雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

通貨戦争 震

2018-01-09 00:01:48 | 面白い
「ビットコインってどーなの!?」



的な。
昨年からそんな話が僕の周りでもカナリ多く聞かれたり、会話に出ています。
メディアでもかなり多く取り上げられている話題の様です。
たまたまなのですが、僕の場合は、
とても仲の良い友達にこのジャンルのエキスパートさんがいて、
かなり前から色々と興味深い話を聞かされたり、
勉強させてもらったりもしていました。
実際の通貨取引などにしても、その友人にガイドされるがまま、
あーだこーだとやってみたりもしつつ、
今の所一通りの体験や体感はしている感じで。
なので「新しい時事ネタ」ということに限って言えば、
仮想通貨の話は個人的にはそれほどインパクトが強い......という事でもなく。
ただ、確かに、まだまだ多くの疑問や不安も湧いてしまう
通貨システムであろう事は間違いの無いことだとも思います。
そしてそれは、多くの方々にとっても同様で。
きっと不可思議で得体の知れない世界......
といった様に捉えられているのではないかとも感じられていて。



当然でひょ!



そんな怪しいもの!......って。



ええ。ええ。(゚ω゚)



ただ、新年に入ってからもまだまだこの話題が飛び交っている感じなので、
「でわわ、、、」
と、今回ちょこっとだけこの辺の話を記してみようかと思い至ったワケでございまつ。
そして、僕がこの話をするのであれば、それはマサにタイトルの通りで。
エヴァンゲリヲン(エヴァンゲリオン)の映画が公開された2013年頃に記していた
通貨戦争 序
通貨戦争 破
通貨戦争 急
のシリーズ記事達からの「純然たる続きのお話」ともなるわけなのです。(^^)
もしかしたら、この時の記事で記していた様な事を考えたり、
思っていた様な人達というのは、
この頃から「仮想通貨」なるものにそれなりの関心や興味を持っていたのでは無いか?
とも思われ。そしてそれは、
投資的なものとして考えている方々とはまた違った捉え方や見方をしているのだろうな......
ということかもしれなくて。



そもそも、



「仮想通貨」



なる訳語がエラク痛々しく、



また、間違っている言葉ではないかとも思うのです。



本来「仮想=バーチャル」なる言葉と、
今話題になっている通貨さん達とは全く違うニュアンスであるのです。
英語では正確には「Crypt Currency(クリプト・カレンシー)」。
それは、正しく訳せば「暗号通貨」であって。
ニュースを伝えるマスコミさん達も、いや、
マスなコミュニケーション媒体であればこそ、
こちらの言葉を選択すべきだと思うのですが......なぜか?
此の期に及んで「仮想」の方を使って公のニュースを伝えていたりします。

不思議です.......

果たして、暗号通貨の本質は伝わっているのだろうか......と。

実は、伝えたく無いのかな?......なんて。

これが、僕の心模様の本当のところでもあります。
そんなメディアスタンスにも何か?意味でも?あるのか?わかりませんが、
上にテキストリンクした「通貨戦争」という記事は、故に、今になってまた、
僕の中ではとても重要なこととして浮かび上がってきたりもしているのです。



さて。
「天」にまします方々への疑問があるのです。



労働を、全く同じ時間と技術と結果とで仮定した場合。
ベトナムの農家の人が畑を耕す労働対価と、
日本の農家の人が畑を耕す労働対価は同じとなるのでしょうか?

同様の仮定において、
中央アフリカ共和国の官邸で働く大統領秘書の労務対価と、
日本の安倍首相秘書の労務対価は同じなのでしょうか?

現実は、全く同じ時間と技術と業務結果とした場合でも、
大きな差が出るのではないかと思います。
なぜ?ソレホドまでに大きく!?というくらい。
通貨の価値そのものの違いや、
国の財政状況や物価の違いなどが大きいので、
全く同じ種類と質、量の労務においても対価に大きな違いが出てきてしまう......
平等とは?何なのか?



為替。



金利。



金融や銀行のシステム。



貨幣経済。



資本主義。



民主主義。社会主義。



世界には、多くの人々が何の疑問も抱かなくなった「ナニモノ」かが、
まるで空気の様に当たり前に包み満ちているのかもしれません。
誰かが考え出したであろう作為的な「ナニカ」が、
世界を厚く覆っていたりするのかもしれません。
本来、同じ人間が、同じ作業と苦労をしたのであれば、
双方とも同じ価値の対価を得るべきではないでしょうか?
そんな単純で明快なことでさえも歪められている、いや、
まだ成長途中にある故に達成されていない文明や社会ではないか?
などと言う事は出来ないのでしょうか?
それは、単純で明快な事だからこそ成立させるのが難しいのでしょうか?



さて。
「地」を護る皆々様方にも少しばかりの質問が。



多くのモノがデジタル化され、ネットワーク化もされた現在の社会が、
未だデジタルに置き換えられていないものには何があるのでしょうか?

勿論、デジタルに置き換えられないもの、
置き換える必要などないものもあるとは思いますが、
デジタルに置き換えたらもっと良くなるのかもしれない......と、思えるものには、
あと何があるのでしょうか?
残っているでしょうか?

音楽や映像はいち早くデジタルに置き換えられました。
僕の働く世界では、そのことは身に染みて、そして、切実なる問題でもありますが、
なんとかそんな構造変革を乗り越えるべく日々皆で奮闘しています。

あとは?

手紙はメールになりました。
多くの紙も無くなりそうです。
ペーパーレスの文化は最早オフィスのかなりの部分を侵食しています。
電話もデジタルとネットワーク技術によって世界中でフリーになりました。
TV電話すらも、ネットワーク上であれば世界中どこでもタダで繋がります。
以前はどれだけ高かったことか......
買い物も。デパートも。
多くの商品がネットワークショッピングに置き換わっています。
リアル店舗のレジも、オフィスの受付カウンターも、
ホテルのチェックイン、アウト等もデジタルになりそうです。
AI」はどこまで?何を置き換えていくのでしょうか?「IoT」?
あとは?何が?デジタルに置き換えれるのでしょうか?



お金。



通貨。



紙でできた通貨は風前の灯火ではないのか!?



とは思えない?



.......でしょうか?



レレ!?



思えない!?



ですよねーーーーーーーーー(・д・)ノ



でも、少し考えてみると、
今の通貨や経済のシステム、既存銀行中心の為替や金融システムでは、
記事冒頭に書いた様な不可解で不平等なことが起きているワケです。

もし、通貨がデジタルに置き換わったら.......

ビットコインを始めとする「暗号通貨」の世界では、
全ての資産がネットワーク上にあるので、
パソコンやスマホさえあればお金の送受は二者間で「直接」可能となります。

直接のやりとりなのでお金の送受にかかる手数料は「ゼロ」。

それは、息子へのたった100円の仕送りすら、損なく.....
ロスなく送れることを意味します。

しかも24時間。
好きな時に。
スマホから数タップで可能となります。

僕のビットコイン体験の根幹はココにあって。
冒頭に記した友人が、夜中の12時に、
チューハイを飲みながら、その場で、
僕の目前で、
僕のスマホ・ウォレットに数ビットのビットコインを送りつけました。
その間、たった数秒。
僕のスマホには当時の時価換算で数万円のお金が入り込み、
それは実際、ビッグカメラでビールを買うのに使えたのです。
友人はとても涼しい顔でこうのたまうのです。

「ね。」

こんなことが出来るということは、
銀行のキャッシュカードはいらなくなります。
ということは、ATMもいらなくなるワケです。
勿論「支払い代替機能」と言う意味でのクレジットカードも必要なくなります。
クレジット会社への年会費もいらなくなるというわけです。
プラチナもゴールドもブラックも、
その他付帯サービスの違い以外意味は持たなくなります。

実際のお店での買い物も、
Suicaなどを筆頭とした現在のプリペイドカードの使い勝手が、
全ての場所で実現するワケです。
オシャレな小銭入れは必要なくなるのです。

アマゾンなどのネットショップで買い物をしても、
それをクレジット決済にしている場合、
買い物時にはクレジット会社への手数料も必ずつけられています。
もしお金自体がデジタルであれば、
代金はそのままスマホからお店や生産者や製造者に直接送れるので、
カード会社を通して払う必要はありません。

そんなふうにカード会社などに支払う手数料が無くなるということは、
たった「1円」の商品でさえも売ったり買ったりすることが可能になる、
ということです。
パッケージングや送付料は除く!とさせて頂きますが。
ええ。ええ。勿論。

そもそも、現金融システムでは、
お金の送受はユーザー同しが直接出来ない仕組みになっているのです。
お金を送ったり、受けとったり、引き出したりするには、そこに必ず
「介在者=システム=銀行やら何やら」
が存在しているのです。
暗号通貨ではこの介在者が無くなると言うワケです。

そして、お互いが同じ単位と価値の通貨を持っているので、
外国の友人に送金をする時も同じレートと価値感覚でもって送れます。
日本の1ビットはアメリカでも同じ1ビットの価値を持つものとなるのです。

ということは、アンデス山脈の上に住んでいても、
スマホさえ繋がっていればその場で預金も送受金もできるわけです。
世界中のお店から商品を買うことも、
アンデスの庭に生えている果物を売っても、
パッケージングと送付料以外はシステム介在マージンも為替差も無く、
全てを利益と出来るワケです。



はて......為替とは!?
手数料とは?
なんだったのでしょうか?



旅行するにしても。
スマホのウォレットに日本で入れた100ビットは、
そのまま海外にもスマホで持ち込んで、
そのままの通貨単位と価値でダイレクトに使う事が出来ます。
通貨両替作業とか、両替手数料は?円安?円高?今幾ら?......
なんていう心配も手間も必要ありません。



「仮」の話ですが......日本が経済破綻の危機を迎えるとします。
やばい!日本円が価値を失ちゃうみたいだお!どーしよ!?わんわん!
このまま国が破産したら、日本円なんて紙くずやんけ!
政府や国家の保証がない通貨なんて何の価値もないやんけ!
その時!僕のウルトラの母は!
なけなしの銀行口座預金を全部ビットコインに変えるなんてことを言い出すのです。
そうです。
自国通貨の価値が無くなるのであれば、その前に、
そのまま全世界で使えて、しかも!
単位や価値が同じ通貨に換えておく方が安全だし、便利だし。
「その方が確実じゃないのヨォォォォォォォォォーーーーーーッ!」
っと。そんなポンチキなことを言い出しやがるのです。

でも。

この判断は正しいのです。

昨年、実際、経済破綻に直面したジンバブエやキプロスではこのことが起こりました。
もしかしたら、公には出ていませんが......
ギリシャやイタリア、スペインなどの一部でも......
かなりの自国通貨が他国通貨や口座を上手く使いつつ
ビットコインに変えられていた様にも?思えます。
その証拠にベトナムでは昨年末に「仮想通貨取引は違法」と定められました。
社会主義国だからこそ出来る自国通貨保護施策、法律といったコトですが、
これらの事実は、既に、国家が保証する通貨より暗号通貨の方が信頼できる.......
という民衆の判断が多かったということの裏付けであるような捉え方も出来ます。

今現在、
経済破綻の危機に置かれている国家が世界にはどれくらいあるのでしょうか?

昨年のビットコイン価格の急騰の裏には、一部ですが、
こんなこともあったのではないか?とも思われるのです。
もちろん、キー局のTVニュースなどでは全く取り上げられはしませんが。
原因もなく、そして、
投機目的などの理由だけで異常な急騰などしないとも思われるのです。
さらに昨年は通貨発行量が半分に制限される「半減期」と呼ばれる年に当たってもいて。
日本では正式にお金と認められる金融法の適用が決まった年でもあったわけです。



さて。



「天地神明」の皆様にも問いたく思うのです。



暗号通貨とは怪しいものなのでしょうか?



国家が担保しない通貨など、信頼性など無いに等しいのではないのか?と......



あちこちで、
お店でも、
こんな動きが加速しまくってますけど......

—————次回、この話は、
暗号通貨の大元の技術である「ブロックチェーン」という、わけのわからん!?
技術の話をチビッと絡めつつも、
そこから国家と通貨の未来像へと話が進む感じなのです。

仮想通貨、いや、暗号通貨の話と言うのは、
もしかしたらインターネットが登場した時以来の、
地球文明的大変革の話ではないのか?とも思われるのです。
インターネットで言えば、
「ピィィィィーーー.....ガァァァァーーー.......@*#$%%&!?$%#......」
と、アナログ電話回線でパソコンを必死に繋げていた頃の様な、
そんな時代とイメージが重なる時が、今という時ではないのかと?
そんな話である様な気もしちゃうワケです。
興味のない方にはトコトン申し訳なく、お詫びするのでございます。
かしこ(*´ω`*)


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