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陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

ビンボウ人は病気にもなれない

2006-04-09 09:31:14 | Weblog
介護保険の改正に目を奪われて、リハビリが一部疾患を除いて発症180日で打ち切りとなる改正があったことを知らなかった。昨日の朝日新聞15面。東京大学名誉教授多田富雄氏の訴えを読んで驚いた。

脳梗塞の後遺症で重度の右麻痺。4年リハビリを続けてやっと、左手でパソコン入力出来るようになられたそう。今回の診療報酬改悪でそのリハビリも打ち切り。

記事の題名がせつない

 『リハビリ中止は死の宣告』

脳梗塞の片麻痺はかなり一般的な障害で、多くの方が少しでも自立回復を目指して、リハビリに取り組んでおられる。180日で病院から見放されて、どうしろと言うのだろうか?介護保険適応年齢の高齢者は病院+デイ・サービス通ってリハビリに励んでおられるが、現デイ・サービスには充分な理学療法士の数はない。介護保険も改正になって、どこのデイ・サービスもこの先減収は明白な事態になっている。新たに理学療法士が増やせる素地がない。

かの有名な私みたいな野球オンチでも知っている長嶋さんの
あのリハビリの成果は、

『一般人には望めない』

ってことでしょう。
もう、ひとつ。朝から腹立つ!

 『公立病院の治療代未収平均3000万』

朝日新聞社の調査結果が朝刊に出ていた。払わないモラル低下もあるのかもしれないけど、払えない人が増えている感じは強い。病院に行くと検査が多い。薬が多い。ちょっと診てもらって、財布から出て行く医療費にため息が出る。

稼ごうかと言う姿勢が病院にあるわけ?
いっぱい検査しないと、病名がつけられない医者にいつからなったのだろう?
医学の進歩は何か後退させてしまったような?

亡夫が地域ではかなり頼りにされている総合病院へ入院中のある日曜日。当直医師が居るにはいただろう。ガン疼痛を押えるモルヒネで便秘になった。看護師に浣腸を朝頼んだら、医師の診察が要ると言う。その医師が午後4時にようやく現れて、おなかを触って、レントゲンへ行ってくれと言う。結果、

『やっぱり便がたまっていました。浣腸します。』

と言う笑えない事実。
最初から、
ウンチがでないから浣腸してと言っているでしょうが! やぶ医者くん。
病人の痛み、苦しみはその間、他人事だから医療従事者は鈍感なのにちがいない。
 

安い賃金の中小企業や、いつまでたっても臨時雇用の常勤や、パートしか求人のない中高年。一旦、リストラされると以前の収入には戻れない。

年金は払う額が増える一方で、もらう方は減る一方。
貧富の差は拡大の一方。

貧しき者は障害、高齢になっても公の助けも充てにできず・・・

この先、どうなるのだろう?
あるにはある社会保障と中味からっぽの未来予想図が浮かぶ・・・


そうそう、検査しないと分からないと言われた手根管症候群の手のしびれは
鍼灸・マッサージ師さんに教えてもらったツボに
毎朝、自分でお灸をすえてなんとか快調。
検査のために欠勤して、(入社半年は有給なし)
検査料を払うよりウンとお得で楽になりました。

あれっ…話がそれました。おしまい



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