「この国のかたち」的こころ

敬愛する司馬遼太郎さんと小沢昭一さんに少しでも近づきたくて、書きなぐってます。

ハゲてたまるか! 番外編 大島椿油含浸ブラッシングブラシ

2005年12月22日 00時02分26秒 | VSハゲ
 いやあ久しぶりです。ハゲてたまるかシリーズの時には日に訪問者が10数人の時代でした。

 カミさんが薬局(ドラッグストアーなんて呼んであげない)で買ってきたと言って自慢げに見せたのがこれでした。

 櫛なんかどれでも同じでしょ。と言ってやったら、良いから使いなさいよとうるさい。

 僕は豚毛が好きではない。

 小さな頃に住んでいた場所には近くに豚小屋があってとても臭っていた。

 そして汚れた体でブヒブヒ言っていたイメージがあるからどうもよくない。豚毛などをありがたがって髪の毛ならまだしも歯ブラシとしてあまつさえ口に入れるなんてあり得なかった。

 それでもカミさんに強く薦められたので仕方がなくて少しだけ髪の毛を梳かしてすぐに返してしまった。

 使い心地は悪くなかったがどうにも気持ちが拒否していた。

 驚いたのは次の日の朝だった。

 いつも僕は起床から玄関ダッシュまで30分ですませている。

 難敵は髭と髪の毛だったのだが、その日いつもなら奔放な方向に向いている僕の天然パーマは妙な落ち着きを見せていた。

 恐る恐る自分の櫛でとかしてみると、滑り心地の良い櫛の通りだった。僕は思わず洗面所で声を挙げてしまった。

 なんじゃあこりゃあ?

である、品の良い油だよ、これは。とすぐに思った。

 スタート前、ゲージに入った競走馬のごとく、髪の毛が生命力を持って治まっている。

 その後これが大島椿の威力だと知った。

 僕はお相撲さんの鬢付け油ぐらいにしか知らなかったが、髪の毛を保全する意味ではとても効果が高いらしい。

 で、何ヶ月持つか知らないけど、この櫛は効果が絶対あることは証明できるし、梳かしていて気持ちが良いので血行も良くなっているはずで、その感触の虜の僕は毎日ブラッシングするようになったのだった。


 意味無し!

 池本刷子工業 椿油含浸 ブラッシングブラシを見れば買えるけど、近所の薬屋さんにも置いてあるはずで、その場合もっと安く手に入るので頑張って広告を探しましょう。

ハゲてたまるか!12

2005年01月16日 00時15分20秒 | VSハゲ
 横道にそれすぎたので、報告までに本道に行きます。僕が現在使っている発毛剤は「カークランド」といいます。http://www.456.com/rogaine2/itm/n-brand.html?456SESSID=28734a1a1b3f6d7366484851cf8bdc8bをクリックしてください。すぐに注文できます。2週間はかからずに手元に来ると思います。配達状況がリアルタイムで分かるのでとても安心できます。たとえば今空港に着きました。とか出てきますので見てて楽しいです。並行輸入は最初はおっかなびっくりでしたけど国内通販となんら変わりはありません。
 ハゲてたまるか!シリーズはこれで第1章終了です。携帯の画像を取り込めるようになったら今度は画像付でお送りします。と言ったって他人のはげ頭なんか見たかないよね。
 追記・今流行のマイクロ毛髪(簡易なふりかけ式、薄毛隠し)は使用をやめました。なんせ周りにを汚しすぎる。風呂場も洗面所もまっくろくろすけになってしまう。「すす渡りかお前は」というくらい不快感を与えるので、効果との差し引き計算でマイナスになりましたので、取引中止です。あしからず。
 こんどは他のものを試して見ますのでそん時まで、さいちぇん。

ハゲてたまるか!11

2005年01月12日 20時43分56秒 | VSハゲ
 ハゲに対する嫌悪感の正体ってなんだろうと自分の胸に手を当てて考えてみる。もてない。娘にみっともない想いをさせたくない。嫌われたくない。と言うことではなさそうだ。結論から言えばハゲにしても白髪にしても認めたくないのは「老い」なのかも知れない。
 着々と老いていく自分を認めたくはない。口では「おやじ」という言葉を吐きながらも、精神は大学時代とちっとも変わっていない。20代のころ40代は限りなく老いている存在だった。価値観、考え方、指向性、好み、分別等にしても僕たちとは格段の差があった。やがてああなる、という予感に似た考えがあった。ディープパープルから興味が失せ、北島三郎に傾倒すると思っていた。コーヒーが飲めなくなり、梅昆布茶が好きになると思っていた。赤提灯で日本酒を飲んでおでんを喰い、酔っぱらってネクタイを緩ませ、すし折りを土産に千鳥歩きをし、ピンカラトリオを歌いながら風呂にはいると思っていた。オフコース、井上陽水、かぐや姫、吉田拓郎は未だに好きだし、ディープパープルは未だに聞いている。山下達郎の「オンザストリートコーナー」はCDで買い直し、NSPを聞いて涙する。「アロンアゲイン」がドラマのテーマになったときはみんなに「いつかリバイバルヒットすると思っていたんだ」と言いふらし、ギルバートオサリバンの「落ち葉のコンチェルト」はいつかきっと携帯のCMに使われると確信している。
 でも、体は動かなくなってきているのは事実だし、考え方も保守的になっている。若い人たちからは一目置かれ、「無理しなくていいスヨ。」という言葉に甘えることが徐々に増えていき、「若い衆でやってくれ」とはじめから投げ出すことがあったりする。
 でも体は鍛え直せばまだ戻るとどこかで思っていて、「君らが型にはまった考え方でどうするんだ」と叱咤激励することもある。
 でも鏡の中の自分は、髪の毛を先陣に押し立てて気持ちとは裏腹に「君は老いてくのだ」と語りかけてくる。
 だから僕は思う。僕は僕の心を自由にしていたい。僕の心は老いさせない。鏡の中の自分に向かっていう。「ハゲてたまるか!」と。

ハゲてたまるか!10

2005年01月09日 22時49分04秒 | VSハゲ
 ハゲに対する嫌悪感について考えています。で、髪の毛に関するコンプレックスというと筆頭がハゲかな?と思うけど、実際は他にも白髪・癖毛・色等の髪質なども上がると思う。ハゲの心配がなければ、白髪も充分深刻な悩みであるわけで、白髪染め産業の総売上はウン十億になるわけだし、癖毛にしても縮毛矯正はもはや美容院や床屋の定番となっていて、一回目は二万円程度かかるのにかまわず投資する人が多い。僕は生まれながらの縮毛で、実になめらかなウエーブがかかり、床屋のおじさんに必ず「安上がりで良いね」と言われるが、一度たりとも褒め言葉と受け取ったことはなく、ある日、清水(きよみず)の舞台から飛び降りるつもり(僕はいつも「いつもの通りで良いですか?」に対し、「ハイ」としか答えたことがない。)で近所の床屋で、ストレートパーマという奴をかけた。五千円以上して、二時間床屋の椅子に座り続け、女性週刊誌を真面目な顔で読み続けるという暴挙の末、やっと完成したにもかかわらず、店外に出て数歩、一陣の風と共に、巻き戻ったという悲しい経験がトラウマとなっている。だから縮毛矯正には行かない。それに縮毛によって保たれている髪の毛のボリュームがストレートになることでバーコード状態になるのではないかという恐怖感すらあるのである。しかし世の中にはパーマを受け付けないストレートに苦しむ人もいて、人は実にさまざまである。
 コンプレックスという心のモザイクには「憧れ」という模様が隠れており、僕は髪の毛がきれいな人に例外なく惚れる。特にチャン・ツイーイーみたいな髪の人が、ポニーテールにしてたらイチコロである。
 ん?まてよ。本題からそれてないか?エーと、このように髪の毛に関してだけでもいろいろなコンプレックスがあるわけですが、次は、今日の話題も関連して、ハゲに対する嫌悪感について、通販はどうなったんだ?まあそのうちやります。

ハゲてたまるか!9 

2005年01月07日 23時43分56秒 | VSハゲ
 ここでちょいと基本に立ち返り考えてみたい。それは、なぜ僕は禿げたくないんだろうということ。こいつは難しいよ、そうでもない?あっ!そう!じゃあ勝手に自分の心象風景を探らせてもらいますから!できれば大岡昇平風になればいいなと思いつつ。
 なぜハゲたくないのか?
考察1.モテたいから?
   うーんそんな積極的な性格じゃないよ。だいたい髪の毛が豊富にあったからと言ってモテる  ものじゃございませんから。じゃあもう少し優しく
考察2.みんなに好かれていたいから?
    こいつもなんか違うかなって気がします。人格に関わる事項だから、髪の毛のあるなしで  判断されるような人間関係を築こうとは思っておりません。 
考察3.嫌われたくないから?
    だんだん消極的になったきた。暗いなあ~話題が。そんなんでもないと思うよ。若い人に  罵倒される際に「うるせえ!このハゲ!」とか言われたらやっぱり傷つくのだろうなと思う。  でもそういうのが痛いのは、そいつに嫌われたという理由では絶対ないことに気付く。
   以前、中学生が自分の家に廃品回収にきたときに、(僕の地区では、中学生がリヤカーを引  っ張って、「廃品ありせんか~」と聞いて回っていた。但しずいぶん昔の話)僕の家の前で   「次はカッパの家じゃ」と言っていたのを2階の僕の部屋で聞いた。僕の家の庭には当時、枯  れ池を配していたが水は張ってなかった。何のことか分からずにいると玄関から父親が出てき  た。それを2階から眺めていて全てを了解した。カッパは親父だった。結構笑ったけど、実の  ところ笑い事ではないことに気付くまでに10年かかった。おそまつ。だけどそんなのは知ら  ぬが仏。よほど失礼な奴でない限り、面と向かって言われることはまずない、よね?
考察4.ハゲに対する嫌悪感はいったいどこに由来するのか?続きはまたこの次。

ハゲてたまるか!8

2004年12月28日 11時40分07秒 | VSハゲ
 前回紹介した「ロゲイン」のページを見ると「ノーブランド」と書いてあるページがある。「アルファーマ」、「カークランド」という商品だ。成分はミノキシジル5%を含んでいるから、「ロゲイン」と同じである。しかし格段で値段が安い。メーカー品と無印商品みたいなものか?でも、同じモンでも味とか雰囲気が全然違うのがノーブランド商品だよね。僕はあんまり信用していない。しかし、栄養ドリンク「ユンケル黄帝液」は宣伝費が値段に上乗せされていて、同じ品質の他社製品とは数百円違うそうだ。ミノキシジルの場合は開発費と宣伝費が上乗せされてブランドとしての知名度があるから高いのだそうで、要はミノキシジルなので関係がないと思うことにした。しかし、個人輸入代行なんて大丈夫かという心配が残っている。おじさんは新しいものに臆病なのさ、っというわけで次回は、個人輸入体験談か?
http://www.456.com/rogaine2/itm/n-brand.html?456SESSID=28734a1a1b3f6d7366484851cf8bdc8bは「カークランド」「アルファーマ」のページ。「ロゲイン」と値段を比べてみて下さい。

ハゲてたまるか!7

2004年12月27日 00時01分33秒 | VSハゲ
 発毛剤「ロゲイン」が底を付きそうになったとき、どうしようか考えた。あきらめて「リアップ」に戻す。しかし、これはリバウンドが怖くて戻せない。一気にいったらどうしようという気持ちが少なからずある。このあたりは、どうにも弱気で情けない。国内で販売してるところはないかと思って、ネットで探したら、個人輸入代行で手に入れられることが分かった。しかし高いよ、これ。ハワイで買ったのと比べると倍以上になっている。「う゛~」と唸って、だれかハワイに行く人に頼めるまで節約してつなごうかとも考えてけどちょっとそれは無理。たしか6本で5800円だったはず。それがこの値段にだからね。2の足どころか5の足踏んでいるような心持ちでした。http://www.456.com/rogaine2/itm/r5.html?456SESSID=28734a1a1b3f6d7366484851cf8bdc8bをみてください。これでも一番良心的なお値段の店だと思います。じゃあどうしたかというと…。続きはこの次って、それほどもったいぶるほどのネタじゃありませんから。

ハゲてたまるか!6

2004年12月24日 21時33分15秒 | VSハゲ
 「ロゲイン」も使用する際には頭皮のマッサージが必要です。薬液を垂らした後、よくもみほぐすのですが、僕は櫛を使ってます。どんな櫛かというと「リアップ」を購入した際、おまけで付いていたバイブレーション機能付きの櫛で単3電池2本でスイッチを入れると、ラバーに植えられた櫛の歯が震えるようになっている。これがどうも汚れちまうんです。白くなってしまうんだけどね。しかも水で洗ってもなかなか取れない。どうやらミノキシジルという成分が付着してるようなんで、ということは髪の毛もそれなりに白くなっているのかなと思われますが確かめたことはない。ただ、1回家族にそのようなことを言われたような気がする。今度確かめてみます。で、何が難点かというと家族に評判が悪いと言うことで、それと臭い、風呂入ってからつけるでしょ。子供寝かしつけるためにカミさんの布団にはいると「臭い付いちゃうんだから、枕使わないでね!」って強い調子で言われる。そんないいかたしなくたっていいのに。っと、これは個人の問題でしたね。
 次はハワイで買ってきたロゲインがなくなったときのお話。ってまだ続くのさ。

ハゲてたまるか!5

2004年12月23日 08時47分07秒 | VSハゲ
 ハワイで購入した「ロゲイン」を初めてつけたときの驚きは今でも覚えている。映画「となりのトトロ」で子どもたちとトトロ達が種をまいて、それが一気に伸びる夢を見るのだけれど。そんな感覚だった。「うお~」と声を上げていた。「こりゃすごいや。」と思った。この感覚を味わえるだけで髪の薄い人は人は幸せになれると思う。効果はありますよ。使用者の80%に効果ありって書いてあるもの。残りの20%に入ったら悲しいよね。つぎは難点と、日本で手に入れる方法です。IP数が増えなくて、アクセス数が多いってのは、一部地域で期待されてんのかな。ありがたいことです。しかし、情報提供と言うよりプライベートの切り売りだよね。これって。
 そしてついに、このシリーズに業者さんのTBがつきました。たいしたことじゃない?そうかもね。広告を貼り付けてもらうまでにはほど遠いアクセス数だもんね。

ハゲてたまるか4

2004年12月21日 16時31分54秒 | VSハゲ
 僕はたまにハワイに行く。新婚旅行を除き、ぜんぶ仕事である。しかし、一般人にしてみれば海外旅行であることは間違いなく、良く頼まれ物をする。結果、僕は貴重な休み時間をリスト片手にうろつき回ることになる。その時は先輩の頼まれ事でビタミン剤を買うことになっていた。ビタミン剤なんか日本でも買えると思うかも知れないけれど日本とアメリカでは薬事法の違いから効き目が全然違うそうだ。他にも強精剤とかが、アメリカ人基準で売っている。バイアグラはどうだったかな?まだ興味がないので記憶にない。場所は新婚旅行の定番、ヒルトンハワイアンビレッジのホテル群のすぐ前の通り、道路を渡って、すぐのビルの一階にある。それまでにも何度か行ったが、最初はホントにビルの奥の怪しい感じの店だった。今はとても明るくて広くて表示もすべて日本語で、日本人スタッフが対応してくれる。おみやげにはもってこいの店だよ。前回そこに入ったら、店の正面に「発毛力リアップの5倍!」と張り紙があって僕は不覚にも立ち止まってしまった。商品名は「ロゲイン」発毛成分ミノキシジルがリアップの5倍入っているそうで、アメリカ人の頭頂部の連続写真とともに、紹介されていた。値段はボトル4本で500円だったかな。日本で「リアップ」が4980円、安い店でも3980円の時代だったから、かなり惹かれた。当時僕は、既にリアップを使っていて、それほど効果がないと感じていた。ホントは使用方法がいい加減だったからだと思うけど、分からなくて結局1パック買ってきた。なぜもっと買わないのか?という問に対しては何となくと答えるしかない。しかし、究極の発毛剤が細胞分裂促進剤で、そいつを使うと発毛もするけど、ガン細胞も生み出すと知っていて、その辺が日本の薬事法に引っかかったのかという疑いがあったのでそうしたのかも知れない。使用説明書は読めない。使用方法はリアップと同様でいいと思う。問題は効能だけど、それはまた次のお話。