帯解寺からほど近くにあって十三詣りで有名な古刹・弘仁寺を訪ねました!
目指すお寺は海抜180mの小高い山の山腹に寺堂を構える古刹です!
「虚空蔵山 弘仁寺」 (こうにんじ)
弘仁5年(西暦814年)嵯峨天皇の勅願によって弘法大師・空海が
創建したと伝わり、空海自らが彫ったとされる虚空蔵菩薩像を本尊に祀っています。
重厚な趣の本堂に安置されている虚空蔵菩薩は無限の智恵と慈悲を
持った菩薩とされていて参拝すると智恵、知識、記憶の面で
ご利益があると信仰されています。
13歳になる男女が着飾って十三歳の厄を払い、智恵と福徳を
授けてもらえるように虚空蔵菩薩にお参りする風習を
十三詣りと云うそうです。
本堂前に長く伸びる臥龍松が見事な樹形を見せてくれていました!
参道から続く境内は樹木や四季折々に咲く草花がいっぱい広がっていました!
四月に催しされる十三詣りやさつきの咲く季節に再訪して
その咲きっぷりと華やかな賑わいを観てみたくなる奈良の古刹です。