ランニングおやじの野望!

50歳を目前に突然走り始めた鈍足おやじランナーのトレーニング雑記です。

玄人の目

2011-02-01 23:01:30 | その他の雑記

普段はほとんど関心がないくせに、3日目になってもまだサッカー・アジア杯の余韻に浸っているオヤジである。(笑)
3日目ともなるとさすがにTV報道もただゴールシーンのリプレーの繰り返しというわけにもいかず、さまざまに趣向を凝らしてくる。その中でとりわけ印象深かったのは、サッカー界の大御所・川淵三郎キャプテンが選んだ今大会の日本選手ベストプレイ。

選ばれたのは、準決勝・韓国戦の延長前半7分に決めた
細貝選手のゴール。ワシのようなど素人が見ると、本田選手のPKが相手キーパーにセーブされてしまい、わずかにこぼれたボールをうまい具合にそこにいた細貝選手が蹴りこんだとしか思わないのだが、そんな偶然の産物ではなかったようだ。

PK弾が放たれるその瞬間、後方から誰よりも早く猛然と全力ダッシュで前へ前へ、疾走している。
「確率的にはものすごく低くても可能性を信じて全力で前へ向かったその姿勢があればこそ生まれたすばらしいゴール」と川淵キャプテンは絶賛していた。なるほど、そうだったのか。

李選手の見事な決勝のボレーシュートや守護神・川島キーパーの獅子奮迅ぶりは誰の目にもわかるが、細貝選手のあのゴールをNo.1に推すところに、プロの目、玄人の見る目の深さを改めて感じ入った次第。

一般ファンの中には、選手でなくザッケローニ監督こそMVPという声もあり、それもうなずける。
この監督のキーワードは「成長」。とくにこの名言は胸にしみる。

「成功は必ずしも約束されていないが、成長は必ずできる」

たゆまぬ努力あってこそ、成長があり、チャンスも与えられる。そんな当たり前の真実を改めて実感させてくれたアジア杯サッカーに感謝。


ところで、本日から「第21回 仙台国際ハーフマラソン」(5/8開催)が先着順で申込受付開始。公式HPによると初日で男子は定員(900人)の過半数となる479人。女子は定員300人に対し78人でまだ大丈夫そうだが男子は急がねば。
ワシはなんとか初日に無事申し込めた。希望大会に出るには、まず申込競争をクリアしなければならない状況がますます激化しそう。

[2/2追記] 2日目の午前中で、すでに男子は定員超となり受付終了したとのこと。来年はどうなる?
 ⇒仙台ハーフ公式HP

★オヤジの心を癒す昭和の歌 (74)
  BS・TBSの「うたの旅人」(火曜夜10時)はけっこう欠かさず見ている歌謡ドキュメンタリー。今夜は美空ひばり最後の絶唱となったこの歌の背景を丹念に見せてくれた。

 
♪ 川の流れのように (美空ひばり/1989)

コメント
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