ランニングおやじの野望!

50歳を目前に突然走り始めた鈍足おやじランナーのトレーニング雑記です。

ジョン・レノン・ミュージアム

2010-09-30 21:41:38 | その他の雑記

最初で最後の訪問となってしまった。本日9/30限りで閉館。最終日は予想通り、平日の午前中、しかも雨というのに開館前から長蛇の列となった。

JRで「さいたま新都心」駅を通るたびに、スーパーアリーナの一角に目についた「ジョンレノンミュージアム」。一度は見に行きたいと思いながら果たせないまま時は過ぎ、閉館の日が迫ってきた。10年間のライセンス契約期限切れとのことだが、事情はよくわからない。存続を求める署名運動も行なわれたものの、ついに最終日を迎えた。

ついに行けないまま終わるかと思いきや、この日に別件で有休を取ることになり、しかもその予定が午後に変更になり午前中が空いた。

入館すると最初にミニシアターで7分間のショートドキュメンタリーを観るため、60人ずつに区切って入場。これを見ただけで、もう胸がジーンとしてきたオヤジである。
ジョンの40年の生涯が順を追って各区域に展示されている。
少年時代に一人で編集したという個人雑誌の実物や、学校の先生たちをユーモラスに描いたイラストなど、少年時代から「表現したい」欲求は強かったようだ。センスもすばらしい。

ビートルズで世界的な存在になりながら、内面は疑問と不安にさいなまれていたとき、運命の出会い。前衛芸術家オノ・ヨーコの展覧会にジョンが行くと会場に脚立が置いてあり、登って見ると天井に小さな yes の文字が。ジョンはハートをわしづかみされてしまったようだ。ミュージアムでは脚立でなく階段で再現してあった。

大いなる愛と平和を語り、具体的に表現し行動した点で、そして突然の理不尽な最期を迎えたという点でも、坂本竜馬に相通ずるものを感じながら、行列が続くミュージアアムを後にした。せつなさと、やるせなさと、しかし深い感動とともに。

それにしても、閉館とは。惜しい。報道も多数来ていた。


館内にいた間、ずっと曲が流れていて、今も脳裡に鳴り響いている。その中で、最高の代表曲はやはり Imagine.。


9月も終わり。今月は4ヵ月ぶりに月間200km超となった。

 

 

コメント (2)
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