陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

裸蛍光灯の下にサザンの流れる

2005-10-08 06:25:48 | Weblog
仕事でドジ踏み、家ではテーブルの上に乗って蛍光灯取り替え損ね、カバーごと落下。こっぱみじん。相当、メゲメゲ

ためいきやら無意識に漏れる情けないつぶやきを息子が聞きとがめて、

「オレのせいか!」

と怒りだした。毎度の事だけども、私に受容のゆとりがなかった。息子の怒りは余計に私を落ち込ませる。

「かぁさんだって、いつも機嫌良くはない!」

「自分が情けないだけで、キミには関係ないから、気にしないで自分のしたい事の続きをしたらいいわ!」

おっぱらって、散乱した蛍光灯の破片の始末をした。部屋中に危険破片が散らばっている。ボロ掃除機がなかなか吸い込まない。息子は音がウルサイのも苦手。いつもなら掃除機は息子の不在か、かなり気を使って使うところだが、今夜はかまっていられない。

物事の中断にものすごいストレスを感じる息子がイライラしながらたびたび覗きにくる。

「手伝いはないか?」
「疲れているか?」

しまいには掃除最中の母に

「肩ももうか?」

相変わらずズレている息子なりの気遣いなのだ。口調は怒りに満ちている様にしか聞こえないところも息子らしい。お手伝いは正直、足手まとい。アブナイからシッシ。

なんとか片づけが終わった頃、息子の用事も終わったらしい。サザンの曲が流れるテレビを香ばしいそば茶すすりながら、ふたりで観た。サザンは母との数少ない共通項だ。わずらわしいコト、気疲れするコト、通じ合わないコトだらけの息子とふたりきりの家庭も悪くないや~ハレルヤ~

蛍光灯取り替えは息子がした。最初から身長150cmのチビ母が無理しないで息子に頼むべきだった。頼むタイミングを掴めず4日も切れたまま、部屋の隅には取替え用蛍光灯が用意してあった。エイヤーがイカン。何事もせっかち、細部に神経の周りかねるところが私にはある。

机に上がって、爪高立ちで、めいっぱい手を伸ばして、足元不注意。片方外して反対を外そうと移動したら、足元に机の面が無かった。カバーとチカチカがうるさいので数日前に緩ませていた替える予定の蛍光灯が私と一緒に落下

仕事のドジの大半もそこら辺りから発生する。家ではユルシがあっても仕事にないのがユルシだ。サルでもする反省を一応深くする…

部屋がやけに明くなった。当分はこのままカバーなしで過ごそうか。欠陥母子の住む家にはふさわしいかも