陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

腹を割らない人

2006-10-05 07:10:29 | Weblog
私の性格からして、
うじうじとキレイごとに始終する人はスキになれない。

総理安陪くんは
どうして書いた物ばかり読んで
自分の言葉でしゃべらないのだろう?

おまけに核心をぼかして、つっこまれない防御姿勢。
おない年だけど、
総理になる前より
すんごいオジンに見える。

狡猾にだまそうと言う姿勢はみにくい。

職場にも居るんだなぁ~
腹を割らない奴。

口を開けばヨイショ節。
みえみえのヨイショはされるとムカムカしてくる。

私はいつも
自分の大バカぶりをおもしろおかしく話して
ヨイショへのつばめがえし戦術。
ドジネタは毎日更新してるから、ネタには困らない。
うぅぅぅ・・・自慢にならない

この人が私にもう攻撃してきた時があった。

 私じゃありません!
 私は触っていません!
 私はまったく知りません!

あるべきところにある書類がなくて
知らない?と聞いただけなのだ。

彼女担当地区の役所への提出申請書類だから聞いたまで。
ないのなら私は取りに行くつもりでいたから
どっと疲れた。

自分にかかる火の粉はちいさくても
必死ではらって生きてきた人なんだろう。

彼女も私とおない年。
幼い子をふたり抱えて離婚。
男の子と女の子。
男の子は息子と同じ年で
女の子は遠方就職して家を出ている。

息子は高校を登校拒否、中退。
今も定職につけないでいる。

障害がある息子の居る私と
えらく似た家族構成なのだ。

私がそう言うと
彼女はいつもこう言う。

 『貴女にはご主人の愛(遺族年金)があるじゃないですか』



遅あがりのヘルパーさんと休憩室でふたりっきりになった。
彼女も離婚して高校生の子持ち。
アパートで内緒でワンコを飼っている話から
ついつい過ぎた苦労話がはじまった。

 お互いどろ水飲んできたよね。
 今も楽じゃないけど
 だけど職場にはもちこまないで
 バカ言って笑ってたい。

ちょっとめヤンキーぽいヘルパーさんで
おいおい大丈夫?
と、最初思ったけれど、
利用者さんへの声かけの上手さには脱帽。
相手の痛いところが
ちゃんとオブラートに包める話術がとっさに出る人だった。

30代半ばの彼女といつかタメ口で
畳休憩室に一緒にころがってしゃべって居た。


そこにヨイショの彼女がポットの湯を取りに入ってきた。

 おくつろぎのところ申し訳ありません


裃とって腹割って、過去に痛い目にあってる人かな?
同じ苦労して、身を守る術ばっかり身につけた人に見える。

彼女はケアマネの副業に各種訪問販売をしている。
浄水器に化粧品、ダイエット食品、保険・・・
うっかり親しげに話すと
営業でつけいれられそうになるから
みんなそこそこガード張って接する。
その辺りがお互い腹割れない関係にしかならない原因?
と、ふと思ったりもする。

そうです。
今の職場が絶対安泰で、薄給でなければ
彼女は副業が辞められる。

でも、ヘルパーさんはまだ安い賃金。
副業なしで女ひとり子育て組は何人もこの職場に居る。

そう言えば、
彼女は金、金、金とよく言うなぁ~

遺族年金を『愛』と言った人もはじめてだ。

 あれは愛なのかな?
 本人と交換できますか?
 できるものなら…



 衣食足りて 名誉職のうそっぽい総理と
  衣食足らそうと 努力の小市民と

どっちも腹を割らない人は気色悪い。
肌合いが合わないわ~