京都府木津川市、海住山の中腹にある古刹を訪ねてきました!
かつては恭仁京のあった瓶原(みかのはら)を見下ろす海住山からの眺望
「補陀洛山 海住山寺」 (ふだらくさん かいじゅうせんじ)
奈良東大寺の大廬舎那仏の造立を発願した聖武天皇が工事の無事を祈願するために
西暦735年に良弁僧正が一宇を建て、十一面観音像を安置して開基。
当初は藤尾山観音寺という寺号で開創したのが始まりと伝わる古刹でてす。
聖武天皇は平城京の鬼門にあたる海住山の地に伽藍を建立することで
東大寺大仏の造立を無事成就したいと願った。
国宝 五重塔
鎌倉時代、貞慶が舎利を安置するために建立、1214年に完成。
総高17.7mと奈良の室生寺に次いで小さな塔は細身で初重に設けられた
吹放ちの裳階が一層安定して見える五重塔です。
各層の屋根の四隅にはいろいろな思考がされています!
本堂
寺号の扁額
「やる気地蔵」 何くそ・・・と祈る地蔵さんは初めてでした!
そっと祈る地蔵さんに観音さん!
境内にはご住職の気遣いなのか退屈しない工夫があちらこちらにありました!
この言葉に・・・ ぐっと息を呑み込み感謝! 感謝!
京都府木津川の「海住山寺」は見所いっぱいでした!!