先週木曜の筋肉痛が回復しないうちにまた新手の筋肉痛中のオヤジである。
土曜の夜、6時半スタートの「第2回 文の京3時間マラソン」に参加。夜にスタートの大会というのは、たぶん初めて。
文京スポーツセンターの周囲1.2kmの歩道を周回する。
メイン種目の12時間リレーが先に午後6時スタート。シリアスなチームと完全ファンラン組との落差の激しさが笑いを誘う。
30分後に個人3時間走の部がスタート。刀水メンバーがワシも含めて5名出走した。4分以内/4~5分/5分以上、の3つのブロックに分かれ、エース格のトクさんは前グループから、あとの4名は中グループから。総勢200人ほど。
5月の仙台ハーフ後、一度に20km以上を続けて走るのは4ヵ月ぶり。2週間前の外苑6時間走のときは初めから、6時間走りきるのはあきらめ、歩きを混ぜてようやく46km。今回は、エイドとトイレ以外は立ち止まらない・歩かないのがマイルール。最低30km(25周)以上は走ってゴールを目標とした。
結果は27周で、なんとか32kmを走った。刀水メンバーのトクさんには6回抜かれ、33周で男子3位は立派。同じくNEKOさんにも2回抜かれ、女子2位はお見事。
20周を超えたあたりからへろへろ状態となったオヤジだが、エイドのあんぱんをむさぼり食べながら、とにかくコース上は歩かない・止まらないを守って走り続けることができた。
非常に楽しい雰囲気の大会で、帰りには参加賞をどっさりいただき、リュックサックに入りきらないほど。大変お得な大会でもある。
11月の大田原フルに向けて、依然見通しはキビシイけれど、ともかくここから積み上げていくほかに道はない。
翌日曜、初冠雪した富士山麓の霊園に家族で墓参。ここには妻方の父と祖母らが眠っている。先月の台風豪雨による山崩れや道路陥没などの被害跡があちこちで見られる。山道をほんちょっとだけ上がったり下がったりジョグ。
猛暑の影響で開花が遅れていたヒガンバナがようやく咲き、随所で群生が見られた。間近に見ると、その花は実に複雑微妙にして華麗な姿である。花言葉はReborn=「再生」。
今朝は早く起きられず、体操とステップ昇降のみ。
朝走らなくても夜のプールは欠かさず。今夜もクロ-ルのドリル練習にせっせと励んだオヤジである。
ところで、100万部を超える大ベストセラーとなって現在もなおランキング上位を守っている『もしドラ』をワシもようやく読んだ。どうせキワモノだろうと、たかをくくって読まずにいたのだが、中2息子まで熱心に読んでいるのを見て、あまり期待はせず読んでみた。
「小説として稚拙であり、ビジネス書としても三流」との辛口評がもっぱらのようで、正直ワシの感想もそれに近いのだが、それでもストーリーに引き込まれ、終盤195ページ以降はもう涙、涙であった。
ドラッカーの経営書をベースにした青春小説というところが意表を突く組み合わせで、普段は本を買わない人まで買うからベストセラーになるのだろう。ドラッカーのその元本も同じ版元から出ており、ツレ売れしている。うー、うらやましい……。
⇒「もし高校野球の女子マネージャーが ドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
(岩崎夏海/ダイヤモンド社)
★オヤジの心を癒す昭和の歌 (52)
ひょんなことから、この歌のタイトルが会話に出てきた。仙台の学生下宿で近所のパチンコ屋(まだ手打ち!の時代) に入り浸っていた当時、よく流れていたノリのいいジュリーの大ヒット曲。
♪ 危険なふたり (沢田研二/1973)