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ランニングおやじの野望!

50歳を目前に突然走り始めた鈍足おやじランナーのトレーニング雑記です。

ナンバビクス!

2005-10-06 22:56:36 | ナンバ・古武術・動き
*替えた壁紙の評判悪い (文字が読みづらい、とくに
  コメントが/雰囲気が怪しげ) ので、以前に復帰。
  ちょっと季節が合わないが、ご勘弁を……。


「ナンバ式 骨体操」(全4回、初回欠)にひき続き、
今度はナンバビクス講座に参加(新宿・朝カル)。

今回は、長谷川先生による骨体操の復習と
ナンバビクスの動きの基本。

「トレーニングというと、つらいこと=効く、
という思い込みが、体育教師である私にも
強くあった。そうではなく、局部に負担が
かからないよう、全身を均等に器用に使って、
動けば動くほどラクに長く動ける。それが、
ナンバの動き方」との長谷川先生の解説とともに、
従来の動き方とナンバとを自分で試して、
その違いを実感できた。

たしかに、よりラクに長くムダなく速く
動けそうな気がする。

これをランニングにあてはめれば、
究極的には、ラクな走り方になるほど
長く速く走れることになる。
ホントかな? まだ自分でも半信半疑だが、
先のたのしみがまた増えたのはたしかだ。


朝雨中16km(つま先5km) 1:31・49、
心拍164。
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ナンバは「ひねらない」!

2005-09-29 22:10:42 | ナンバ・古武術・動き
「ナンバ式 骨体操」全4回の最終回が終わって帰宅したところ。

ナンバビクスでワシのニガ手な横の動きに戸惑いながらも、
気持ちよく動けた。

わが家で話題になっていた「ひねる動き」について、矢野先生に
直接お聞きしたところ、やはり「ひねらないほうがいい」のお答え。

腰痛体操でイスに座って腰をひねる腰痛体操については、
「だいたい医者は、動き方、体の動かし方に関しては全然わかってない。
腰痛で腰をひねったら、よけい悪くなるだけ」

ダイエットで体をひねる動きについても、
「ひねると腰周りの脂肪が取れるような気がするだけ。部分やせは
できない。ひねっても腸や腰に負担をかけるばかりで効果なし」

ということで、まことに明快。

後半、ナンバビクスで「その場ナンバ」を踏む動作で、長谷川先生から
左右に重心を移動させずに中心線を意識するように、と指導あり。
ランで2軸走行ということで、接地した側に体重を乗せていたが、
ゆっくりジョグならそれで安定するものの、ペースが速くなると
間に合わなくなってくる。
そこが疑問だったのが、ひとつ解決できそう。明朝は左右の踏み替えを
しないで、股関節の切り替えを早くする意識で試してみよう。


帰路、一緒に受講した元気なお姉様方二人と新宿駅まで歩きながら
話すこともできて、うれしいオヤジであった。


朝11km(つま先4km) 1:06・24、心拍159。

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『ナンバ式 快心術』

2005-09-08 21:03:47 | ナンバ・古武術・動き
遅ればせながら、矢野・長谷川両先生共著『ナンバ式快心術』(角川書店)を読む。

この中で、最近わが家(だけ)で話題沸騰中の「ひねる動き」に関して、次のように述べられている。

  ナンバ式の動きとは、無理や無駄のない身体の動かし方です。
  動きの贅肉を取って、動きの質を上げていくことを目指しています。
  そのために、出来るだけ「捻らない」「うねらない」「踏ん張らない」で
  動こうというものです。

ということで、あくまでも、できるだけムリ・ムダを省くために極力ひねる動きをしない、
との主旨であるようだ。

本書は、ナンバによる身体の動かし方を探究・指導していくなかで、
おのずから「心を抜きにしては指導できない」ことに気づき、
心の動かし方を無視しては体の動き質も上がらないとの観点からまとめられた
「こころのナンバ」指導書といえるもの。
共著だが、(私の推測では)主たる核心部分は矢野先生の哲学に拠っていると思う。
クセのある論旨ながら、そこがまた魅力。

その矢野先生との出会いを長谷川先生が「あとがき」に書いているくだりがなかなかおもしろい。

  矢野先生と初めてお逢いしたのは就職の面接の時だった。
  面接室に入った時、裸足でイスの上にあぐらをかいておられた。
  いたずら小僧のガキ大将がそのままそこにいた。
   (中略)
  桐朋学園大学でも矢野先生の評価は二つに分かれる。
  非常に共鳴する生徒と、神経を逆撫でされたように反発する生徒がいる。
  テレビを見た人の印象も「やさしい」と「こわい」に二分する。
  とにかく「合う人・合わない人」の差が激しいのである。

私は講習会で3回お会いしたにすぎないけれど、その独特の語り口に惹かれる。
「ナンバより質の高い動きがあるなら、今すぐそっちへ行く」などと言うものだから、
スタッフはハラハラしているようだが。
今月末と来月の講習会が今からたのしみ。


朝、寝坊して走れず、ステップ運動30分。心拍106。
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ひねっていいのね?

2005-09-07 20:25:03 | ナンバ・古武術・動き
関西出張から妻が帰宅。
台風14号の影響はあまり受けずに予定どおりとのこと。

土産の柿の葉寿司で夕食。
息子たちは二人とも大好物なので、たちまちなくなる。

食後、妻は早速このブログをチェック。
素人楽師さんからのトラックバック「ひねる動き」を熟読し、
「ほー、この説明は説得力あるわ。なーるほど」
と、しきりに感心の様子。

「そーかー、ひねらないほうが省エネになるわけね」

「うむ、ワシも、楽師さんの<ナンバ走り=省エネ走法>という捉え方に
 非常に納得した」

「ひねる⇒筋肉を使う⇒エネルギー・酸素の消費量が増大、ってことね。
 となると、ダイエット目的なら、じゃんじゃんひねって、どんどん消費
 するほうがいいわけだ。私はガンガンひねっていいのね」

「えー!? そうかあ? なんか飛躍しすぎとらんか。ナンバの矢野先生は、
 ナンバ式骨体操はダイエット効果も抜群と言われとるし」

「じゃあ、結局、私はどうしたらいいの! ひねるの? ひねらないの?」

ということで、この課題、まだ続行中であります。


朝、いつものゆっくり10km(うち、つま先4km)1:07・49。心拍144。
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なんで、ひねっちゃいけないの?

2005-09-05 19:26:09 | ナンバ・古武術・動き
昨夜、このブログをチェックしていた妻がふと思いついたらしく、
「ナンバはひねらないっていうけど、そもそもなんでひねっちゃいけないの?」
と不意に訊ねてきた。

「だから、それは、体幹をひねると体に負担がかかるんだよ。とくに内臓への負荷がよくないんだと思うよ」

「だけど、腰痛体操はどれも、思いっきり体をひねるじゃないの。あれはどういうこと?」

「うーむ、それは実はワシも疑問に感じていたのだが……。ただ、体操としてやるのと、長距離走みたいに何万回もひねるのとでは、負担の大きさが全然違うんじゃなかろうか」

「ふむふむ、でもダイエットで女性に人気抜群のデューク○○さんのウォーキングなんかも、思いっきりひねってるわよ。あれも体に悪いわけ?]

「そうつっこまれても、ワシにはわからんわい。それにあの、デューク○○さんのビデオはワシも見てみたが、正直いってファッショナブルな感じがウケてるだけ。ワシは好かんな。普通のオジサンたちが熱心に研鑽しているナンバがワシは好きだな」

「あなたの好みの問題じゃないでしょ。そこんとこ、ちゃんと解明しときなさいよ」

ということで、宿題を出されてしまった。
オーレオーレさん、けいぞう先生、お助けください!


朝、ステップ運動20分。(心拍105)
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ナンバ講習会!

2005-09-01 22:23:08 | ナンバ・古武術・動き
朝日カルセン・新宿の「ナンバ式 骨体操」講座に2回目の参加。

今回も行ってよかった。
前回気づいた私のフォームの問題点が、さらによくわかった。
具体的な改良のための動きのヒントも得ることができた。


この2年間、自己流でやってきた走り方で、最も人目を引いたのは、
肩を「リバース」に回すことだったが、これはやはり不合理な動きだった。

実際、陸上ではこれで走れても、最近ハマッているプールでの水中走りでは
水の抵抗がありすぎて私流のナンバ走りはとてもできず。自然に、クロール
と同様の腕振りになっていた。

講師の矢野先生からは、
 ①両腕をやや広げて振らずに走ってみる
 ②次に、肘に意識を置いて押し下げる
というアドバイスをいただいた。
教室でちょっと走ったみたら、スピードが上がるとつい肩を回したくなる。
フォーム改良には時間がかかりそうだ。

ちょうど、日経新聞の記者さんが取材に来ていて、講座終了後に話を聞かれた。
10分近くしゃべったが、記事に1~2行(50歳オヤジ談)と出るかも。


朝10km、1:04・32(うち、つま先ジョグ4km) 心拍156。
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可愛いナンバ歩き!

2005-08-30 20:07:51 | ナンバ・古武術・動き
朝10km、1:07・43。(うち、つま先4km)
心拍181とかなり高いのが気になるが、とくに自覚症状なし。


今朝いつもの周回コースをジョグしていたら、2周目のとき、初見のカップル
(20代前半?)がウォーキング中。その彼女のほうが明らかにナンバ歩き。

まだ始めたばかりのようで、脚前部に手をおいたり、ポケットに手を入れて
みたり、いろいろ試している様子。彼氏にからかわれながらマジメに愉しそうに
試行錯誤の姿がほほえましく、なんだかうれしくなったオヤジだった。

いよいよ明日で、息子たちの夏休みも終わり。だいじょうぶかな。


夜、プール。平・クロ各250m。25m走5本、ようやく25秒の自己新!
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「腕振り」どうしてます?

2005-08-27 17:00:44 | ナンバ・古武術・動き
いつもの土曜に戻り、午前中、小3息子と市ヶ谷・日本棋院へ。
市ヶ谷⇔皇居2周、約90分。①29・51 ②27・35(心拍170)

午後、息子たちは剣道の稽古、妻は美容院へ。この隙を見て本日のブログを。


実際にお会いしたことのある数少ないネットランナー、オーレオーレさんから、
おとといの日誌にコメントあり。


 「具体的には、腕振りではなく、離足を肩甲骨を後方に引くことで引き戻し、
  着地の際には、肩甲骨で地面を押さえつけるようにすることで、
  両肩ラインが前後にすばやく動き、胸郭の潰しパワーが、股関節に伝わる感じがします。
  肩甲骨を使った脚の引き上げで、参考にしているのは、阪神の金本選手です。
  アニキの後ろ姿は、とても動物的な背中の動きをしているので、感心しています。
  また、腕振りについては、実際、手首や指先、肘は小さく動かしていますが、胸郭主導の
  動きにつられて動いているだけのことなので、これで中国の英傑走りに近づけるのでは…」


先日、駒沢の練習会でオーレオーレさんと並走する機会がありました。二人のフォームを外から見たら、相当違うとしか目に映らないと思いますが、「意識」内ではかなり共通している面もあるようです。

私がナンバ走りに取り組み始めた初期の頃は、DVDで紹介されている桐朋バスケ部の走り方に近いものでした。即ち、前傾をやや強くし、手の押し下げを意識したフォームでした。これでスピードは出るのですが、10km以上走るには難がありました。けっこう疲れるんです。
金哲彦氏が強調される「背中で走れ!」や、私が憧れる数人の女性サブ3ランナーの「筋力に頼らないなめらかな走り」を自分なりに取り入れて、ある程度スピードが出て(km4分が自分に求める上限ペース)、ラクに脚が前に出るフォームが徐々に形成されていきました。

結果として私の走り方は「一般的」といわれるフォームとはだいぶ異なったものになりました。
ハーフの距離を走りきるために、あまり前傾をとらず、肩甲骨を意識上の脚の起点にして全体を片側ずつ回転させ、その動きをサポートするように肩~腕も回転させているわけです。
イメージとしては、アルファベットのAの横棒が両側に突き出て、横棒の中央から
2つに割れて片側ずつ交互に回転して揺れながら前進している感じです。(横棒が
肩甲骨に当たります)


意識内のことはともかく、見た目にはかなり「異様」ですな。
ナンバ走りを全然知らず、私の走りを見たオーストラリアの友人Joanneは目をまん丸くして叫んでましたよ。
「オー、リバース!」と。
腕を下から上に、後ろから前に回しているように見えるので。
これが昨年9月の時点の話。その頃はまだハーフで1時間45分も切れてませんでした。

仙台ハーフの参加資格1時間35分には、あとまだ10分以上短縮しなければならぬ。
いろいろ試して、「股関節活性化ドリル」とフォームの改変を実行。
これまで腕は肩甲骨の動きに伴って、結果として回転するように動いていたのを、
意識して腰と一緒に突き出すように動かすように変えました。これでピッチが若干速くなったように感じました。
その成果もあってか、首尾よく半年足らずでハーフの記録10分以上短縮に成功。
しかし、そのツケも大きく、1年半ぶりで故障してしまったのは「ナンバ走りとの最初の出会い(後編)」に書いた通りです。


現在は、また振り出しに戻ったような気もしますが、手の押し下げを意識した動きに取り組んでいるところです。

正直な話、以前も今も、これでいいのかどうか、ホントのところはわかりません。
オーレオーレさんをはじめ、ナンバ走りを実践しておられる方々の体験談をぜひお聞かせください。よろしく……。
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ナンバ走りとの最初の出会い(後編)

2005-08-24 22:36:33 | ナンバ・古武術・動き
「ナンバの後編、楽しみ。門外漢でもちょっとわくわく」との、ありがたいおたよりに励まされ、
さあ、後編行ってみよう。よーい、どん!(サンプラザ氏のパクリ)


<飛騨高山の快走>
[ランナーズ」誌の記事を頼りにナンバ走りらしきものに取り組み始めてすぐ、
自分でもビックリするできごとがあった。
03年11/23、家族旅行で飛騨・高山市を訪ね、なんとその日に開催されていた
「高山市民マラソン」に当日エントリー。あきれる妻子を沿道に残し、2kmの部に
200人くらいでスタート。
にわかじこみのナンバ走りフォームで走り出したところ、
なんだか妙に景色の流れが速く感じる。
後ろに行った脚が再び前に出る、その戻りが今までよりずっと早くスムーズに。
どんどん脚が腰から勝手に前に出てくるようで、いつもよりとっても忙しい感じ。
あっという間にゴール。

時計を見て驚く。7分12秒。
スピードのない私は、それまで1km全力走でも4分切るのがやっと。
ヘンだと思い、ゴールで待っていた中1息子の時計を確かめると同じタイム。
順位も8番で(ファンランなので順位表彰はなかったが)、いつもせいぜい
前から3分の1くらいがいいとこの私にとってはオドロキだった。


<自分の感覚が頼り>
高山の実体験でナンバの偉力を身をもって知り、「よし、これでいこう!」と。
しかし、当初のフォームは非常に大きくて消耗激しく、2km走るのがやっと。
私の目標は当時も今も「仙台ハーフ出場と完走」なので、
高山の時のスピ-ドを生かしながら21kmを走りきれるフォームの会得が
不可欠で、これには長い時間が必要だった。

まだナンバのDVDも出ておらず、まとまった指導書も見当たらず、
雑誌のいくつかの記事だけをくりかえし読みながら、試行錯誤。
自分の感覚だけが頼りで、これでいいのかどうなのか、
確信ないままながら、気がつけば1年半近く、まったく故障知らずで走りこむことができた。
一番最初の1年は故障ばかりで月間100kmにもとどかなかったのが200kmになり、
300kmも超えるようになった。


<仙台参加資格は得たけれど>
1年半故障なく走りこめば、それなりに走力も上がる。
フルは終盤いつも失速して4時間をかろうじて切る程度のレベルながら、
目標のハーフでは仙台ハーフ参加資格の「1時間35分」をついにクリア。
今年3月の静岡・駿府マラソン(ハーフ)で1時間33分。

ナンバと出会うきっかけになった大故障の直前、03年9月の初ハーフでは、
猛暑の中とはいえ2時間を切ることもできなかった。(2時間7分)
仙台出場はず~っと先の話と自分で思い込んでいたので驚いた。
ナンバ走りは私にとってサプライズの連続。

だが「好事魔多し」、その直後、今まで縁のなかった坐骨神経痛に見舞われ、1カ月走れず。
原因がずっとわからなかった(医者は「姿勢が悪く腰のそり過ぎによるもの」と診断)
が、最近になって受講したナンバ講習会でようやく大体わかった。
やはりフォームに原因があったようだ。
とくに、スピードを増すために股関節の伸展を意識しすぎたのがよくなかったと
現時点では分析している。
(股関節は結果として広がるならよいが、意識して広げようとすると無理が生じる
のではないか。あくまでも私見)


<リベンジめざして>
ともかく、こうして調整が遅れたうえ、あまりにも「仙台」を意識しすぎて自分で
重圧をかけてしまったこともあり、そもそも冬場のレースでぎりぎり参加資格クリア程度では
夏場の本番レース(7/10)には通用せず、初出場の仙台国際ハーフは、
15kmの第2関門であえなく幕切れ。(詳細は当ブログの初日参照)

とはいえ、今年仙台に行けたこと自体が奇跡に近く、
これはもちろんナンバ走りとの出会いあればこそ。
来年の再出場と完走めざし、もう一度ナンバ走りとの新たな出会いを求めて、
ライブの講習会やDVD映像、多数出されている関連書なども活用しながら、
さらに感覚と走力を高めていきたい。


ということで、2日にわたったナンバ走りとの出会いの記、ひとまずここまで。
ありがとうございました。


本日、朝ステップ運動20分。(心拍102)
夜、プール。平・クロ各300m。25m走5本、26秒の自己タイのまま。
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ナンバ走りとの最初の出会い(前編)

2005-08-23 20:11:38 | ナンバ・古武術・動き
朝10km、1:12・00(うち4km、つま先ジョグ)。心拍179と高い。
夜プールに行こうとしたら急に雷雨になり中止。

昨夜、メルボルンの妻子からは音沙汰なし、と書いたとたんに電話あり。
国際電話が格安でかけられるカードを入手し、試しにかけてみたと。
1時間あたりで100円くらいの激安だが、かけるのに押さねばならない
ボタンが計42個あり、ボタン押しが極度に苦手な妻はあきらめ、
機械に強い中3息子がかけ、低い声で「オトーサンが出た」。

向こうは冬で寒く、突然スコールのような雨に降られたり、トイレがなくて困ったり、
いろいろあったようだが、ともかく皆無事でひと安心。

こうしてまったりとパソコンに向かえるのも、あとわずか。
(共用で、ふだんは妻が主に使用。夕方、先に帰る私が息子たちに晩飯食わせる。
といっても料理はまだできんので、朝妻が用意してくれたのを温めて並べるだけだが、
それだけでもけっこう手間)

せっかくの機会なので、今まであちこちに断片的には書いてきたけれど、この
ブログでは触れてこなかった、ナンバとの初期の出会いをまとめておきたい。
(長くなりそうなので2回に分けて)

<前史>
02年、47歳の秋、突然走り始める。ただやみくもに走るばかりで、たちまち膝を痛め、
その後も足底炎など最初の半年は故障続き。
03年春、東京体育館が新たにランニングクラブを始めるとの広報あり。
走り方の基本を学べるチャンスと考えて入会。週1の練習会に現在も参加中。
指導は金哲彦氏率いるニッポンランナーズのコーチ陣。体の使い方、動きづくりの
基礎から丁寧に教えていただき、順調に半年間トレーニングを続ける。

<また故障>
03年秋、走り始めて1年後、今度は足首の炎症で走れない状態に。それまでにも
何度か世話になったスポーツドクター(言葉はきついが、根底には愛情が感じられるので信頼)
に診てもらったところ、「おまえさんの脚は、かなり外旋気味。それを無理にまっすぐ、
一直線上を走ろうとするから足首に負担がかかりすぎて炎症を起こした」と。
さらに「一般的には正しいとされる走り方でも、おまえさんには合わないこともある。
自分の骨格に合った走り方を見つけることだな」と言われ、治療しながら新たな模索がスタート。

<ナンバを知る>
ちょうどその年の世界陸上・200mで末続選手が銅メダルを獲得。その際の
「ナンバを意識した」発言で、ナンバ走りが注目を集めていた。
私も関心を持ったものの、具体的にどこをどうすればいいのか、よくわからず。
そんなとき11月下旬に届いた「ランナーズ」誌04年1月号掲載の「なんば走りの
極意・実践編」にあった50歳ランナーの体験記が大きなヒントになった。
 
「初めは全く不可解な動きでしたが……ポイントは手の動きだったのです。
肘を振らず、手を足とともに上下すれば、後は自然に2軸走行になり、
肩甲骨の動きや足の着地、重心の合理的な移動がスムーズに行なわれる
ことがわかったのです」

この記述に従って試行錯誤を始めてまもなく、家族旅行で訪れた飛騨・高山市で、
思いがけない体験を。

(以下、後編に続く、なんちゃって)


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