職場近場のランチ探索

職場の休憩室はいつも満杯。
ここで食事を交代でとるルール。
転勤当初は
交代の順番を巡っては奇妙な遠慮が横行して、なかなか誰も席を立たないのに閉口。
私がずっと一番に飛び出していた。

今では、さっさと１２時に半分は席を立つ。
私も先に取ってもらって後から取る日も多くなった。
遠慮のけん制という嫌な雰囲気は払拭された。

しかし、休憩室では休憩した気分にならない。
昼ぐらい同じメンツから離れたい。
外にランチ場所求めることにした。

一応、田舎駅とは言え駅前。
なにかあるだろう？
うろうろすればあるある。
相当古い昭和の香りが残る喫茶店がいつくか点在している。
ここでは“ランチ”と言う言葉はみあたらず、”日替わり定食”と張り紙がしてある。
コーヒー付き８００円～５００円。
ワンコイン以下で買える弁当よりちょっと割高だけど、気兼ねないリフレッシュタイム。
くるりと回れば毎日違う店に顔が出せるくらい見つけた。

最近、連れが出来た。
なんと彼女はずっと、休憩室がイヤで昼抜きだったそう。

お昼にささやかな家庭料理風の定食を出すのは、ちょっと古い女店主。
お客はほぼ常連ぽい。
お昼を作る手間を省く単独年金生活者と言った比較的お元気な高齢者。
女店主と語りながら食べている人がほとんど。

私もだんだん常連になる。
転勤から２ヶ月経過。
だいぶ馴染んだ。

別の部所だけれど、６月１日付けで
また一人採用になり、トコロテン式に一人、まったく別の職種に転勤辞令が出た。
その人は１年前にもまったく職種が違うとこをから福祉事業部に回されたばかり。
やっと慣れた感じを受けていたのに、また。
宮仕えの身。どこへでも職場は行けと言われた所へ行くけれど、
転勤の理由がよく分からない。
誰かを優遇するために、邪魔者を弾き出してしまうような？

私の場合もなんとなくそういう匂いがした。
考え過ぎか？

こうやってケアマネがデイサービスへ回されて辞めて行った人が過去にある。



私は定年の誕生月、頑張って踏ん張っても最長、再来年２月までだからどうでもいいが、
今回の転勤者は３０代前半の男性。
ゆっくり育ててあげる優しい目を望む私は甘い？









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