雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

鏡の世界

2012-07-30 00:16:55 | 不思議...パワスポ寺社
日本最古の書物の一つである「古事記」と、
それに続く「日本書紀」の二つを合わせ、
通称「記紀=きき」と呼びます。

その記紀に書かれている神話の中で、
太陽神であり、皇祖神でもあり、
日本国の神ともされている天照大御神(アマテラスオホミカミ)は、
神々の住む天上世界、高天原(タカマガハラ)において、
孫である瓊々杵尊(ニニギノミコト)に

「人々の暮らす地上を良く治める様に、、」

という命を下します。
これが有名な、
いわゆる「天孫降臨(てんそんこうりん)」の物語。
日本の地上史はここから始まるという神話。

命を受けたニニギは、
高天原から地上世界......現在の日本とされている豊かな島国......
葦原中国(アシハラナカツクニ)に降り立ちます。
この時、
先々に起こるであろう様々な困難を心配した(であろう)アマテラスは、
辛いことにも決して負けない様にと、
たった一つだけ、
天上界からのお土産をニニギに持たせます。
神話においてアマテラスが
「直接語り、手渡したモノ」は「たった一つ」です。
それは、
現在ほぼ全ての神社の拝殿で中央に置かれ祀られているもの......



それが、鏡です。



丸い、太陽のような鏡。



神話におけるこの鏡は八咫鏡(やたのかがみ)と呼ばれ、
今も「三種の神器」の一つとして
天皇家が受け継ぎ守っていると言われています。
また伊勢神宮内宮に置かれ、守られているとも。
社におかれる多くのものは太陽をイメージさせるデザインになっていて、
下の台座は燃える炎や雲の様な彫刻が施され、
その上に磨き込まれた円い鏡が載せられています。



この世は全て鏡。
対する相手の中に理不尽さを認めたら、
それは即、自分の中にある理不尽さと同じもの。
相手に愛を感じたら、それは自分の中にもあるもの。
誰かに親切にされたら、
きっと自分も同じ事を誰かにしている。
そういう優しさを持っている......



アマテラスはたった一つ、それだけ、
地上に降りるニニギに教えたのだと思います。
それがこの世界を生き抜く唯一のコツなのだと、
そう教えたのです。
コレが日本の神様の教えであり、
あまり表では語られない日本神道の奥義の一つです。
神道と言うのは、故に、僕の中では宗教ではありません。
それはギリギリまで研ぎすまされた
「哲学」と言って良いもののように思えています。



もう一つ。
例えば、
長い時間をかけて大好きな神社に出かけたとします。

「きゃー!えんむすびぃぃぃー!」
「神様おねがーい(><)」
「宝くじあててくだされーーっ!」
「お受験制覇ぁーーっ!」

などと、仮に東京から三重県、
伊勢の地まではるばる片道三時間かけて行ったとします。
電車を乗り継ぎ、駅に着き、
タクシーに乗って鳥居の前に降り立ちます。
「赤福」も食べたいもんだから、
ちょっとお茶屋で一休みなんかして。
そんでもって、なんだか妙に混雑している長い長い参道を、
巨大な杉の木の立ち並ぶ姿に圧倒されながらてくてく......と進み。
いよいよ神聖なる拝殿の前に到着します。
気持ちを引き締め、
出てるおなかを気持ち凹ませて、
お辞儀をし、
柏手を響かせます。
両手の掌を胸の前で合わせ、いよいよ......と、
叶えて欲しいお願いをします。
目を閉じ、真剣に、
一心、且つ、神妙な気持ちで大切なお願いをした後、
閉じていた目を開け、顔を上げます。



そして、その時、
その目に映っているのは......



あっ!?



なぜ僕が神社が好きなのか......
という些細な話のつもりが......
こ、これ、長くなりそうな感じ......
物理の話もちょっと絡めなあかんし、
サッカーオリンピック代表のモロッコ戦も始まってしまいそうだし......
うーー......
つづくぅー!(><)/



赤福ぅーっ!伊勢本店の「盆」せっとーーっ!
どやーっ!


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