味がしみていておいしかったねえ。

 で、その中に「うちわえび」がいたんですよ。



 こいつはひっくり返すと足がカブトガニみたいになってますね。

 食べたことなかったんですけどおいしいのかな?って想いでかじってみました。

 恐る恐るね。

 ひっくり返して足を見たとき、どこかで見たことあるなって思ったんですね。

 帰ってきたウルトラマンにでてきた怪獣にそっくりなのがいたんですね。

 それを思い出してしまったのです。

でもおいしかったですよ。お腹からバックリ割って尻尾の部分を食べるんですね。
焼きたてだったらもっと香ばしかったんだろうと思いますね。

 和牛はもっと食べたかった~。

 僕の街の牛を使っているらしいけど、ブランド牛に匹敵する程の肉質の良さなんですね。

 で、予算がいくらなのか知らないんです。

 毎月3,000円ほど積み立てていて、3万円ぐらいにはなっているので、そこから払うと幹事がいっておりますが、どうなりますことやら。

 あっ、それから地元近辺の地酒はだいたい網羅してるみたいですね。

 正雪(神沢川酒造場)、初亀(初亀醸造)、磯自慢(磯自慢酒造)、
 杉錦(杉井酒造)、志太泉(志太泉酒造)、喜久醉(青島酒造)、
 開運(土井酒造場)、國香(國香酒造)


 「開運」の冷酒がおいしかったそうでみんなでおかわりしてました。


 僕ですか?

 僕は3年に一度あるかないかの禁酒状態での参加です。

 車で移動しなくちゃいけなくて、その日も宴会に遅れて参加してましたから、お酒はのみません。代行運転は万札がとびます。

 それに酒酔い運転は命取りになりますよ、体験済みです。

 というわけで後2つほど送別会をこなせばしばらく胃腸君達も休憩ができます。


 

ぐりふぉんのフルーツタルト

2005年12月03日 22時58分33秒 | お店の紹介
 この間紹介したグリフォンのバースデイタルトケーキができあがってきました。タルトなので最初から6等分に切ってもらったものを注文しました。
 画像からそれが分かると思います。

 これで3,000円かな。

 おじさんがいっても説得力ないけどおいしゅうございます

 とにかく食べたら体の中が綺麗になっていく感覚のケーキです。

 いくつでも頂けますよ。

 前から気になっていたのがケーキに載ってる苺でして作り置きのケーキだと苺の鮮度が確実に落ちているのが分かることでした。

 しょうがないんだろうなと思って半ば諦めていましたが、ここのケーキは苺もグレープフルーツも桃も全てが新鮮なんですね。

 ”このタルト生地さあ、家で一つ一つ丁寧に焼きましたって感じが味で分かるよね”って言ったのは僕のカミさんです。

 今日はお店に行くと二人ほど女性のお客さんがいて一人は焼き菓子教室の申し込みに来た人でした。そしてもう一人は、おそらく僕達と同じように誕生日ケーキを注文した人のようでした。その人はたぶん近所のお祖母ちゃんでもんぺに運動靴はいて藍色の割烹着に毛糸の帽子を被っていました。
 つまり見たまんまの田舎のお祖母ちゃんなんですね。
 そういう人も気軽に入ることのできるお店なんですね。実際に見ることがあって妙に納得しました。こじゃれたケーキ屋さんにいかにも職人風の服装をした若い女性が店員さんじゃおいしいのが分かっていても入れない人もいるんだなと思いました。
 
 そういう意味でもこういうお店は大事なんだなと思いました。

 ちなみに僕と娘とカミさんと僕の父と母の5人で6カットにしてもらいました。誰かが2個食べることになります。当然今日の主役である娘…ではなくカミさんがいつも通り、”いいのお?悪いわねえ”とか言いながら一瞬で平らげましたとさ。
めでたしめでたし

 

 

Griffon いや、洋菓子のお話です

2005年11月20日 22時11分43秒 | お店の紹介
 洋菓子工房「Griffon」って言うんだけど、まず場所がとんでもないところにあって、菊川市の牛渕っていうところに極楽寺というお寺があって、周りは茶畑しかないような場所で、その境内の脇にお店がある。極楽寺は極々地元の人達のためのお寺で観光名所でもなんでもない。そのお店に行くためには極楽寺への一本道に行かなくてはならなくて、小さな看板をみつけないと簡単に見過ごしてしまう。
 そしてごく普通の民家の脇の部分に申し訳なさそうな入り口があって、どことなくそれっぽいなという期待を抱かせてくれるけれど、中を覗くと「引き返そうかな」って本気で思う。
 なぜならケーキ屋さんなのにケーキが一つも置いてない。
 入り口付近に焼き菓子が陳列してあって長めの木のテーブルが奥へ続いているだけ。
 僕らが店に入ったときにはその家の子供が奥の方で騒いでいて、なんかよそのお宅へ不法侵入した気分になった。

 この店のケーキを食べようと思ったら、少なくとも2日前には予約しなくてはいけない。つまり店頭での生ケーキの販売は一切しないと言うことなんですね。

 丹治庸一さんという人ががパテシエで、この人は都内のホテルのパテシエをしてた人らしい。
 結婚を機に菊川にやってきて、地元の洋菓子店に8年勤務されて2003年に現在位置にお店をオープンされた。

 てことは現在の受注生産でもう3年目に突入してるんですね。やっていけるっていうことは、おいしいってことでしょうね。
 実はまだ僕食べたことがないんです。

 カミさんが職場でもらってたべたらしいんですが、とてもおいしいから連れて行けって利かないんです。

 で、今日は来月初めに迫った娘の誕生日ケーキを頼みにいったんですが、これもまた可愛らしくて随分気に入った様子です。

 あ! 注文は写真がありますから、それ見て決めます。

 もちろんオーダーメイドは思いのままだそうです。


 それから出前…、ケーキに出前はおかしいから、「お届け」といいましょう、そのお届けもしてくれるそうで、お買い物の合計が3000円以上なら無料である程度のところまで届けてくれるそうです。

 それか地方発送もするそうです。

 もちろん焼き菓子でしょうけどね。

 HPとか作らないんですか?と聞いたら。

 まだ、そこまでしていないんです、とのことでした。

 ちなみに店名のGriffonはギリシャ神話に出てくる、架空の動物ですね。

 機動警察パトレイバーの敵役として登場する高性能汎用人間型作業機械(平たくいうとロボット)なんですが、この動物は竜になる途中の動物みたいで、凄いのは卵のかわりに宝石(めのう)を生むってところが気に入って店名にしたんでしょうか。

 それとも中田英寿がいたイタリアサッカーリーグセリエA、ペルージャのユニフォームのシンボルマークだったからでしょうか。

 今度店長とお話しできたら聞いておきます。

 でも焼き菓子もケーキも安いったらありゃしない。

 5号(15センチ)で好きな絵を入れてもらって(サービス)苺生も、チョコも、ショコラも同一料金で2,600円ってのは街じゃ考えられないだろうなあ。

 

 

レストラン ベルエポック 掛川

2005年11月12日 22時18分09秒 | お店の紹介
 昨日の夜、掛川のレストラン「ベルエポック」に行ってきました。ここには3ヶ月に一度ぐらいのペースで来ています。

 欧風田舎料理って称してますが、きちんと食べられる洋食レストランと言った感じです。
 フランス料理っていうと気が退けちゃう人も、ここなら大丈夫だと思いますよ。

 何てったって、コース料理が1,900円で食べることが出来るんですよ。それでウチのカミさんもお腹一杯になるんですよ。

 最初に田舎パンという揚げたてのパンが出てくるんですが、これがとてもおいしいんです。娘が大ファンで、お土産に持って帰ると言い張るくらいです。

 次に出てくるのがスープでこれもしっかり味わえるコーンポタージュなんです。

 僕がファンなのはここのサラダでドレッシングが梅なんですね。これは後でシェフに聞いたんですが、ドレッシングはシェフが自らつくるそうですから、これもおいしいはずですし、敢えて表現すれば、凄く綺麗なドレッシングになってます。
 ですからね食べるとね、使ってある野菜の素性がより強調されておいしいんです。無論野菜は近所の農家から分けてもらったものですから、その日の朝に用意したものですよ。

 口に入れたら、梅の酸味が触媒になって野菜の旨みが口の舞台に一斉に飛び交うんですね。(表現が下手ですねえ)

 おいしいんです!

 1,900円のコースは3つぐらいあったと思います。

 好きなパスタを選ぶコース。

 和風、洋風にソースが別れるハンバーグを選択するコース。

 有頭エビのお料理を選ぶコース。

 僕が今回は、お店のお勧めになっていたシーズニングステーキを頼みました。

 2,500円です。

 ソースが抜群で、軟らかい肉にぴったりと合ってました。

 僕はいつもはビーフシチューを頼むんですけどね。

 ここのビーフシチューは絶品です。

 いつまでもスプーンですくっています。

 他のお客さんがいなければ、お皿舐めてるかもしれないと思います。

 デザートはアイス、ケーキ、ムース、フルーツ棟の4品がお皿に載って出てきます。
 これに好きなドリンクが付きますから、たまりません。

 あっ!それから、ご飯とパンを選べます。

 今回はパンしかなかったんですが、これが結構正解で、フランスパンが出てきたんですが、暖かいんですね。

 レンジでチン!した感じじゃないんです。

 それからバターも自家製のようです。

 ビールも飲んで、3人で6,700円なり。

 安いでしょ。

 でーもなかなかお客さんの認知度が低いそうで開店して5周年になるんだそうですが、まだまだだそうです。

 ホームページをつくれば良いんじゃないですか。と知ったかぶりを発揮してお話ししてきましたが、ネット上ではちゃんと公開されてます。レストラン ベルエポック

 なんでメジャーになれないかというと、場所が田舎でわかりにくいんですね。

 それからもう一つ難点を言えば、従業員がシェフの旦那さんと、ウエイトレスの奥さんが二人でやってますし、一つ一つを丁寧につくってますから時間がかかります。
 友人同士で大勢で出かけて、「こっちまだああ?」とかいうノリじゃないことは確かです。

 時間的に余裕があって、敢えてゆっくりとした時間を持ちたいなって思ったら、絶対お勧めの場所なんですね。

 それから今、5周年記念で、ドリンクがもう一種類追加出来ますし、そうじゃなかったら田舎パンのテイクアウトが可能だそうです。

 クリスマスにはサプライズ企画もあるそうですから、問い合わせてみて下さい。

 このレベルの料理を都会で食べたら3,800円はゆうにかかるだろうなと思ってしまいます。

 久々に食べ物で幸せになりました。

はげてたまるかアンドハワイ

2005年02月05日 21時08分55秒 | お店の紹介
 前に紹介した僕がロゲインを発見した場所。名前が分かりました。「マリーズヘルスフード」って言います。場所はヒルトンハワイアンビレッジの真向かいにあります。ネットで検索したら日本でも購入できるようになってました。でも現地で買ったほうが断然お得です。行かれる方はぜひ寄ってみてください。それから男性の精力剤もかなりなものを売ってるみたいです。なんつったってアメリカ人仕様ですから、ちょっと危ないかもしれません。お店の人は日本人ですからよく相談して買ってください。
https://secure.reservehostserver.net/~maries/modules/tinycontent/index.php?id=19にHPがあります。で、いつも思うんだけどハワイで使っている日本語のロゴってどうして妙な明朝体なんだろう?

「リモージュ」のチョコレートムース

2005年02月03日 22時02分59秒 | お店の紹介
 チョコレートムースのバレンタインバージョンですな。左側にちょこんと乗っているハート型のチョコレートにはセントバレンタインの文字が見えます。このお店は、プリンやムース系の容器に季節感を取り入れて楽しめるようにしている。12ヶ月全部集めても面白い。
 味は大人向き。容器のかわいさに魅かれたウチの娘がチャレンジしたが、リキュールの強さについていけず放棄。いつものモンブランに落ち着く。
 「そのケーキは綺麗なおねえさんが好きな男の人に贈るもんだから、お酒が強いんだよ。」
と教えてあげると
 「じゃあ何でパパがそれを買ってきたの?」だって。
 いいツッコミでございます。
 味は大人向けだがチョコレートというよりも上品なココアを食している感じでございます。