陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

最後までうちの猫でいて

2008-10-12 06:20:26 | ねこ
円形脱毛の娘さんご心配の方のコメントお返事書いていて
猫たちことも、
なるようにしかならないわ、
最後まで可愛がって良い時間をと
改めて強く思う気持ちなることが出来た。

ふぃんふぃんは猫エイズ白血病。15歳。よく持ちこたえている。
皮膚病に口内炎が出来続けている。
湿疹は皮膚の柔らかいところ狙ってできる。目まわり、口まわり、陰部。
爪でひっかいたり自分で噛んだりするから湿疹が化膿する。
傷になったら病気持ちだから治りが悪い。
有効な治療らしい治療はない。
ただ抗生物質と痛み止めと服薬されて湿疹に薬付けてやっている。

昨日、どうも元気がないようなので病院へ連れて行った。
熱が39.7
人間より平熱が1度高いと聞くがそれにしても高熱。

インターフェロンを打ってもらった。
人間の肝炎の人と同じ薬だ。

鯵を水煮して身をほぐしてやればなんとか食べた。
魚が好きならこれからは魚で。何でも良い。食べていれば命は繋げる。

ちゅんちゅんも一昨日、口内炎の痛みで餌が食べれず注射を受けた。
この子はカルテをみれば初診が平成8年。12歳だと言う。

夫の会社倉庫で野良ネコが生んだ子を連れ帰ってもらった。
鳴き声すら出ない子猫で
すぐに獣医さんに診てもらって抗生剤の注射を受けたからカルテの記録に間違いない。
どうやらふぃんふぃん一人っ子時代が思い込みよりかなり長かったらしい。
ふぃんふぃんから遅れること1年で我が家猫だから14歳というのは大まちがい。
エイズと同居で発症しない子も居るし
12歳ならもしエイズ罹っていなければ完全抜歯した方がこれから良いかもしれないと獣医さんに言われた。

ふぃんふぃんは抜歯と決めての血液検査でエイズと白血病が見つかって
麻酔の用意がしてあったので抜歯決行。後で出血が止まらず一時生死をさまよった。
獣医さん宅の飼い猫の血を輸血してもらった。
あの時、寝ずの治療を施して下さった獣医さんがなければこの世にいない。

そうして受けた完全抜歯後、
確かに口内炎は減ったけれども100%出来ないと言える状態ではない。
エイズ検査には保険の効かないお金がかかるし
100%完全でもないし、かわいそうにも思えてまだ決心がつかない。

働けないふがいない飼い主でお金の心配はあるけれどできるだけの治療はして、
最後までうちの猫。
大事な命の時間をいっしょに過ごそう。

娘は帰省する度に『次に帰るまで生きていてね』とおまじないをしてふたたび家を出る。

ちょっと遅めの朝散歩

2008-10-10 09:22:19 | Weblog
息子の出勤を見送って散歩に出るとちょうど通勤通学時間帯にぶつかる。
騒々しい時間帯は楽しくない。ゆったり気分を削がれる。
夕方は早く日が落ちるし、
夕食のしたくやら息子が自動車学校前にダッシュで一時帰宅もあり散歩できない。
日中はダラダラ汗と日焼けが気になり楽しめない。
ぐすぐずと散歩を止めてしまったら、
自宅こもりの運動なしの恐ろしい結果が表れ始めた。
体重がずんずん上昇。下腹にお肉が!ウエストが入らないになる一歩手前か!

通勤通学時がどうのこうのと言ってられない。
息子が家を出たら私も散歩に出た。

横を走り抜ける車のスピードがすさまじい。
こうやって自分も出勤していたんだと思ったり、
行く所のない所在ない身が淋しく感じられたり。
人間には所属の欲求ってのがあるんだっけ?

なるべく細い道、車の通れない道を選んで今までと違うコースを歩いた。
このコースもウォーキングの人と行き交う。散歩に選ぶ道は皆同じってことか?
早朝は単独やわんこ連れが多いけれど、ちょっと時間が遅いとカップルが多い。
人と時間を合わせるとこう言う時間になるってことかも。
女ふたり連れ。中高年夫婦。
我が身に置き換えると、今は女ふたり連れ約束まで面倒くさい。
夫の話など時として聞きたくないし、我が家は特殊すぎて一般家庭の話は聞き役が苦痛なこともある。
夫婦ふたり連れはまだ落ち着かない気持ちにさせる。7年も経っているのにと自分がイヤになる。
うっかり来てしまった八幡宮は
夫の最後の桜を娘と支えて愛でに来た場所だったとつまらぬ感傷まで湧いてしまった。
今はきんもくせいが香る。

摘んで帰った野花は仏壇に生けた。
猫を抱いた夫の写真まで最近飾ってしまっている。
懐古はいかんでしょう?

息子は
「川へ飛び込もうと思ったら川が浅かったから止めて帰った」などとおバカな事を言っていたっけ。
川が浅くて何より。死ぬ気は一瞬の気の迷い、気の迷い。
会社で叱られたらしい。障害と言ってないんだから何かない方がおかしい。
母と逆で自動車学校や合気道といっぱいいっぱいなのも問題かとも思う。

娘の帰省は明日だった。記憶が1日ズレていた。
記憶回路も仕事を辞めたとたんに錆びついて…もともとかな?
兄が調子悪い時の帰省はせっかく帰って来るのに気を使わせてしまう。

さて今日は実母の通院介助を頼まれていたのだった。
これ間違いないかな?母に確かめてから出かけよう。

息子から昨夜
『何にもしないのにだるいとはなにごとか?』と気色ばまれてしまったけれど、
あんたもちょっと前まで無職でも精神状態悪かったんじゃなかった?

まぁね~今日もお気楽無職らいふ~♪









風のガーデン

2008-10-10 05:23:55 | Weblog
初期のがんを放射線治療すると言っていた知人が放射線を止めて
玄米野菜等の自然食や運動で免疫力を高める方法に変えたと近況がたまたま入った。
やめろと言う立場でないけれど、
一番副作用が少ない最新の放射線治療と聞いていたのに順番を待っている間に
そんなので治った体験にこころを奪われたのだろうか?
今、がん治療は日進月歩。
     がん=死の時代じゃない
医師には継続してかかっているのだろうか?他人事だと切り捨てられず苦い思いがしている。
治療を選ばない選択なんて記事を書いたけれどちょっとコレは違う。
虫歯を治療しないで歯磨きで治すと言うに等しい。万一、転移してからでは遅い。

緒形拳さんの遺作となった風のガーデンが始まった。
役どころは富良野の在宅ケア医。
認知症患者のエンドレス会話にていねいに応対するシーンがほほえましまかった。
ちょっと前までこう言う会話の世界で働いていたから懐かしくもあった。
主人公は中井貴一扮するエリート麻酔医の方だった。

【コメント】
■ 脚本 : 倉本 聰
「死を目前にした一人の麻酔科医を主人公に、「人が最期に帰る場所」を描くドラマです。タイトルにもある「ガーデン」には、三途の川を渡るところの向こう側に見える花園、という意味合いがあって、どうやってそこへ行き着くのか、つまりどう最期の時を迎えるのか、ということを描いてみたいと。家庭崩壊、ターミナルケアなど、今の日本で問題になっていることをベースに据えながら、死ぬということについて考えた作品です。

↑フジテレビのHPhttp://wwwz.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2008/080425garden_frame.htmlから
最後のドラマだと思って観るとテーマに重みが増す。
富良野の花々がきれい。北海道は紅葉しているころか?

ターミナルケアや死ぬことについて考えたドラマ。
緒形拳さんの語られなかった思いに心寄せながら10回ちゃんと観たい。


ランタナは蝶もお好き

2008-10-09 08:11:29 | Weblog
昨日は黄いアゲハ


今日は黒いアゲハ

毎日、いろんなちょうちょがやってきて蜜を吸う。

このランタナはわんこちゃんちでない方のお隣さんが注ぎ木で増やして鉢で下さった。
鉢管理は水やりが面倒くさいので地植えにしたらみるみる増えた。
5月から咲いてまだまだ咲き続け、葉枝はもうどんどん伸びて少々邪魔くさくなってきた。
剪定しようかと思い思い今から咲く蕾が付いているかわいそうで伸びたいだけ伸びる任せている。


触ると甘い香りがする。
淡く咲きはじめて濃くなって金平糖みたいな小花をパラパラ散らして終わる。
さりげなくって愛らしいのにたくましい。

やっぱり切るのは花が終わるまで待とう。
野放図が我が家らしい。


最後の初恋

2008-10-08 19:37:32 | 映画(DVD)
何を観ると決めずにレディス・デイの時間つぶし。
おくりびと』と『最後の初恋』とどちらにしようか迷って
リチャード・ギアにふらふらと誘われた。
原作が「君に読む物語」の人だと言うのにも惹かれた。

髪を振り乱して
日常に追いまくられて自分を省みる時間もない中年はちょっと前の自分と重なる。
独り身のさみしい男と女ですこしづつ本音もらし合いながら
切ないセリフがぽろぽろこぼれ出てキュンとする。

  ひとりで食事はしたくない。

  君は誰が支えるの?

支えなど自分以外のつっかえ棒以外にないわ。
つっぱってつっぱってぎりぎりでも踏ん張って、倒れるわけにはいかないのだから。

いまどき
連絡手段は手紙だけ。
触れ合ったのは一夜だけ。

大人のおとぎ話に2時間現実を忘れる。
出来たらハッピーエンドで終わって欲しかった。
終演のドアを出たら「おくりびと」の方がからっと気持ちが晴れたか知らん?と観ない方が良く思えた。
おとぎ話はめでたしめでたしでなくっちゃ。
これか観る人のために結末は書かずにおこう。



治療を選ばない選択

2008-10-08 07:43:17 | Weblog
緒形拳さんが急死…先月末には元気な姿も(スポーツニッポン) - goo ニュース

71歳。今では早い死。
5年前に肺がんと分かって家族以外には知らせず治療せず
患者でない自分の時間を選択された。

亡夫は治る治療なら耐えられるが治らない治療には耐えられないと言っていた。
長い治療生活で入院患者の時間よりも自分の時間を大事にされたのだろう。

こう言う選択もありだと改めて思う。

著書に『臍下丹田』。心身の活力の源である気の集まるところが丹田とか。
強い意志の方だったのだろう。

高齢者の中には
「充分生きたから薬は要らない」と一切の医療拒否の方にも出会った。

これから追悼映画がたくさん流れることだろう。
良い映画がいっぱい残った。
意志の弱い私は
今朝も朝の血圧と喘息の薬を飲んで、
テレビで生きておられるかのような緒方さんに出会う。

遺作を観させていただこう。合掌。

姑の蜂の一刺し

2008-10-06 12:28:08 | Weblog
『元気』という自己申告聞いて介護保険申請却下後、連絡も取る気がしなかった。
理髪店を開けているというから、
誰も訪ねて来ないと言うわけでもないだろうし
具合が悪くなったら
責任者は長男亡き後も一人っ子長男嫁のワタシと言うことで連絡してこない隣近所の親戚ではない。

月曜日は理髪店の休日。
判で押したような行動パターンをとる姑の買い物ディ。
1週間分の食糧買出しにバスを利用させるのはいくらなんでも酷だろう。
いやいや電話して迎えに行く時間を約束した。

イヤなんでグズグズと家を出る支度がはかどらない。
余計なことばっかりしたくなる。
ため息と共にキッチン片付けをしていたら朝のフルーツが盛ってあったガラス容器が手から滑って粉々。
掃除機を出して後片付けがまただるい。

私が手伝って植えたじゃがいもはどうなっただろう?
あれから2週間は経っている。
迎えに行ってすぐに畑を見た。
癇性な姑らしく耕して表面がなめるように整えられた畑が二畝出来ていた。
しゅんぎくとホウレンソウの種まきをして、雨が当たって掘れないように覆いをかけていたそうだ。
じゃがいもは芽がまばらに出てきていた。

姑曰く

  みかんさんが買ってきた苗はちっとも芽が出ん。
  お隣さんが買ってきたのは良い具合に芽が出たけど。

ハイハイそうですか!
あれは店頭になくて捜し歩いた種イモだったし、確か種類が違っていた。
どっちがどうっだったか?どっちに私が買ってきたのを植えたか全然私方は覚えてもいない。

何をしてあげても一言グサリ。
気にいってもらおうと思ってするワケじゃないけど
いつまで経っても蜂一刺しに慣れないわ。
コレが天然だったらすご過ぎ。

スーパーで別々に買い物に回っていて
ものすごく意地悪い顔のばぁさまがカートを押していると思ったら姑。
生き様は顔に出るって言う。私もだんだん意地悪顔になりそう。用心。用心。

荷物の詰め込みにビニール袋を天地さかさまで開けようとしていたり
目も手先にも相当老いはきている。
こんなんで良く散髪が出来ると不思議。来る客があるから開けているのだろうけれど。

もちろん荷詰めは手伝って重い荷は運んで、かいがいしく動きはする。
でも、芯からキライ。
これはどうしようもないわ。

来週の連休には娘が帰省してくる。
来週だけは血の繋がった孫に買い物係はまかせようかな?

喘息が出たのは先週の月曜日、買い物の後だった。
1週間分の飲み薬は切れた。吸引薬だけでもう少し様子を見ようか?午後から受診しようか?

ねこの天敵 おとなりわんこ

2008-10-06 07:37:12 | ねこ
デジカメが修理スミで返ってきた。

さっそく雨上がりの庭草の水も滴る美形を撮っていたら
きゃんきゃんわんこが勢いよく駆け寄ってきた。
おとなりのロングチワワ。
小さい体に大きな闘志。どんなデカイ犬にだって吠えかかる。
だっこして散歩するうちの猫にはなつこうとするけれど
ふぃんふぃんは脅えて震え、ちゅんちゅんはにゃ~~ぁ~~と威嚇吠え。

ハイポーズをしてくれないけれど
隣のおばちゃんの方が撮ってほしそうだったのでパチリ。
いそいでプリントアウトしてお届してきた。
近所付き合いも大事と心得まする。
子供の話はしないけどペットと庭草話では盛り上がる。
息子の夜叫やらデカイ怒鳴り声でご迷惑かけているとは思う。
聞かれないんで話さないけど…
バイクのマフラー改造して夜中に吹かしている音もごく近所のどこからかするし
いろいろありぃ~のは我が家だけではないとも思う。



↑近所の人に話題提供のパーブたち

秋の森の奇跡  林 真理子著

2008-10-05 22:29:15 | 
秋の森の奇跡
林 真理子
小学館

このアイテムの詳細を見る


若い頃の林真理子はおもしろかった。
うんうんと気持ちの分かるとこも多かった。
『ルンルンを買いに』なんかおもしろかった。
いつからつまらなくなったか?
結婚した頃からかな?
同年齢女性作家で読みやすい文体なんでついつい読んでないの図書館で見つけると借りてしまう。
借りて一気読みしてわ~ぁ~くだらん
ほんじゃ、借りなければ良いのに。読まなければ良いのに。
書架に林真理子の本はないことが多いから借り手は常時あるとみた。読みやすいからか?

題名を平たく言えば『人生秋の中年期の奇跡のような恋愛』とでも言うのだろう。
あいも変わらず彼女の言う平均以上ハイクラスの人物ばかりが登場。
不倫、子供の進学熱、美容、ファッション、グルメとお決まりの世界が繰り広げられた。
そしていつものパターン。
女の価値基準は男がいかにお金を彼女のために使うかで決まるのだ。

この小説には母親認知症介護が絡む。
介護業界で働いていた者としては読むに堪えなかった。
もうちょっとしっかり調べて書いて欲しかった。
いくら虚構とは言え介護保険利用は現実の事なのだ。

主人公は女としても最低ではなかろうか。
夫の不倫疑惑に心揺れ、自分は気持ちの逡巡を正当化しつつ不倫をし
出来もしない母親の介護を強引にしようとし、
最終的に不安にかられたら男に支えてもらおうとし、自分のわがままだけに正直。
働く女としても家庭持つ女としても母としてもきっぱりとした芯がない。

意地悪い目で人を見ているあたりが小気味いいと言えば小気味いい。
二世帯同敷地内隣居の兄夫婦と別居娘の認知症母をめぐる押し付け合いやら
実母の認知症を認めたくない気持ちやら、施設入所の姨捨て感やら
ケアマネジャーの実務で確かに出会ったケースでもあった。
林真理子風調味で設定がお金持ち過ぎて現実離れ感は否めないけれど。

50代半ばである著者が女性として賞味期限を40代前半としているところがちょっと笑える。
人生80年時代。
実年齢7掛けがちょうどの精神年齢とも言われる今、
40代前半を人生の秋に喩え最後の恋というのも
外見的に女性は醜くなったら恋年齢ではないと言う彼女特有の美意識かもしれない。
男性から賞賛されるためだけや同姓への対抗意識だけで、
きれいでありたいと願ったり努力したりするのは違うと思う。
いくつになっても身綺麗にしていたい気持ちは本人の美意識の問題のような気が私はする。

ここまで悪く言ってまた林真理子を読んでしまうのだ。
なんでだろう?


西 加奈子の小説

2008-10-05 04:30:18 | 
しずく
西 加奈子
光文社

このアイテムの詳細を見る


こうふく みどりの
西 加奈子
小学館

このアイテムの詳細を見る


こうふく あかの
西 加奈子
小学館

このアイテムの詳細を見る


通天閣
西 加奈子
筑摩書房

このアイテムの詳細を見る
著者来店よみうり堂


まとめて図書館で借りてきた。
『通天閣』を一瞥して息子が

  『関西系だな。オレきらい。』

大学5年間を過ごした神戸でロクな思い出がない所為で関西系はみな嫌う。
たしかにコテコテの大阪庶民が主人公。
服のセンスと言いシブチンぶりと言い息子のアパートの大家さんを彷彿とさせる。
最後の日にカギを取りにきた大家さんは見るからに高そうなビロード肉厚てらてらヒカリのコートを着て、イボイボの健康サンダルを穿いていた。
ゴミためのような息子の部屋から出た一切合財を引き取ってくれた。
家電製品は使えるとしても使いかけのシャンプーやらもごっぞりビニール袋に入れて持ち去った。
「とっとと出て行け」を頭を下げて5年間置かせてもらってた弱みで敷金礼金返らずプラス50万文句をいわずに支払って出た。
家の破損がすごかったけれど冷静になってみるとあのチープな1Kの1室だ。
出入りの業者に格安でやらせらたに違いない。
ボラレタ感じが未だにぬぐえない。
他には知らないけれどまさに、関西圏のおばちゃんだった。

小説にはいっぱいこう言う人が出てきた。
お金には縁がないもっと人にも恵まれない人々の日常。ないない尽くしでもどこかあっけらかんと風通しが良い。
落ちるだけ落ちた気持ちも、これ以上落ちられない経済状況の生活も
最後にはふあっと肯定してくれている。

私自身相当、役に立たない人間に思えている今、
『大丈夫。そんなんのもありやで。』
と背中を撫でてもらえたような4冊だった。

『こうふく みどりの』と『こうふく あかの』は連作。
しかもいろんなストーリーが太字ゴシックと明朝体の字で別れて進行。
最後にはすべて因果関係が繋がってくるというややこしい作り。
私には読みにくい感じ。もう一度、あのあれがここにこう関係してきたのかと読み返しもした。

いちばん好きなのは短編集である『しずく』
ねこの話も入っていたし。
人間以上に個性的な犬猫が出てくることと
色がくっきり分かる描写が特徴でもある。

図書館に返したら彼女の別作品をまた借りてこようっと。
息子にはげぇ~っと言われそうだけど。

笑える今日のブログ通信簿

2008-10-04 00:39:56 | Weblog
過去10記事から採点するらしい。
どんなことを採点基準にしているのか不明だけど

  年齢10歳

  性別不詳

大抵、男性と出たり実年齢とは程遠かったり。
今までで一番へんてこな結果
通信簿ソフトくんを悩ませた?

右下に通信簿のブログパーツを貼っています。
毎日、成績の変化は対してないけれど、年齢、性別には笑えます。

白い藤袴?

2008-10-03 08:19:23 | Weblog
これも友だちの友だちから初対面の日にもらった。
立ち話から盛り上がって互いの庭を見せっこして、勝手に増えてる花々を交換。
猛暑にせっかくの葉っぱがどんどんしおれて、
ダメかと思ったら地面から新芽が伸びて命をつないだ。

萩、桔梗、葛、撫子、尾花、女郎花、そして藤袴

秋の七草のひとつかな?藤色ではないけれど。白も清楚。
野草っぽい花々が華やかな花より好き。
下の方に勝手に増えて咲いているのは高校時代からの腐れ縁の君が持ってきてくれたトレニア。
ありがたいこと。人の情けで庭が彩られて。

kururuさんに褒められたんでまた庭の花をデジカメ撮影したけど…
デジカメのお帰りが待たれます。
ピンボケごめんなさい。


ちょっと調べたら『花ひよどり』にも似ている。

     

  花言葉 清楚

  雨に伏すひよどり草の花明り  南 禮子
     
      石俳句会HP 毎日の花と花の俳句と花ことば より


こんどはバナナダイエット

2008-10-03 07:29:59 | Weblog
お暇にまかせて夕御飯の支度には早い時刻、乾いた洗濯物をたたみつつ見るともなしのテレビをON。
家に居ると光熱費がかさむ。働かない上にマイナス要因。

お暇テレビは『バナナの皮でエコ』と言うのをやっていた。
何でもエコ。エコと言うケチ推奨も鼻に付く。
断じてエコのためではない。
2極化の貧しい方の庶民さまはケチケチして節約をしなければ生きてゆけないだけなのだ。
貧乏は素敵とかつて贅沢は敵『欲しがりません勝つまでは』といっていたのに等しく国の陰謀みたいに思える。

おっとっとっと
バナナの皮を捨てないで使う方法をテレビでやっていた話だった。
皮製品が磨けばピカピカになると言う子連れバツイチパパのアイデアだった。

たまたまバック磨きのクリームが切れてバックが薄汚れてきて気になっていた。
バナナの皮がクリーム代の節約になるのならこれ幸いなり。
さっそくスーパーに行ったら、
いつも山盛りバナナがパラパラと平積み。しかも一房298円。高い!
買わないことにした。
そう言えば森クミさんがバナナで痩せたとかどっかのサイトで見た。
世に言うバナナダイエットのおかげで品薄な上にちゃん値上げがしてあるのだ。

奇特なお店があった。
念ずれば通ず。
一房98円。思わず2房買占め。こう言う客が要るから品薄になるのね^^;

バナナの皮を得るにはバナナを食べなければいけない。
はじめて思い出した。ワタシはあんまりバナナが好きでない。
食べろと言われれば食べないことはない程度。
なんとなくその気にならなくてテーブルに置いておいたら
朝食はコーヒーとフルーツだけの息子が

  『朝にバナナはいいなぁ~』

ふっふっふ~♪息子に食べさせようっと。
この際と大いに煽った。
息子の中学時代の陸上部監督センセが試合の前にはバナナと言っていた。
即エネルギーチャージしていつもよりパワーアップすると言う説明だった。
仕事前にはジャストフィット。

やっとのことで皮磨きが出来る。
たしかにツヤツヤ。汚れもきれいになる。
ただバナナの繊維がポロポロ落ちて回りが汚れる。
ツヤツヤもクリームほどの長持ちがしない。
まぁ~捨てる部分だと割り引けば確かに使える。

バナナ2房は急いで食べない腐る…買ったバツとして一人のお昼にもおやつにも…
ダイエットからはほど遠い…とほほ

しかも朝バナナが息子の習慣になったら、ない!は許されないアスペなのだ。
こんな時にマジイわ。保存の効く食品でもない。
はやくブームが去って平常価格でまた山積みになることを祈ろう



紫紺野ぼたん

2008-10-02 07:24:04 | Weblog
やさしい名前に惹かれれ、はらりと散る儚さに惹かれれ、せっかく貰ったのにずぼら管理で枯らしてしまった。下さった方は60歳を待たずに鬼籍の人。取り返しがつかない。性懲りもなく友人宅から挿し木苗を貰った。今度こそ大事に大きく我が家に根付いて欲しい。前下さった方への罪ほろぼしの気持ちも込めて。

苗に付いていた蕾が開花。うれしいなぁ~こんな時にデジカメが修理中。携帯から~うまく撮れていますように(*^-^)b

介護保険では儲からない

2008-10-02 05:30:12 | Weblog
介護保険の事業所、利益率最大14.4ポイント悪化 (朝日新聞) - goo ニュース

介護保険制度自体をどうにかしないと経営が安泰のところなどこもなく
介護の質向上も危ぶまれる。
スタップを研修にすら行かせていない。
転職大王のワタクシは
経営者から最前線スタップまで
認知症の人への対応や人権意識に低さにはガマンがならなかった。
ちゃんと利用者ひとりひとりに対しての介護をスタップ全体で見直す時間もない。
人が足らない。
まともな賃金や労働体制で雇っていては事業所が成り立たない。

今の高齢者は戦前のお上主導に逆らわない慣習を持つ人が多いが
戦後生まれの自己主張や権利主張を当然と思う団塊世代に介護が必要なった時
今のような介護感覚ではブーイングの嵐なのは目に見えている。
すでに60代後半の利用者にはそういう傾向が感じられはじめている。
利用者として言われていることはいちいちもっともでそれに応じれない介護施設側に問題解決が求められる。
求められるがここまで事業所自体がチープであると不服を言うに留まって改善にはつながらない。
介護へはアツい思いを抱いて入ってくる心あるスタッフは現実とのギャップに潰れてゆく。
介護職の離職率の高さは何も賃金の低さだけではない。

ケアマネジャーは公正中立で利用者の立場に立つことが要求されているが
事業所併設型でないと成り立たないのが現状。
介護職よりわずか高いケアマネの給与は他の併設事業所へ利益もたらす事見越して支払われている。
分かっているから利用者より会社サイドに立たざるを得ない。
制度は出来た時にはみんな独立してやってゆくだろうと思われた聞いた。
実際、独立事務所ではほとんど収益が上がっていない。
事業所へ利益もたらすケアマネで居たくないと思う人材はいっぱい居るが、生活安定ためにはやむなしとあきらめて働いている。

介護報酬の見なおしの財源は?消費税アップなんてことなるのだろうか?
麻生、小沢の舌戦はどこか党主体で国民が置き去りな感じがして、全治3年とも思えない。

麻生さんは祖父の影響でキョウイクチョクゴが諳んじれて
第二次世界大戦を『大東亜戦争』と言うとか?
ちゃんとした庶民感覚は大丈夫?

あちゃ~論旨がヅレた