黄昏オーディオ

ちょっとだけオーディオ。

切磋琢磨(前編)

2006-11-19 13:15:54 | オフ会(アウェイ)
すっかり冬めいて、紅葉シーズン。
そうだ京都へ行こう。
というわけで京都のオーディオ名所散策に出かけてきました。
同じ名前のオーディオ義兄弟kimuraさん&キムコウさん宅にケロさんとともに伺ってきました。まずはキムコウさん宅から。和洋のアンティークが散りばめられた階段を上がって変形天井のロフトルームが子供のプレイルーム&納戸&オーディオルーム適度にモノに囲まれた感じが趣味的で羨ましい。アンティークの木箱にケーブルなどが入れられていたりして、インテリア・アイデアもいただき感満載です。薄い合板にテンションをかけて造作された曲線の変形天井には、わが家の天井にぶら下がる球体を遙かにしのぐ数の木材が打ちつけられています。天井の造作は首が痛くなるというのは、わかる人にしか分からないでしょうね。
部屋の中央にスピーカーが鎮座して、スピーカー後ろの面積が前の面積と変わらない。スピーカー背後面積は訪問記録更新です。アースリンクへの給電がシナジーのデザイナーズリファレンスというド級ケーブルだったり、電源系統への拘り、機器の設置もド級&地道な拘り。すべてのケーブルは高架で接してないのも、ごく当たり前のように対処されていて、必死度は限りなく高く、妙なところで親近感。
そこから奏でられる音は、当然の如くハイレベル。特徴的なのが空間の広がりでしょう。奥には実際の空間があるので当たり前のように奥行きは広く。天井は決して高くなくのですが、音場の高さは遙か高い。教会ものは天井の響きも相まって、奥の壁にマリア像があるかのようです。音場が床の下への展開するのも羨ましい。音場に包まれて、イスに座って漂う感覚が楽しくて仕方ありません。天井の反射の響きも音の広さで旨く対処されています。自然な録音のディスクと位相をいじりまくったディスクも両方楽しめるのが印象的でした。