黄昏オーディオ

ちょっとだけオーディオ。

ペアー探しは、そうそううまくはいかない

2014-04-06 19:24:01 | オーディオ(真空管)

久しぶりにチューブチェッカーSDサウンドTC2を引っ張り出してきた。前に使ったのがおよそ5年前。さらにその前は7年前。めったに使わない機材ですがあると便利です。
付属のバイアス電圧表には、6DJ8についての記載が無いので、メールにてSDサウンドに問い合わせたところ夕方近くにおそらく石上さんご本人からお電話を頂き色々と教えていたき感謝感激。というわけでおおむね以下の要領にて測定。
DC電圧モード(電流も電圧モードで測定した値を読み替えます)に設定したメータをGV(バイアス電圧)、PI(プレート電流)、PV(プレート電圧)にそれぞれ接続。測定する真空管を所定の位置にセット。バイアス電圧表に記載のある真空管であれば、S1スイッチを入れてGVに繋いだメーターの値を所定の数値にあわせれば良いですが、6DJ8はリストに無いので、S2スイッチを入れてバイアスを調整しないといけません。
バイアス調整スイッチは3段階の切り替えとスイッチとレベル調整のつまみの調整が必要です。三段階の切り替えを左端、レベル調整も左端にしてレベルを調整。この段階でPVの値を確認するとだいたい260Vほどを示しています。測定時にプレート損失(W)を超えないようにしないといけません。プレート損失はPI(プレート電流)×PV(プレート電圧)。データーシートを探すと6DJ8のプレート損失(最大値)が1.8W程度ですから電圧が260Vだと6.9mAが電流の最大許容量。余裕をみて最大値の8割程度の5.5mAを目安に、バイアス電圧を調整します。
6DJ8の場合は切り替えスイッチを最大の3レベルにして、レベルスイッチを真ん中程度にした、-7.8V程度にバイアス電圧を調整したところでまずは測定。4本のPIが5.9、4.8、3.3、2.5
一応2本づつで近いといえば近いですが、マッチドというレベルにまでは達していない様子。バイアス電圧をいくつか変更しながら、再測定しますが、だいたい誤差は同じ程度。
↓ブログ村ランキングに参加しております。150を超えるブログがオーディオカテゴリーに登録しています。↓
にほんブログ村 PC家電ブログ ピュアオーディオへにほんブログ村
オーディオ ブログランキングへ
blogramのブログランキング