雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

聖地巡礼 3

2023-07-18 00:03:58 | 美味い
○○○で応援されると大ヒットする、とか。
□□□のタイアップ曲になると大ヒットする、とか。
△△△に出演すると大ヒットする、とか。
音楽ビジネスの世界においてはそんなふうに語られる
「メディア」的なものがあったりもするのですが。
今であれば、それは......
人気アニメ作品のテーマ曲になると、とか。
YouTubeの再生回数がこれくらいになると、とか。
そんな感じでしょうか。

ひと昔前ですと、
TVドラマのテーマ曲になれれば、とか。
「ザ・ベストテン」という番組に出れれば、とか。
「Mステ」という番組に出れれば、とか。
それと......
大阪の「FM802」というラジオ局のパワープレイをとれれば、
というようなこともありました。



先日、所用あって、
そんな関西メジャーFM局の筆頭である
「FM802」というラジオステーションに伺っていました。
現在は「FM COCOLO」も同時運営するこの放送局は、
実は、僕にとっては音楽人としての仕事のイロハを
全て教えていただいた「親」のような放送局でありまして。
個人的には、いつ伺っても、
そのオフィスに一歩入るだけで
生まれ故郷の実家に帰ったような気持ちになったりするのです。



とても大切な人たちがいらっしゃるところ。



涙が出そうになる時もあります。



だからあまり行かないようにもしているのですが......



僕にとっては、
まぎれもなく聖地と言えるようなところでしょうか。



今も、
これから先も、
ずっと大切に思い続けていくであろう場所の一つ。



今回、そんな放送局に伺ったのは、
おバカ満点♪新入社員時代にみっちりと仕事を教えていただいた、
番組ディレクターであり、プロデューサーであり、
制作会社の社長さんでもあるKNさんとのアポイントがあったからで。
2人で話していたことの主題は、



「FMラジオの将来はどうなるのか......」



という、結構重く、厳しい現実のお話でした。
ソーシャルメディア全盛のこの時代において、
これから先も更に変化していくであろうメディア世界において、
FMというメディアにはどんな未来があるのだろうか?
と。
未来はあるのだろうか?
と。
そんなお話をしてきました。



「とにかく何か新しいことをしなければ......」



と。
暫定解としてはそれが全てでしょうか。
お世話になった人達とは、なんとか、
また新しい何かを生み出せるように頑張らなければと。
気持ちや考えを引き締めもしてきた次第です。



そして、
そんな放送局は今も昔も大阪市内の
「南森町(みなみもりまち)」
という地下鉄駅の上に立つビルの中にあるのですが、
そこには
「天神橋筋商店街(てんじんばしすじしょうてんがい)」
という古くからの商店街もありまして。
そこに僕さんのもう一つの聖地......



コロッケの聖地!(=゚ω゚)ノ



があるわけなのでつ。
ええ。ええ。
引き締めた心がユルんじゃうのでやんす( ̄∀ ̄)ニヤリ
こちら。
「中村屋」さん。





802に来るとつい寄っちゃいますのです。
僕さんの中ではサイコーのコロッケなのでちゅ。
これ以上のコロッケを僕さんわ未だ知らないのでちゅ。
いつも歩きながら2枚ぐらいわ食べちゃうのでつ。
食いだおれちゃいます。
802の番組やスタジオにもどれほど持ち込んできたことか。
皆さんに差し入れたことか。
たまらんポンチ。



話の流れで他の聖地も記したりなんかしちゃいますと、
大阪ですから、
「たこやき」でしょうか。ね。ええ。
こちらは「たこ焼き発祥の店」を謳う「会津屋」さん。
本店。
西成区は玉出という玄人好みの街にあります。







「元祖たこ焼き」「元祖ラヂオ焼き」「ねぎぶっかけ」の三種盛り。
「ラヂオ焼き」は「ラジオ」でなく「ラヂオ」と書く!的な。
なにかとやべーっす。



いわゆるダシ味系のたこ焼きさん。
ソースは小皿に別差しで、
お好みでつけてもつけなくてもいいのでちゅ。
大きさも小さめで、
口の中で火傷しないように「ホクホク」もしやすいサイズ。
ホクホク万歳。



お店のHPにある「たこ焼き物語」は以下の通りっす。
色々と想像してみてくださりませ。



=============================
大阪のたこ焼きは昭和8年(1933年)、
会津屋の初代遠藤留吉が、肉 、コンニャクなどを入れて焼いた
ラヂオ焼(又はラジューム焼)がはじまりです。
その後、もっとおいしい大人の味をと考え、
昭和10年(1935年)、
「明石のたこ」と「ころも」に味をつけて焼いた、
大阪のたこ焼が生まれました。
今ではソースを掛けたたこ焼きが普通となっていますが、
たこ焼とは本来、
手も汚さず冷めてもおいしく食べるものでした。
会津屋はシンプルで旨味のあるジューシーなたこ焼きを
そのまま食べるスタイルを今でも代々守っています。
=============================



さらにわ、こちら。
「冨紗家(ふさや)」さん。本店。
僕にとっては、ですが、
ココこそが「大阪風お好み焼き」の聖地。
完全無欠の大阪風お好み焼き。
空堀商店街(からほりしょうてんがい)というところにあります。



ある先輩はこのお店のあまりの美味しさに感激し、
東京から呼んだ彼女をこのお店に連れて行ってプロポーズ!
したという伝説もあるくらい美味しい。



この「キムチ焼きそば」さんも美味しいのですが、
僕さん的に絶対に外せないのは、
序の口となる「豚もやしセイロ蒸し鍋」
かの松田優作さんがこよなく愛した一品ということで
ファンの間では「優作鍋」とも呼ばれておりやす。







「オカワリ!」
と言いたくなる衝動を抑えるのに必死になるのです。
下に見える美しい物体は名物の「とんとん焼き」
山芋と豚とキャベツのみで焼き上げ、
最後に玉子で包むってなすんぽー。
ウマクないわけがありまちぇん。



僕さんお好みの「モーチーズ焼き」は餅とチーズとシソと豚。
これ以上の組み合わせなどありわしまちぇん。



デザートを抜いたシンプルなセットメニューに
「モーチーズ焼き」を追加するのが僕さんの得意な頼み方。
とにかくヤベーのです。
竹中直人さんが描いたお店のオヤジさんの絵もサイコーなのです。



そんなこんなの大阪の街。
この街に住んで必死に働いていた僕にとっては、
今もって、どこもかしこも聖地なのでございます。
ええ。ええ。(^^)



「君の顔が好きだ/斉藤和義
YouTubeにはライブ版のみがありましたが、
この曲は仕事のイロハもわからなかった僕さんが、
初めてFM802のパワープレイを獲得した曲。
上に出てくるKNさんの力添えは勿論のこと、
会社の担当チームさん達やマネジメントさん、
当の本人にも相当な無茶を言って、
それでも一緒に動いてもらって獲得出来たという
「仕事の喜び」が今も心身に染み込んでいる一曲であり、
アーティストさんです。(^^)



☆シリーズ過去記事☆
聖地巡礼
聖地巡礼 2


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