陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

姑の復帰戦スタート

2008-02-21 06:03:26 | Weblog
姑宅へ福祉用具と配食サービス業者と民生委員とほぼ同時刻へ終結。
嫁の言うことにはことごとく逆らいたくても
他人には剥きつけにモノが言えないだろうという計算ずくで
これからどうするか?本人に考えてもらおうという腹だ。
お金が絡むことでもあり、
支払う本人の承諾がなければ何にも手が出せない。

入院生活は本人の予想を超えて下肢筋力が弱っている。
♪~だからいったじゃないの~♪
と半世紀も前の唄のフレーズなど突如思い出す。
どうやらウソ八百の中から真実を拾うと
私がしつこく言っていた『廊下を歩け』は
廊下を病人風体で歩いて人に見られるのが恥ずかしいからと
退院のその日にのみ
人が居ない時を見計らって一度だけ決行して、
病院の長い廊下を歩いたと言う事に満足し
たかをくくっていたと言う事らしい。

介護保険適応なら手すり設置は一割負担。
一人暮らしなので配食サービスは半額。
今の様子では要支援1.2くらいの判定結果は出そう。
しかし元気になったら店を開けて
介護保険適応者と言うのは問題だろう。
まだ元気になったら理髪店を開きたい思いが強い。
これまでも並の人と違う
『高齢でもひとりで稼いで生きているんだ』ってことで
人に弱みを見せず
ピンシャンしている自分を装ってきた人なのだ。
だから病衣で病院の廊下が歩けない。

結局、介護保険申請はしないことにし、自腹で
危険箇所に段差解消と手すり設置をして
配食サービスは当分
バランスの良い食事で体力、栄養を付ける意味でも
イヤになったり不必要と思ったらすぐに止めるということで
『嫁のお願い』として取ってもらうことにした。

介護保険適応外の人を対象に退院後の短期間のヘルパー利用制度は
利用料1回わずか300円ちょっとだ。
家の中を嫁である私には良い恰好がしたくて触らせられない部分も
ヘルパーさんなら案外イケルかも?と下心を抱きつつ
『買い物を頼める。』
『ストーブの灯油継ぎを頼める。』
私にSOS出していた部分を突く。
『短期間なら』ということで首が縦に振られたので急いで
役所に手続きに行った。
明日から週2回、3月末までヘルパーさんに入ってもらえる。

『今、少しの助けを借りて、元気になったら元の生活に戻る』
と言うことにどうやら落ち着いた。

緊急通報装置は親戚が町内に居ると言うことで役所に受けてもらえなかった。
替わりにボタンひとつで繋がる簡単ケイタイはどうだろうと言うことで
こっちもさっそく手配に行ったが毎月の利用料金に姑が難を示し保留。

悪徳商法にはいくらでもお金を捨てて、こう言うところは渋る。
電気代おしさに洗濯は手洗い。
寒くてもガス代節約のために給湯設備は整っていても湯は使わない。
爪に火を点すようにして生きてきたのだ。
いつまた心筋梗塞が起こるか分からない身でも
すぐに連絡できる安全より『金』なのだ。
こう言う選択がこの人の人生なんだろうとあきらめる。

考えれば
ひとりで踏ん張ってきた自負が崩れる抗いが少なかった様にも思う。
現状認識の甘さを言いすぎくらいに民生委員さんが迫っていた所為もあるが
気力が落ちたか?
まだまだ理髪店を開く気力が勝っていれば復活は可能だ。

復活に向けた応援をしよう。
むかつくことの多い姑だけど甘えない姿勢は良いなぁ~と思う。